「上方漫才大賞」は千鳥! そして奨励賞にテンダラー、新人賞はプリマ旦那が受賞!
上方漫才界で最も長い歴史を持つ「第48回上方漫才大賞」の発表会が4月13日(土)に開催され、大賞に千鳥、奨励賞にテンダラー、新人賞はプリマ旦那が獲得しました!
まずは、大賞の千鳥が受賞の喜びをコメントします。
ノブは「岡山出身で岡山弁で漫才をしてきました。最初は上方漫才大賞をいただけるような感じじゃないのかなと思っていましたが、関西で活動させていただくうちにお客さんにも笑っていただくようになって。僕らを受け入れてくれた大阪のお客さんに感謝しています」と話します。また、大悟も「岡山の田舎から出てきて漫才師になって、最終的に欲しいと思っていた賞だったので、こんなに早い段階でいただくことが出来てうれしい。こんな早くにいただける僕らは相当すごいんだなと思いました(笑)」と笑いを交えながらも感激いっぱいの様子。また「大賞が決まった時に最初に頭に浮かんだことは?」との質問に、ノブは「岡山の親は、僕がどんな活動をしてるのか分かってないようなので、実家のリビングに賞状が飾れるなと」。大悟は「(まだ受賞していない)笑い飯に何て言おうかと思いました(笑)」と明かしていました。
続いて、悲願の受賞となったテンダラー。
生放送中、2人のこれまでを振り返るVTRが流れ、うっすら涙を浮かべていた浜本は「これまでいろんな漫才コンテストに出てきて、何回ドラムロールを聞いて、何回(優勝者に)拍手したことか、という感じだったので、今回、パッと扉が開いてステージに出て行けた時に『あ、この感じええなぁ』と(笑)」。一方、白川も「僕ら先輩たちからよく『今年はいけるで』と言われ続けていたんですけど、毎年、何もなかったので、ようやくという気持ちです」。さらに「奨励賞に19年かかってるので(笑)、次の大賞は早めに欲しいです」と大賞を目指すことを宣言していました。
そして、新人賞に輝いたプリマ旦那。
河野は「こういった大会に出させていただくことは何度かありましたが、優勝は初めてで、歴史ある上方漫才大賞新人賞を受賞したことを本当に誇りに思ってます。これから奨励賞、大賞をとれるようはげみたいと思います」と決意を。また、野村は「明日が誕生日なので、いい25歳を迎えられることになりました」と、最高の誕生日プレゼントに満面の笑み。そんな野村は受賞決定の瞬間、声を出して号泣していましたが、河野は「(野村の涙をみて)最初は僕もジ~ンとくるものがあったんですけど、それ以上におもしろくなってきて(笑)」。
さらに、勝因を聞かれた2人は「実は今日、本当は違うネタをやる予定だったんですが、急きょ別のネタをやることになって…。それで逆に気楽にできたのかな」と明かしていました。
伝統ある賞レースを制覇した、千鳥、テンダラー、プリマ旦那。3組の今後の活躍にご期待ください!