シャンプーハット・てつじプロデュースのつけ麺店「宮田麺児」が待望の復活オープン!
“つけ麺王子”ことシャンプーハット・てつじが2010年4月にオープンさせたつけ麺店「宮田麺児」は、「つけ麺を通じて小麦の魅力を伝えたい!」という熱い想いが実り、瞬く間に行列の絶えないブレイク店に。さらには芸人が手がける飲食店の理想的モデルケースとして経済誌に紹介されたり、アメリカ・ロサンゼルスに出店するまでの人気となりましたが、残念ながら昨年10月、惜しまれつつ閉店しました。
そんな「宮田麺児」が、復活を望むたくさんのラブコールに後押しされ、5月2日(木)、待望のリニューアルオープン! すでに約2カ月前からプレオープンしてこの日に備えており、いよいよ満を持してのグランドオープンを迎えます。前日の5月1日(水)には、店舗にて記者会見が開催され、てつじ自ら復活までの経緯や意気込みについて語りました。
オーナーが変わるなどの事情からいったん閉店していた「宮田麺児」でしたが、「皆さんの小麦に対する思いが日に日に強くなっていって、『美味い小麦が食べたい!』という声が響きわたり、新しいオーナーを探そうと思い始めた」と語ったてつじ。そんな時、『みしらん』(ABC)で共演中の赤井英和さんがひと肌脱いでくださることに。これをきっかけに大阪の大人気串かつ店「だるま」が運営を担当、再びてつじの理想のつけ麺が提供できる環境が整いました。てつじは「『だるま』の串かつはソース二度づけ禁止ですが、麺児のつけ麺は何度つけても大丈夫!」と笑顔で両店をアピール。笑いを誘っていました。
メニューの主役は3種類の麺。以前の営業時から大好評だった、「小麦のエスプレッソ」をキーワードにした濃厚な香り際立つKK100、「手もみの優しさ」にこだわったTM3のふたつに加え、小麦を半分以下まで削って製粉し、その美味しさを最大限に引き出した「大吟醸」が新登場します。初代のじゃがいもベース、二代目のかぼちゃベースと進化してきたおなじみのベジポタスープは、「今回は初代に再び戻しました」とのこと。女性のお客様も多いことから、ニンニクをやや控えめにするなど改良を経ての再デビューとなりました。(写真左/奥から時計回りにKK100、TM3、大吟醸 写真右/濃厚かつ優しい味わいのベジポタスープが麺を引き立てる)
運営を担当する株式会社宮田麺児代表取締役会長の澤谷廣典さんによると、夏以降を目処に、北新地に二号店をオープンさせる計画も進行中。「「だるま」に追いつけ追い越せで頑張っています」と力を込めました。てつじは、「赤井さんから『はやってる店を何で手放すねん』と背中を押してもらった」とも。「でも、僕はプロデュース面しかできない。あとは責任持って赤井さんがやってくださいね、とお願いしました」と今日に至る裏話を明かしていました。ちなみに新しい麺「大吟醸」については、「お酒の大吟醸と一緒で、小麦の中の美味しい部分だけ残して全部削っています。まさに小麦の最高傑作。食べたとき、口から虹が出ました!」と自信たっぷり。「初めてラーメンを食べた小学6年生の頃から、知らず知らずのうちに抱いていた“夢の麺”」とのことで、「ぜひ本当の小麦の味を味わって」と呼びかけていました。完成に至るまで、何度も製麺所へ出向いて試食を重ねたという逸品は、てつじの「小麦愛」が凝縮された麺と言えそうです。
目標はズバリ「小麦の素晴らしさを伝えること」、ただそれだけ。「日本の小麦のすごさ、製粉技術を皆さんはまだまだ知らない」という現在の状況を、「宮田麺児」のつけ麺を通じて変えていきたいと語りました。そして将来は「小麦でできていたらすべて麺ととらえていますので、最終的にはパンも麺です。そういった、あらゆる小麦の食べ物を総括できれば」と、さらに大きな野望も。もちろん「世界からお呼びがかかれば、また出ていきたい。パスタの本場・イタリアに殴り込みたいですね」と、その視線は日本国内だけでなく海外へも向いているようです。
「宮田麺児」のつけ麺は、まずスープにつけず麺だけをすすり、小麦の味をダイレクトに楽しむのがおすすめ。てつじが持てるすべてをつぎ込んだ麺、そしてスープはまさに「作品」です。他では食べられないその美味しさ、ぜひ一度味わってみてください!
宮田麺児
住所:大阪市中央区東心斎橋1ー13ー5
営業時間:11:00~23:00
定休日:年中無休
メニュー:大吟醸、KK100、TM3(いずれも並850円)など