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2013年5月 5日 (日)

【ライブレポート】~24時間ノンストップフェス!~TOKYO IRIE CONNECTION 2013 第三部(前半)

5月3日(金)~4日(土)まで、東京・Zepp Divercityにて開催されているカラテカ・入江慎也による『~24時間ノンストップフェス!~TOKYO IRIE CONNECTION 2013』。入江が発起人&大会実行委員長となり、お笑い、音楽、ファッション全てが詰まった前代未聞にして史上最大級のイベントです。24時間ノンストップでイベントを行なうこと自体も、Zepp史上初だそうです。

こちらでは、5月4日(土)の朝6時半から14時までの第3部前半の様子をレポートいたします!

まず、朝6時半にスタートしたのは【お笑いステージ】「入江さんとぼく~あなたがいたから~」と名付けられたブロック。“真の入江軍団”とも言える総勢26名の芸人が登場しますが、軍団の長であり、このイベントの主役である入江は、後述するケガの治療ため、姿はありませんでした。

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ポテト少年団、ザ・パンチのパンチ浜崎が中心となり、ひとりずつ自己紹介をしたあと、観客と一緒にラジオ体操をして、体をほぐします。
続いて、ポテト少年団・菊地のMCにより『入江さんのウィキペディアを作ろう』なるコーナーがスタート。
ウィキペディアに掲載された入江の項を見ながら、プロフィールやエピソードなどを検証していくという主旨で、ここからはカラテカ・矢部太郎も加わります。
すると、さっそく最終学歴は高校卒業となっていますが、東京アナウンス学院であると指摘する矢部。
また「ツッコミ担当」ですが、ツッコミの自信を失い、新たなツッコミを加え、トリオを結成しようとしたこともあったとか。実際に声をかけたのが、ダンテ・カーヴァーさんで、直接ダンテさんと電話していた様子に居合わせたという矢部によると、「ちょうどEXILEがメンバー増員した時期」だったと証言しました。

ここからは、入江の天然エピソードの暴露合戦が繰り広げられ、入江欠席裁判の様相を呈します。
「ガレッジセールのゴリさんを“ゴリラさん”、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんを“リョウツ”さんと言い間違えた」
「中華店で、体中をまさぐっていると思ったら、袖口から餃子が出てきた」
「タランティーノ監督の西部劇の映画と聞いて、“性病の映画?”と聞いてきた」
「居酒屋で後輩の会計を支払ったつもりが、見知らぬ大学生の分を支払っていた」
などなど、枚挙にいとまがありません。

そうこうするうちに、突然会場にサイレンが鳴り響き、なぜか綱引きをすることに。
負けたチームのメンバーは、ランウェイで中腰になり、巨体で知られる山田カントリー・浅井からキックの罰ゲームを受けることに決まります。しかし、ただ中腰になるだけで、観客からの冷ややかな視線を受けるという放置自体が罰ゲームとなり、そのBGMの語感から「レナナナンの刑」と呼ばれるようになりました。
綱引きだけでなく、その縄を使った大縄跳びも何度も繰り返され、目標をクリアするたびに、よくわからない一体感と感動が生まれていました。

続いてのブロックでは、アイドルたちのライブです。
黄色からピンクのメガホンに持ち替えたポテト少年団・菊地の得意分野でもあり、解説やミニ情報を加えた彼のMCが冴え渡ります。
トップを飾ったのは「でんぱ組.inc」。イベント名に触れ、「私たちコネクションがない(笑)」といった自虐発言で笑いを誘いましたが、『でんぱれーどJAPAN』など個性あふれる全5曲を披露し、先程までのゆるいお笑い企画から一転、MIXと呼ばれる声援が飛び交うなど、Zepp Divercityは音楽のライブ会場へと逆戻りしました。

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2組目の「くりかまき」は、2人組のDJユニットという少人数ながら、着ぐるみチックな衣装とランウェイを広く使ったパフォーマンスは圧巻。

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3組目の「テレパシー」は、フェイクギターを持ちながら歌って踊るエアギターユニットで、幕間にはデッカチャンからエアギター世界一となったダイノジ・大地とのコラボを熱望されていました。

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4組目「CheekyParade」は、Cheeky=生意気といった意味の通り、フレッシュなメンバーと攻撃的な楽曲、ダンスで魅了し、5組目の「BiS」はファンとのコラボとも言えるパフォーマンスと、ユーモラスなMCで強烈なインパクトを残しました。

Cheeky_parade

Bis

6組目の「アップアップガールズ(仮)」は、『アッパーカット!』など4曲を披

露。全員がハロプロ研修生出身だけあり、レベルの高い華麗なパフォーマンスで会場のボルテージは最高潮に!
今ブロック唯一の男性ユニット「Kaleido knight」は、曲中に本格的なブレイクダンスなどで、黄色い声援を浴びていました。
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Kaleido_knight

2日目のお昼も近づいたところで、【アーティストステージ(DANCE)】の開演。
純和風できらびやかな衣装に身を包んだ「六本木香和 花魁座」を皮切りに、オリエンタルラジオ・中田の実弟によるユニット「FISHBOY+TECCHY」、さらには「BEAR Knuckle」、「ONPARADE」、「Mad Skills Styler」、「The Floorriorz」、「BEAT BUDDY BOI」と続き、ノンストップでのダンスタイムが繰り広げられました。

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Fishboytecchy

Bear_knuckle

Onparade

Mad_skills_styler

The_floorriorz

Beat_buddy_boi


休憩を挟んで『第1回紅白歌合戦』の開演です。
MCの次長課長・河本準一により、審査委員長の宮川大輔、さらに「もう一人の審査委員、瀬川瑛子さんです!」との紹介を受けて登場したのが、プラスマイナス・兼光貴史でした。
この日の兼光は、河本のフリで、瀬川さんの他にも、『名探偵コナン』の毛利小五郎、『ドラゴンボール』シリーズのフリーザ、さかなクンなどのものまねを次々披露し、芸達者な一面を覗かせていました。

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当企画は、紅白に分かれての5戦により、勝利チームを決するというもの。
最初の対戦は“伝説のバンド対決”と題し、チョコレートプラネット、ペレ草田、オリオンリーグ・玉代勢直の4名がBOØWYに扮し『鏡の中のマリオネット』を、レイザーラモンRGと椿鬼奴がとバービーボーイズに扮し『目を閉じておいでよ』を、それぞれ披露しました。
BOØWYのベース・松井恒松さんに扮した玉代に対し、その存在感の薄さから、宮川が「誰?」「何なの?」と詰め寄り、笑いを誘います。また、ギターの布袋寅泰さんに扮したペレ草田は「我を出しすぎ!」として槍玉に挙げられる一幕も。
一方、バービーボーイズの杏子さんに扮した椿鬼奴は、曲中、やたらスカートをひらひらさせていたので「あんな動く?」とこれまた注意を受けます。

2回戦の“B’z対決”は、ハロー植田『ウルトラソウル』vs河口こうへいさんの『愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない』が実現。
ハロー植田は、どんな質問にもB’zの曲で答えるという十八番の芸を繰り出せば、一方の河口さんは、曲の最後に話題の(?)「フライングゲット」ポーズをしてくれました。

3回戦“デュオ対決”は、まず、どぶろっくがオリジナル曲『もしかしてだけど』を観客を煽りながら歌い、会場は下ネタソング一色に包まれます。
数時間ぶりにステージに上がったカラテカ・入江でしたが、右目は眼帯という少し痛々しい姿でした。それでも、ザ・パンチのパンチ浜崎と『嫉妬心』(『羞恥心』の替え歌)を披露。河本は「CD、全部欲しい」とどぶろっくを絶賛する一方、『嫉妬心』には「600回は聞いたけど、一番緊張していた」と酷評していました。

4回戦“歌姫対決”は、暗黒天使による浜崎あゆみさんの『Boys & Girls』、桜井ちひろさんによる倖田來未さんメドレー。これまでにはない本気度、なりきり度で、観客は引き気味?
対戦を終えた暗黒天使は、「いつもは後輩のハンマミーヤの一木君と一緒に出させていただくんですけど、今日いないんで…」(2人での持ちネタは、ASAP『little kiss』など)と力ない口調で説明していました。
ここで、河本から兼光へ「どうですか、芹那さん」とものまねがふられ、兼光だけでなく、桜井さん、暗黒天使の3名が芹那さんのものまねを始め、囲まれた宮川は「地獄やで!」と声を荒げ、爆笑!

ラストは“レジェンド対決”として、レギュラー・松本康太が徳永英明の『壊れかけのRadio』、エハラマサヒロが布施明さんの『君は薔薇より美しい』をそれぞれ披露しました。
あくまでも真剣に熱唱した松本がばからしく思えるほど、エハラは名曲を下ネタソングにアレンジし、好対照な2人です。

全5回戦が終わり、宮川大輔より「白組勝利!」と発表されますが、出演者の大半は自分が紅組、白組のいずれかがわかっておらず、「どっち?」グダグダなまま『芸人紅白歌合戦』はクライマックスを迎えました。

終演後の囲み会見に出席した入江は、深夜にステージ裏の階段で転倒し、目元をケガしたため、病院で治療を受けていたことを報告。
急遽、入江不在の数時間を任せられた入江軍団の対応力と、アイドル、ダンサーたちのパフォーマンス力が実感できた数時間となりました。