オリラジ藤森、笠井アナのマニアぶりにタジタジ!?『サンダーバード博』制作発表会
5月8日(水)、日本科学未来館にて、今夏開催される『サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~』の制作記者発表会が行われ、フジテレビの笠井信輔アナウンサーと、オリエンタルラジオの藤森慎吾が登壇しました。
最初に登場した笠井アナは、同作のスコット・トレーシーのコスプレ姿で、「コスプレかよと思うかもしれませんが、大変だったんですよ」と、イギリス側の厳しいチェックを受けた今日のための特注コスプレだと自慢気に語ります。
さらに、「とんねるずの使い回しじゃないんです!」と『とんねるずのみなさんのおかげです』のパロディコントで着用した衣装とは別物だと強調しました。
笠井アナは、初回放送時の3歳から『サンダーバード』ファンとのことで、「『サンダーバード』の記者会見があると聞いて、私しかいない!」とノリノリ。
続いて、日本科学未来館の毛利衛館長よりVTRでメッセージが流れました。
『サンダーバード』の名誉隊員にも任命されている毛利館長は、「何のために『サンダーバード』があるかというと、世界中で困っている人たちを救うため。私たちも大変なことを経験しましたけども、困っている人たちを救い、地球全体を考えて、これからの私たちがもっと大きな問題なるであろう地球温暖化、エネルギー問題も、困ったことがあれば助けに向かう。しかもそれを科学技術で解決できるんだっていう今としてはハードですけど、正義感があって、日本科学未来館にはふさわしいなって思ってます」と、同会場での開催を歓迎している様子でした。
続いて、笠井アナの紹介を受け、スポットライトを浴びながら登壇したオリエンタルラジオ・藤森。
藤森は、サンダーバードメカの設計と開発を担当したブレインズのコスプレ、さらにはスカイブルーのメガネという出で立ちでした。
このコスプレに藤森は、「(自分とブレインズは)見れば見るほど似てきている」とまんざらでもない様子。
笠井アナも「なんだかんだ言いながら、目の奥が笑ってないところ」が似ていると指摘し、笑いを誘いました。
『サンダーバード』は再放送を幼少時に見ていたという藤森ですが、「30歳になって改めて見ると、また違った楽しみどころがいっぱいありあすね。ファッションもそうだし。一番いいなと思ったのは、ペネロープ号(FAB1)。男の子として生まれた以上、装備がわくわくしてたまらない」とのこと。
これには笠井アナも「ピンクのロールスロイス! しかも仕掛けがたくさんある」「友達が超合金のペネロープ号を持ってて、うらやましかった」と興奮気味に賛同しました。
また藤森は、「(メカの)帰りとかどうしてしてるのかなと、ちょっと気になりましたね」と疑問を口にすると、「それはファンの間でも大問題になってましたよ」と饒舌になる笠井アナ。
さらに笠井アナは、『サンダーバード』と円谷プロの関係について語るなど、『男おばさん』さながらのマニアックトークを展開していました。
質疑応答となり、「誰かを助けたという武勇伝は?」との問いに、ギャグがすべったシーンを振り返り、「相方が僕の救助隊なのかなと思ってます。僕は普段、助けてないです。助けられている方です」と相方の中田敦彦を労いました。
「最近の危機は?」との問いには、「最近は順調ですよ。また危機は突然やってきます。救助も大事ですけが、一番いいのは危機的状況がないことですかね。普段から気をつけたいなと思います」とプライベートを匂わす発言も。
最後は、「この衣装は、この日のために作っていただいたんですけど、もったいないですよね。もし、オファーいただければ、『サンダーバード博』に稼働させていただきたい!」と宣言。
同館のジオ・コスモスを背に行われたフォトセッション中も、笠井アナが藤森に『サンダーバード』豆知識を伝授しており、和やかムードのまま会見は終了しました。
『サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~』は、1965年に英国で誕生した『サンダーバード』をテーマとした展覧会で、世界初となる3D映像を上映するほか、特撮セットなどを展示。7月10日~9月23日に日本科学未来館で開催します。
5月11日にはグッズ付前売り券が発売されるなど、詳細は公式サイト(http://tbmirai.jp/)でご確認ください。