なんばグランド花月の伝統工芸看板第6弾!「上丹生木彫看板」お披露目式に西川きよしらが出席
吉本興業では、全国各地の自治体や地方企業・団体と密接なネットワークを築き、笑いの力で地方の活性化をお手伝いすべく「エリアプロジェクト」を進めています。昨年4月にリニューアルしたなんばグランド花月入口を飾る、各地の伝統工芸とコラボレートした芸人看板もそのひとつ。群馬県「沼田指物」、石川県「山中漆器」、鹿児島県「鹿児島工芸看板」、広島県「広島仏壇看板」、北海道「旭川木彫看板」と続いてきた同シリーズも、今回で第6弾。滋賀県米原市「上丹生木彫看板」が掲出されることになり、7月5日(金)にお披露目式が開催され、滋賀県米原市の平尾道雄市長、米原市商工会の日向寛会長、井尻彫刻所代表の井尻一茂さん、西川きよし、吉本興業代表取締役会長・吉野伊佐男が出席しました。
MCを担当したのは、滋賀県の住みます芸人として活動中のファミリーレストランと、吉本新喜劇の西川忠志。ファミリーレストランのふたりは滋賀県の伝統工芸看板完成に感無量の表情で、「米原市ビワマス応援大使もやらせていただいているので、今回の看板には思い入れもひとしおです」と喜びます。一方、前回のお披露目式でもMCを務めた忠志は、「今回は夏らしい、力強い看板と聞いています。どうぞお楽しみに!」と集まった皆さんに呼びかけました。
式は出席者の挨拶からスタート。まず吉野が「約6カ月間もの制作時間をかけていただいた素晴らしいもの。(伝統工芸看板には)私どもやお客様はもちろん、名前が掲げられている芸人、そして掲げられることを目指している芸人も注目しています」とコメントを。平尾市長は「今朝、新幹線に乗るときからワクワクしていた。ついにお披露目できる日がやって来ました」と興奮を抑えきれない様子。「芸人さんの名前の後ろには透かし彫りが施され、伊吹山やビワマス、梅花藻など米原の名物がしっかり入っている。街の魅力を大阪の地で見てもらう機会をいただき、お礼を申し上げたい」と述べました。
今年、芸能生活50周年を迎え、9月には記念公演『コメディ水戸黄門』に挑戦するきよしは「この新しい看板でまた初心に返り、9月の公演に臨みたい」と決意を新たにするとともに、看板を手がけた井尻さんとの縁も明らかに。石田靖との旅番組『やすしきよしの夏休み』のロケで3年前に出会ったのが最初で、今回の看板制作を担当されたと聞き「不思議なご縁を感じ、芸人として感激しています」。ファミリーレストランと忠志には「3人も早く看板が掲げられるように!」とエールも。さらに『コメディ水戸黄門』にちなんだマスコットと並んでツーショットも披露するなど、笑いも織り交ぜ盛り上げました。
さあ、いよいよお披露目の瞬間がやって来ました。きよしの掛け声に合わせ紐を引っ張ると、そこには細やかな彫刻が施された看板の数々が! きよしは感動のあまり思わずジャンプ。ほかの出席者の皆さんも、時間を忘れて見入っています。井尻さんによると、前出の米原の名物をちりばめつつ、四季の移り変わりが描かれているそうなので、ご覧になる際はぜひそのあたりもしっかりチェックを! こちらの看板もこれまで同様、約3カ月間掲出されますのでお見逃しなく。
なお、なんばグランド花月ビル1階・B1の「よしもと47ご当地市場」でも、7月26日(金)〜30日(火)に「米原フェア」を開催します。28日(日)には井尻さんによる工作教室も行われますので、ぜひ足を運んでみてくださいね!