ヤクルト・バレンティン選手を相手にCOWCOW「あたりまえ始球式」成功
東京ヤクルトスワローズと、新宿にある「ルミネtheよしもと」が、スポーツとお笑いで東京を盛り上げるためのコラボレーションをしていくこととなり、その第1弾として、8月15日(木)、明治神宮野球場にて行われた東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズの始球式をCOWCOWが務めました。
試合開始直前、歓声を浴びながら登場したCOWCOWは、つば九郎ともにマウンド付近まで小走りに移動。
そこからご存知「あたりまえ体操」のメロディに乗せた「あたりまえつば九郎」を披露するのですが、「つば九郎はつばめなのに飛べない」「飛べないけどこれは出来る前転」といった歌詞と、前転するつば九郎の動きで、客席からは笑い声がこだましました。
続いて、多田健二がマウンドにのぼり、「あたりまえ始球式の時間だよ」と始球式を開始。バッターボックスには、今シーズン、ホームランを量産しているヤクルトのバレンティン選手が入ります。
ところが、ここでも「あたりまえ体操」のメロディが流れ、「振りかぶってボールを投げると空振り あたりまえ始球式」という歌に合わせて、多田が投げたボールは、山なりながらも外角低めに決まり、それをバレンティン選手が見事空振り。
大盛り上がりで始球式が終え、COWCOWとバレンティン選手、つば九郎、燕太郎、つばみとで記念撮影を行いました。
その直後に行われた囲み取材では、「ご覧の通り、出来すぎ。ノーバウンドで届きましたからね」とさっそく満足気な表情を見せる多田。
高校まで野球部に属していた多田ですが、「ブランクは20年(笑)」という不安から、直前に投球練習をしたそうです。
バッターボックスに立ったバレンティン選手については、「打つぞ、みたいな目はしてたんです」と山田與志が言えば、多田も「台本には(打つかもしれません)って書いてあったんです(笑)」といった心配もあったとか。実際は、空振りしてくれたバレンティン選手に「空気読んでくれましたね」と感謝する多田です。
但し、「あたりまえ体操」最後の決めポーズで、右足を浮かせるところが、バレンティン選手だけ左足を上げており、「練習出来へんかったからなあ」(山田)と少し悔いが残った様子。
また、「あたりまえつば九郎」の歌詞を作る際、つば九郎のことを調べまくったという2人。さらに、つば九郎と練習した際、「つば九郎の中というか、魂と練習したんですよね。その方を見るとね、前転できるのかなとすごい不安になって(笑)」(山田)、「魂の方は意外とクール(笑)」といった裏話も飛び出しました。
「これを機に、また野球をやってみたいと思いましたか?」という質問には、「芸人チームあるんですけどね、みなさんマジというか、楽しくできないですよね」と多田。さらには、「宮川大助・花子の大助師匠のチームとかあるんですけど、大助師匠マジなんですよ。楽しくないという噂を聞いてるので…」と続けると、山田も「芸人は、マジになってくるからね。ホントに強い後輩を探して、集めてきたりして」と同調します。
「楽しく出来るチームがあればやらせていただきたいですね」(多田)、「見るのは楽しいですね」(山田)といったところが本音のようです。
最後に、東京ヤクルトスワローズとルミネtheよしもととの今回のコラボに触れ、距離的にも近いところから「ルミネ見て、野球を観に行くという流れですね。これ言わないと、今日の仕事にならないんですよ(笑)」と山田が宣伝口調になれば、多田も「デーゲームの場合は、神宮見てからルミネですね。マスコミのみなさん、よろしくお願いします」とPRしていました。
なお、この後、COWCOWの2人は放送席にゲスト出演したり、5回裏終了後の花火打ち上げのカウントダウンも行うなど、入場者数19338名とともに試合を満喫しました。
COWCOWの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/191/
【COWCOW】