よしもとニュースセンター : 『コヤブソニック写真展 in BIG STEP』のオープニングセレモニーにスモールポルノが登場！

9月15日（日）・16日（月・祝）、インテックス大阪5号館にて開催される「KOYABU SONIC 2013」（通称コヤソニ）。6回目となる今回も、吉本新喜劇座長・小籔千豊が主宰、「音楽と笑いの融合」をテーマに数々のアーティストと芸人の出演が決定し、早くも話題沸騰となっています。そんななか、過去5回のコヤソニ秘蔵写真を集めた「コヤブソニック写真展 in BIG STEP」が、8月20日（火）〜9月11日（水）に大阪・心斎橋BIG STEP １階イベントスペース（LOVELESS前）にて開催されることになりました。会場には、今や大阪の恒例行事ともなったコヤソニの軌跡を振り返る名場面約90点を展示。アーティストたちのライブ風景はもちろん、サプライズで登場したあの大物ゲストや、あのアーティストと芸人の仰天コラボレーションなど、貴重な写真を大公開しています。初日にはオープニングセレモニーが行われ、スモールポルノ（宇都宮まき、今別府直之、男前）が出席。展示写真を見ながらさまざまなエピソードを語るとともに、今年のコヤソニを大いにPRしました。

スモールポルノの面々は、おなじみの衣装に身を包み、仕事の都合で欠席となった小籔の代わりを務める着ぐるみ人形を率いて登場。宇都宮は「ビッグポルノは夜の活動が多いのですが、今日はこんな明るいところで裸の男ふたりを引き連れて、こんな格好した女が出てきて……なんだか恥ずかしい。つかまるんじゃないかと不安です」と、いきなりの弱気発言!?　今別府も「こんなファッションの総本山で、ブリーフ1丁は恥ずかしい。女性の視線が痛いですね……」。前日まではなんばグランド花月で揃って新喜劇に出演していたそうで、そのギャップになかなか慣れない様子です。

今回の写真展は、「小籔兄さんが、『ビッグポルノとBIG STEPって、“ビッグ”かぶってない？』という、すごく安易な考えから『BIG STEPをジャックさせていただきたい』みたいな話をしていたんです。たぶん断られると思ってたら、やさしいビッグステップの方が『いいですよ』って言ってくださり実現しました」とのこと。しかも、ビッグポルノのニューシングル『BLOOD JAPAN TEAR／AH! AUTO-CAMP』の発売日であり、小籔の誕生日でもある9月11日（水）には、同会場でお披露目ライブも開催予定で、「本当にありがたい。皆さんぜひ来てほしいと思います」と呼びかけていました。

ここからは、MCの遠藤淳さん（FM OSAKA）とともに、写真を見ながらコヤソニの歴史を振り返ることに。記念すべき第1回となった2008年は、大阪城野外音楽堂にて開催。「私は前説を担当させていただいたんですが、なんと衣装がスクール水着で。（イベントの内容は）ぜんぶ小籔兄さんが決めるんですが『兄さん頭おかしいな』と思ったのを覚えてます」と宇都宮。一方で、「とにかく小籔兄さんが、本当は３人ぐらいいるんじゃないかと思うぐらいあちこちで気配りをされていた。私やったら無理やなと思いました」と、称賛のコメントも。

2009年は会場を舞洲に移し、一気に動員を増やします。今別府はこの年から出演していますが、「（ステージに立ったとき）規模の大きさにびっくりしました」と当時の心境を語りました。宇都宮は、終演後、レイザーラモンRGが4時間近くにわたり盛り上げるという打ち上げ、通称「RGソニック」でのエピソードも紹介。「三次会では、芸人がよく行く居酒屋さんにキョンキョン（小泉今日子）さんも一緒に行って、今別府としゃべってはったんです。今別府は、口が臭かったらどうしようと思って手で隠しながらしゃべってたんですが、キョンキョンさんが今別府の手を持って下ろしながら『全然気にしなくていいよ』って。すごくないですか!?」と感動の出来事を明かしていました。

2010年はインテックス大阪５号館にて、初の2日開催に。この年の思い出といえば、池乃めだかとチャットモンチーさんのコラボによる『シャングリラ』だそう。「２、３カ月前からすごく歌の練習をされて、新喜劇の出番の合間にもヘッドホンつけて聴いたりとか。本番はもちろんばっちり歌われました！　これ以来、めだか兄さんがどんだけ頑張りはるのかというのをすごく楽しみにするようになりました」と宇都宮。舞洲に再び会場を戻して初の5月開催となった2011年は、「一番大きかったのは、スチャダラパーのBOSEさんと、あやまんJAPAN（当時）のファンタジスタさくらださんが、ここで出会って次の年に結婚されたことかな」。これは、今や縁結び（？）のフェスとしても名を馳せるきっかけのひとつともなりました。

そして、2012年は会場の舞洲を台風が直撃するというハプニングが。2日目の途中で急きょ、会場を近隣の体育館に変更し、フェスを続行するという緊急事態となりました。宇都宮が「（体育館での）設備は完璧じゃなかったけど、雰囲気がすごくよくて」と振り返れば、今別府は「体育館でZeebraさんや真木蔵人さんを見れたのはすごい。体育館でもかっこよかった！」。まさに“伝説”尽くしのコヤソニヒストリーに、トークが止まらなくなってしまうふたりです。

話が今年のコヤソニに移ると、宇都宮から「（出演ラインナップにある）シークレットアーティストさんが、めちゃくちゃすごいんですよ！　本当に『えー！』っていう人なんで、そこをぜひ楽しみにして来ていただきたい」と期待をあおる発言も。もちろんビッグポルノの新曲も聴けるはずなので請うご期待！　「コヤソニでもたくさん買っていただいて、オリコン上位を目指す」と意気込むスモールポルノでした。

質疑応答で「お気に入りの写真を選ぶとしたら？」ときかれると、「島木（譲二）さんとキョンキョンさんのコラボ風景」（宇都宮）、「桑原（和男）師匠の乳房をくわえさせられているBOSEさん」（今別府）、そして男前は無言で笑福亭鶴瓶さんのサプライズ出演をそれぞれセレクト。また、今年の衣装についての質問に、宇都宮は「写真を見たら、昨年は普通の衣装で出てましたね。初心を忘れてました」と猛省。「今年は貝殻とか、ちょっと激しいのを提案してみたいと思います。小籔兄さんにＯＫもらったら、それで出たい」と宣言していました。この後、今別府が何故かこの日、二度目となってしまったギャグを披露！　会見を笑いとともに締めくくりました。