よしもとニュースセンター

８月29日（木）、都内のソニー・ピクチャーズ試写室にて、９月20日（金）公開の映画『エリジウム』のイベントが行われ、６年ぶりに来日した主演のマット・デーモンさんが登壇……の体で、ジミー大西が登壇しました。

映画パーソナリティの伊藤さとりさんより「マット・デーモンさんです！」と紹介されると、パワードスーツに身を包み、スキンヘッドのカツラを被ったジミー大西が神妙な面持ちで登場。



「ハロー！　エブリバディ　アイム　マット“アライ”デーモン」

「バイザウェイ」

「アイライクスシ＆スキヤキ」

…などとマット・デーモンさんになりきって（？）英語で話し、通訳まで用意したジミーですが、伊藤さんから「私、我慢できないので。どう見てもマット・デーモンさんじゃないですよね？」と言われると、「すいません、ジミー大西です」と素に戻ってしまいます。

ジミーによると、20年位前からマット・デーモンさんに似ていると言われているそうで、明石家さんまからも「お前、マット・デーモンに似てるな。でも、マット・デーモンやなくて、マット洗いデーモンの方がええちゃうか」と告げられた経緯があり、冒頭の挨拶となったとか。

ここから伊藤さんや記者からの質問に答えるジミーですが、マット・デーモンさんになりきったり、ジミーに戻ったりと、終始、設定が揺らぎっぱなしで進行します。
それでも、映画について訊かれると、「奥が深かったです。いろんな要素が入ってて、細胞のこととか、ホントですよ。突き詰めていったら、ちょっと科学的やなって思いました」と必死にPR。
夢を訊かれると、「タモリ師匠の養子になることです」と答え、好きな日本のアニメは『銀河鉄道９９９』、『ガンダム』、『坊っちゃん』と、絞り出しました。

映画の設定にちなんで、「余命５日間と宣告されたら？」との質問には、「放送禁止用語になってまうかなあ」と前置きしつつ、「焼き肉店を貸しきって、そこに綺麗なお姉さんを前にして、焼き肉を食べたい。そして最後のトロ鉄火を食べたいと思います」と、完全にマット・デーモンさんの設定は消え去り、爆笑を誘っていました。

フォトセッションを挟んで行われた囲み取材では、マット・デーモンさん似での依頼ということで、「骨付きが似てると思うんですよ。輪郭っていうんですか？（笑）」とご機嫌のジミー。
しかし、共演について訊かれると、「ないと思います。日本語もたどたどしいのに（笑）」とし、「５行のセリフが覚えられないんで、長い１行にしてしまおうかと監督さんから言われたことがあったんで」といったエピソードも語られました。

近況を訊ねられると、「絵の方はしんどいんで、１日４時間なら４時間って決めて、それ以上描かないようにしてます」と画家活動は地道に継続しつつ、最近は草刈りがメインだとか。
バラエティ出演については、「みなさんに使っていただけるならうれしいですけど、新しい人がいっぱい出てきてるんで。自信がまったくないです。そっちの世界になれてしまいました。草刈りの」と言ったり、「65歳になったら、市役所に座り込んででも年金をもらう」と、芸人に対して消極的なコメントを連発します。
ところが、「さんまさんが振ってツッコんでくれたら、さんまさんの力でやっていけます。自分の力ではなく」と、明石家さんまとの共演には意欲的。

最後に新ギャグを求められたジミーは、映画にちなんで、「動くな止まるな！　ダダダダーンダダーン！」と雄叫び、イベントは終了しました。

映画『エリジウム』は、９月20日（金）より新宿ピカデリー他全国ロードショー！
映画の詳細は公式サイト（http://www.elysium-movie.jp/）でご確認ください。

ジミー大西の動画はこちら　⇒　http://ynn.jp/u/711/

【ジミー大西】