第4回よしログデミー賞
8月20日(火)、東京・ヨシモト∞ホールにて『第4回よしログデミー賞』が開催されました。
GyaO!にて365日配信されている生配信番組「よしログ」では、芸人が日替わりでMCを担当。おもしろトークや有名人とのエピソード、意外と役立つ情報など、視聴者のみなさんから来た質問やネタ提供を中心にトークを繰り広げる視聴者参加型のトークバラエティです。
「よしログデミー賞」とは、「よしログ」での配信から印象に残ったエピソードを各部門ごとに選出していく授賞式のこと。今回はライセンス・井本&チーモンチョーチュウ・菊地のMCのもと、ライセンス・藤原、ブロードキャスト!!、チーモンチョーチュウ・白井、LLR、ウーマンラッシュアワー、ジューシーズ、井下好井が登場しました。
「シツコイデ賞」に選ばれたのは、ブロードキャスト!!。スタッフのミスで『よしログ』の出演がなくなってしまったことを、翌々月の出演時にも生放送で愚痴る2人。VTRを観た井本も眉をしかめながら、「しつこいなぁ~。ええやんけ、1回くらい!」とつぶやくほどです。その意見に対して、「あなたのよしログと、僕らのよしログは重さが違う!」と反論する房野。スケジュールのブッキングで30分しか出られなかったというLLR・福田が「しょうがないから、後輩に頼みましたよ。愚痴ることはないですよね」と大人な意見を述べると、ほかの芸人たちも同意。ブロキャスへ「天狗だ! 天狗!」とガヤが起こりました。
続く「健康になったで賞」に選ばれたのは、ウーマンラッシュアワー。スタッフが放送するべきかどうか悩んだという問題作では、中川パラダイスの変態ぶりが明らかに。井本から「お前ら、よしログのことなんやと思ってるの?」と訊かれた村本は立ち上がり、「干されるか売れるかの覚悟でやってます!」と宣言しました。
LLRは「かわいすぎる女芸人どこへ向かっているので賞」を受賞。話題になった同企画ですが、伊藤曰く「2巡目するほど、かわいすぎる女芸人はいなかったんです。いまは、1人の社員さんが趣味でやってるだけ」だとか。「まだかわいすぎる女芸人はいる!」と豪語するその社員ですが、伊藤に「特技にマッサージって書いてある子ばかり選んでくる」と暴露され、俯いていました。ここでなぜか「よしログは、オリジナルの企画があるのが素晴らしい」とフォローするパンサー・尾形。「例えば?」と訊ねられると、すべらない話とか……」と返答。それなら話してもらおうと言うことになり、自身の“すべらない話”を始めた尾形ですが、結局、話をオトすことはできませんでした。
ここで、「珍プロ芸人」と投票結果に。
特殊な技術を持つ芸人を集めて行われた投票で、見事1位となったのは、元国税局員のさんきゅう倉田。尾形に憧れて、“さんきゅう”という名をもらったと語ると、「縁起ワルっ!」と顔をしかめる相方・菅。(話題のドラマ)『半沢直樹』のようなことは本当にあるのかという質問に、「第4話で行われていたような査察はあります」と、実際に自身が体験した査察についての珍エピソードを披露しました。
ライセンス2人が「問題作」としたのは、「後輩に無視されたで賞」。『よしログ』では、翌日にMCを務める芸人との交流として、ノートによるQ&A形式の「よしログの輪」という企画を行っています。今回、問題となったのは、ライセンスが以前送ったパンサーへの質問に、彼らが答えていなかったことが発覚。翌日のほっしゃん。に「よしログの輪」にてその件を告げ口したところ、「なにそれ?」と怒り出したVTRが流されました。
これに対して、向井は「盛り上がりすぎて、書くのを忘れたんです!」と必死で弁解。ですが、「まだ書いてない。忘れてたとわかってたなら、あとからでも書けるはず」とはねのける藤原。「こういうときの藤原って、オカマやから!!」と井本も加勢します。
その後、口調を和らげながらも、「今日、楽屋に入って、菅は“兄さん、すみませんでした”と謝りに来てくれた。向井も“すみません”って言うてくれたけど、尾形はずーっとゲームやってた」と次第に語気を強める藤原。「違うんです!」と叫ぶ尾形の声が、虚しく響いたのは言うまでもありません。
さらに、「よしログの輪」についてのもう1つの問題作も上映。「よしログの輪、不正疑惑で賞」を受賞したのは、井下好井。生放送では先日、結婚した好井が「夫婦円満の秘けつ」のようなことを質問していたのですが、実際ほっしゃん。に渡されたのは違った質問だったというもの。「私が無知で……ほっしゃん。さんが離れられたことを知らなかったんです」としどろもどろに語る好井。「でも、それって訊かれたら傷つくと思われてたら、兄さんも気ぃ悪いで」という藤原の一言から、ほっしゃん。へ電話をして謝ることに。
「謝りたいことがある」という後輩からのいきなり電話にビビっていたほっしゃん。でしたが、好井から内容を告げられ、ホッとしたように「よしログの輪なんてどうでもいい!」と発言。“ほっしゃん。さんは、よしログの輪を大切にしている”というところから、電話で謝ろうという流れになったため、会場は騒然。そこで、井本が割り込み、「兄さん、井本です!」と電話した経緯を説明。すると、さらにほっとした様子のほっしゃん。でしたが、ハッと思い出したようにパンサーへの説教を始めました。
電話の向こうで話しているほっしゃん。。お客さんの反応も気になったようで、「いま、どういう感じ?」と質問。井本が「手短に言うと、めっちゃウケてます!」と伝えると、「あぁ〜、よかった!」と快活な声が聞こえてきました。
ここで「えらいもん、見つけた! ものいいが、ほっしゃん。さんの質問に答えてない!」と言い出した藤原。果たして、第5回でこの一件は、さらなるよしログ問題としてピックアップされるのでしょうか?
「ずっと隠していたで賞」に選ばれたのは、チーモンチョーチュウ。昨日、スポーツ誌の報道によって既婚者であり、2児の父であることが発覚した菊地が、「よしログ」にて正式に発表した回がノミネートされました。以前から知らされていた井本は、「私も苦しかったです」を静かに呟きます。
せっかくだからと、来場のお客さんに菊地への質問を受け付けることに。勇気を出して手を挙げてくれた女性が、「ほかに隠してることはないですか?」と訊ねた途端、会場爆笑!「1回やったヤツは、また何かやらかす」と疑う藤原に、菊地は「ありません。もう隠しません。隠したら、全裸で渋谷を走ります」と宣言。「でも、足ケガするから、靴だけは履きぃや!」とおかしな優しさを見せる井本でした。
出演者の中で、唯一名前が呼ばれなかったジューシーズは、ワースト1位のアクセス数という悪しき名誉を得てしまいます。「前回もライブに出たけど、名前が呼ばれなかった」と苦笑いする松橋でした。
審議の結果、最優秀賞はパンサーが受賞!「まさかこんなことでいただけるとは……」と恐縮しまくる向井。普段は表情を変えない菅ですが、トロフィーを受け取り、嬉しそうに笑みを浮かべていました。
●よしログ
毎日21時~22時30分まで生放送!
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00309/v09888/
http://www.ustream.tv/channel/ylog