『KOYABU SONIC 2013』2日目、シークレットゲストに小林幸子さんが登場！ COWCOWと“あたりまえ体操”のコラボも！
9月15日・16日にインテックス大阪で開かれた『KOYABU SONIC 2013』 。2008年の初開催以来、今年で6回目を迎える『コヤソニ』は吉本新喜劇座長・小籔千豊が主宰の音楽とお笑いが融合したロックフェスで、小籔が本当に素晴らしいと思うアーティストと芸人が集結したナイスソニックです。そして今年もアーティスト、芸人の舞台はもちろん、『コヤソニ』でしか観られないアーティストと芸人のスペシャルコラボレーションやシークレットゲストの出演など、数々の伝説が生まれました。
その一つが、2日目の16日にトップバッターで出演されたシークレットゲストです。ゲストを呼び込む前、「ぶっちゃけ今年の『コヤソニ』のメインは今から始まる超大物の方です。一生に一度は生で見てみたいと思うでしょうし、今日、今から行われるステージは老若男女誰でも、100％盛り上がります！ この方をフェスで見られるなんて!!」とお客さんの期待を煽る小籔。
16日は朝からあいにく台風の影響を受けてしまい、開演時間も30分押してのスタートに。それでもインテックス大阪5号館の半分はすでにお客さんで埋め尽くされていました。そんな中、ついにシークレットゲストのお名前が会場のビジョンに！ なんとそこには「小林幸子」の文字が！ 場内は大歓声に包まれました。
そして裾が広がった真っ白のドレス姿の小林さんが、大ヒット曲「もしかして…」のイントロとともにステージへ、さらに大きな歓声が沸き起こりました。やがて歌の途中でドレスに電飾がともり、またまた大盛り上がり。ですが、さらには小林さんが乗っていたステージがせり上がりと、まるで年末の歌番組のような演出に会場は興奮のるつぼと化しました。
また、小林さんが歌唱中、メロディに合わせて「フー！」というコーラスがお客さんの間で自然発生、お客さんのノリの良さにも脱帽ものでした。
サプライズはそれだけではありません。何と、歌のステージを終えた小林さんの元にCOWCOWがやってきて、「あたりまえ体操 小林幸子さんバージョン」を作ってきたからぜひ、聴いてくださいと、ご本人を前にして披露することに。歌詞を考える際、各方面から小林さん情報を入手したというCOWCOW、その細やかなデータ収集に小林さんも驚きを隠せいないようでした。
その上、COWCOWは小林さんと一緒に「あたりまえ体操」を踊りたいと懇願。すると小林さんが「やりましょう！」と即答してくださり、小林幸子さん×COWCOWの「あたりまえ体操 小林幸子さんバージョン」が実現したのでした！ しかも、その場で打ち合わせ。その間、小籔がトークでつなぎ、いざ披露！となったのですが、小林さんのコミカルな動きや表情にお客さんは大喜び、小籔も「完璧です！！」と興奮した様子でした。
そんなステージを終えた小林さん、小籔、COWCOWに、この記念すべき舞台についてお話を聞きました。
小籔：今年もいろんなフェスがあると思いますが、その中でも一番のインパクトを残せたと思っております。どれが一番びっくりしたか、一番えげつなかったかといえば『KOYABU SONIC』じゃないかと確信しております。それも小林さんのおかげです。こんな大御所の方に来ていただけるなんて…。僕も本当にナイスインスピレーション。小林さんが『コヤソニ』に舞い降りたらえげつないくらい盛り上がるんじゃないか、インパクトを与えてくださるんじゃないか、そしてまた『KOYABU SONIC』も発展するんじゃないかと思って、オファーさせていただきました。ご快諾ありがとうございます。
小林：（オファーの）お話をいただいた時は本当にびっくりしたんですが、フェスのことは聞いていましたし、今年、芸能生活50周年で何か新しいものに挑戦したいと思っていたので嬉しかったですね。お客さんがすごいですね！
小籔：僕らはおじいちゃん、おばあちゃんを笑わせるのは難しかったりするんですよね。でも、小林幸子さんやったらオールジャンル、老若男女いけるはずやし、一生に1回は生で見たいはずです。ましてやフェスで見られるとは思っていないでしょうから、小林さんを見たということを友達、カフェで知り合ったおしゃれさん、親戚の皆さんにお話してもらえたらと思います。小林さんが出演してくださったおかげで『KOYABU SONIC』にもすごくいい箔がついたなと思います。これから夏フェスのオファーがよそであったら、ガンガン出てください！ 一番最初に出たフェスが『KOYABU SONIC』だという称号をもらえるだけで何よりです。
小林：(フェス出演は）もうクセになるかもしれないですね(笑)。
小籔：絶対盛り上がりますから！
小林：すごくいい思い出になりました。
小籔：小林さんの思い出アルバムの中に『KOYABU SONIC』を入れていただけるだけでありがたいです。そしてCOWCOWも来てくれて。
多田：今日は本当にありがとうございます。
小籔：（あたりまえ体操では）小林さんの切れと所作、そしてボケた後の顔。100点ですよ。
小林：結構、コントとかもいろんなところでさせていただいたので…。
小籔：僕とCOWCOWは同期なんですけど、昔からずっと仲良くしていて、横からあたりまえ体操を見ていて、全然仕事がなかった二人が小林幸子さんと3人で並んで、しかもCOWCOWのネタを小林幸子さんがしているという光景にすごく感動しました。
小林：でもご苦労されたんでしょう？ それは無駄になりませんからね。人生は何でも無駄になりません……ってなんで私、こんな話してるのかしら(笑)。
小籔：いやいや、雨が降っていても晴れるときはありますか？
小林：そうです！ 人間万事、塞翁が馬です。悪いことばっかりでも、いいことばかりでもない。それが人生です！
小籔：素敵な言葉ですね。ほんまにええソニックになりました。
－－小林さん、歌唱の方はいかがでしたか？
小林：「もしかして…」を歌っている時、「フー！」って（お客さんから）入って、最初はびっくりしたんですけど、そのうち自分も「フー！」って言っちゃいました。あれは楽しいですね。お客さん全員が言ってくださって。
多田：いや～、あんなに盛り上がった後に出るのに震えましたね。どれだけ緊張したか(笑)。
山田：鍛えられました。
小籔：まずフェスに演歌の大御所に出られることがないですし、歌っている人が上に昇っていくこともないですよ。あれが見たかった。
多田：あんなド派手な衣裳の後、ポロシャツ一枚で出るという。震えました。
小籔：でもええ記念になったよ。ご両親も喜んではったやろ。
多田：そうですね。
－－小林さん、あたりまえ体操はどうでしたか？
小林：よく調べてくれて、みんな面白いですよね。
多田：他にも候補があったんですよ。最近、猫を飼われたそうですね。猫の名前が、一匹でジャコスケトラノスケ。漫才師みたいな名前という(笑)。
小林：何で知ってるの！ そうなんです、猫を飼って。私はジャコスケがいいって言って、スタッフとかみんなはトラノスケだってなって、結局ジャコスケトラノスケになりました。でもジャコって呼んでます。あと、衣裳をトラックで運ぶというのは、本当です。マサイ族とお友達というのも、アフリカでお家まで行ってお食事をごちそうになったんです(笑)。長老のおばあちゃまが首にかけているネックレスがあって、それがほしいって言ったら、これはあげられないって。それをずーっとお願いします！って言ってたら、日本の歌手だとわかって、これをつけて歌ってくれるのならいいよって、ネックレスをくださったんです。あ…！ 『KOYABU SONIC』につけてきたらいいよね！
小籔；本当ですか!?
多田：決った！ 次の出演も決まりましたよ!!
－－今日の衣裳はどのようにしてお選びになったんですか？
小林：テーマはやっぱり、スマイルですね。お客様が笑顔になってもらったら。歌もそうですが、最終的に心が温かくなるのは一緒ですから。いつもあんな格好で歌っているわけではないですが、こういう大きなイベントではみんな楽しもうと思ってますから、だから持ってきました。
小籔：お客さん、本当にスマイルになってましたよ。レイザーラモンも僕の横に来て、「すごいイベントになりましたね」って言ってました。
小林：フー！
小籔：今のん、フー！史上一番きれいなフー！です！ 今日はありがとうございました！
小籔千豊の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/628/
COWCOWの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/191/
【小籔千豊】【COWCOW】
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