大宮エリー『A CEREMONY OF LOVE 愛の儀式 赤の部屋 青の部屋 緑の部屋』展、大阪・中之島で開催!
映画監督、脚本家、作家、演出家、CMディレクターなど多彩な活動を展開し、2012年には各地で開催された言葉と造形によるインスタレーションの体験型展覧会『思いを伝えるということ』展では1万2000人を動員した大宮エリー。そして来たる9月20日(金)から、大阪・中之島バンクス デザインミュージアム de sign de>にて、『愛の儀式 赤の部屋 青の部屋 緑の部屋』展が開幕することとなりました。
赤、青、緑……それぞれの部屋に広がる大宮エリーの創造の世界を、この機会にぜひ体感してみてください。
大宮エリーからのメッセージ
人生の節目には、必ず儀式、があるものです。
七五三、成人式、結婚式、などなど、大人になる儀式、夫婦になる儀式。
儀式とはいったいなんなんでしょうか。
式、がつかなくても、気軽なものでいえば、誕生日会、とか、クリスマス、とか、
お正月、とか、四季折々、信仰に関わらず、何かの区切りと始まりのために小さな儀式があります。
それは集いでもあり、個人的なものでもある。
集いであったとしても、それは、やはり個人個人が、
自分のために行う自分への向き合いのように思うのです。
或る人は、これでいいのかともう一度問いかけるでしょうし、
或る人はこれでいいのだと今一度自分に語りかけるのでしょうし、
或る人はこの機会に決意の印として心に想いを刻むのだと思います。
そんな儀式に、私は今、少し興味をもっております。
なんだか不思議で、面白いものだなぁと。
そこで私の生まれ故郷でもある大阪で(阿倍野なんですが)
個展を開催させていただく運びになったので、
この儀式というものを中之島でやってみたいなと考えました。
理由は、川が流れていたから、です。
というのも、儀式、は、やはり自然に根ざしたものであると思うからです。
ひな祭りには桃の木。お月見にはススキ。
人と自然が結びつき、大地に宇宙に、日々の営みを感謝する。
それが儀式の特徴でもあるかと。
生きていることを改めて実感し、喜びを感じる。
そんな場であり時間になるといいなと思って、ちょっと大げさですけれど、
そんな異空間を、中之島につくれたらなぁと考えました。
みなさんが、その場でそれぞれイメージを膨らませてくださるような、
そんなきっかけを作れればと思います。
大宮エリー A CEREMONY OF LOVE 愛の儀式 赤の部屋 青の部屋 緑の部屋
開催期間:9月20日(金)〜10月20日(日)※会期中無休
開館時間:月〜土11:00〜21:00、日・祝11:00〜19:00
入場料:300円 小中高生無料(一部有料イベントあり)
会場:京阪中之島駅 中之島バンクス 中之島デザインミュージアム de sign de>