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2013年11月 1日 (金)

POISON吉田がシャッフル漫才を披露! 漫才に対する熱い思いと「POISON吉田5人と漫才」の見どころを赤裸々トーク!!

POISON GIRL BAND吉田が行っている漫才ライブ『POISON吉田5人と漫才』が11月15日(金)にルミネtheよしもとで開催。毎回、吉田が相方を変えて漫才を行うこのライブの見どころや意気込みを直撃インタビュー!!


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――今回で5回目になるんですよね。

去年始めたライブなんですけどありがたいことに回を重ねることができまして...。もともと、ユニットコントというのはあるけど漫才だけはコンビ以外の人とやることがそうないな~と思っていて。単純に相方だけではなく他の人とも漫才をやってみるとどうなんだろう?という気持ちから始めました。


――豪華メンバーですが、人選は吉田さんがされているのですか?

ライブを始めた当初は僕が選んでいたのですが、今はお任せでやっていますね。毎回、かなり豪華で驚いているんですよ。あまりにもスゴすぎて「今回が最終回じゃないかな?」と思うぐらい。始めたころは、後輩2人、先輩2人、どちらでもない方1人というルールがあったんですが、今はそこまで厳格になっていなく...。今回は、博多華丸・大吉の大吉さん、ダイノジ大地さん、品川庄司の品川さん、グランジの佐藤、ナイツの塙さんとやらしていただけるんですが本当にうれしいですね。みんなそれぞれ特徴があって、すごい緊張感と楽しみが入り混じった不思議な感覚になっています。


――ナイツの塙さんなど他事務所の方も出演されるんですね。

そうなんです。今回は塙さんですけど、前回はU字工事の益子くん、その前はアンタッチャブルの柴田さんなど色んな方々に出演してもらっていますね。よしもとの先輩後輩だと、日ごろから顔を合わせているので間合いや空気感っていうのが分かるんですが、他の事務所の方はそうもいかず...。そのため毎回、1回だけ時間を取ってもらって読みあわせをしています。といっても10分くらいで終わってしまうんですが、そこでなんとなくこういう人なのかな?と雰囲気や感覚などをつかもうとしています。


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――ネタは吉田さんが書かれているんですよね。

みなさんをイメージしながら僕が書いています。今回のダイノジ大地さんでしたら、大地さんは勢いがあり、ツッコミとボケの両方ができる人だと思うんで、それを活かすようなネタに仕上げています。...ってこういうことを先輩に言うのは失礼なんですが、ちゃんと素材を引き出していければと思います。先輩とやるにあたって、相手に遠慮をしない!と決めているんですよ。最初は、あれもこれもやってもらおうと思うと「お前はバカにしているのか」とか「オレにこんなことをさせるのか!!」って言ってくるかもと勝手に想像して怖かったんですが、もちろんそんなことはなく(笑)。芸人さんは優しいですよ。そして毎回驚かされるんですが、実際当日になるとみなさん本当にキッチリとネタを覚えてきてくれる。芸人さんって本当に真面目だなぁ~と思いますね。


――このライブをやられていて、漫才や芸人さんに対するイメージって変わられましたか?

漫才はどんどん好きになっていますね。このライブをスタートする前、自分のイメージでは、5人もやればウケる組、スベる組が出ちゃうだろうなと思っていたんですよ。最後のエンディングトークで、「オマエのせいでスベったやろ」「オレのネタだけ手を抜いただろ!!」みたいなお叱りトークがあるかな?とか。でも、そんなことはまったくなく。麒麟の川島さんなんて、「誰よりも自分がウケてやろうという気になった」と言ってくださって。これは印象的でしたね。僕が書いたネタをさらにおもしろくしてやろうという気構えでやってくれるなんて...。本当にありがたいです。当初のイメージとは違う意味でいい形に変化していっているライブになっています。


――このライブをやって発見したことなどはありますか?

ボケって、ここで大きな笑いを取りたいからその前はちょっと弱めの笑いを入れる...みたいなパターンがあるんですよ。ただこのライブをして知ったんですが、その弱めの笑いを狙いにいったボケで大爆笑をとる、という技術があるんですよ。そこで笑いがとれるんかい!!って驚きましたね。ツカミのボケなんてくすぐりなんで、お客さんが手を叩いて笑うというよりニヤッと笑ってくれればいいと考えて書いているところがあるんですが...。鳥肌モノです。そして、実はイヤな気持ちにもなりました(笑)。僕はその高みにたどりつけるのか...とか考えてしまって。漫才は奥深いですよ。


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――POISON GIRL BANDといえば独特のテンポが魅力的ですが、このライブのときはどうしているんですか?

極力頑張ってテンポを上げるようにしています。ただ、ウーマンラッシュアワーの村本には「遅いわ~。吉田さんのツッコミが待てない」って言われてしまって(笑)。僕の中ではマックスのスピードだったんですけどね...。でもその化学変化的なところは見てもらいたいです。本当に相方によって色々変わっていきますので。いずれは大阪の師匠方にも出ていただけたらと思いますね。それはそれでまた違ったテンポの漫才が見せられると思いますよ。


――今回は吉田さんが単独でやられていますが、相方の阿部さんは何かおっしゃっていますか?

何も言っていないですね。このライブのこと知ってんのかな? どうなんでしょう(笑)。でも、色んな人の隣に立ってみて分かる技術というのがあるんですよ。なんでこの人こういう風にやっているんだろう?という日頃の疑問が、あぁ~こういう意図があったんだ!!って肌で感じることができるので。ちょっとズルいですけど、そのあたりをPOISONに持ち込んで密かに自分たちがレベルアップできたらって目論んでいます(笑)。"去年の吉田より今の吉田がおもしろい"そう思ってもらえたらありがたいですね。でも本当に阿部さんはどう思っているのか...。ちょっと見てもらいたいな~とも思います。僕が成長しているところですから。まぁ、その成長したところは、12月の僕らのライブ「POISON GIRL BAND 60分漫才」で感じ取っていただければありがたいですね。


――では最後に見どころを教えてください。

5人にあった5種類のネタをちゃんと作っているんでその違いなども楽しんでいただきたいです。普段やっていない人とやった時にこそわかる上手さだったりおもしろさだったりを発見できると思うので。みなさんの別の一面がのぞける見どころが多いライブだと思いますよ。


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『POISON吉田5人と漫才』

会場 :ルミネtheよしもと
日時 :11月15日(金) 開場18:30/開演19:00
料金 :前売2000円/当日2300円


チケットよしもと:http://yoshimoto.pia.jp/


●POISON GIRL BANDの動画はこちら:http://ynn.jp/u/230/


【POISON GIRL BAND】