ロンブー淳、横山健さんからフェスに誘われ歓喜! 『横山健 疾風勁草編』舞台挨拶
11月16日(土)、都内にあるユナイテッド・シネマ豊洲にて、Hi-STANDARDのギタリストである横山健さんを追ったドキュメンタリー映画『横山健 疾風勁草編』の公開初日を迎え、舞台挨拶に横山健さん、MINOR×U(みのる)監督、そして「健くん」「あっちゃん」と呼び合うほど横山さんと親しいロンドンブーツ1号2号・田村淳が登壇しました。
MCの八雲ふみねさんの紹介を受け、最初に登壇した淳は、劇場の大きさや満席となった客席に驚きつつ、「今日はゴロゴロできませんよ(笑)。転がってきたらダメですよ」と、横山さんのライブに通うファンを促し、笑いを誘います。
続いて、横山健さんとMINOR×U(みのる)監督が登壇。
「やばい。俺、緊張したことないあんまりから、最近。この感じ、どうしていいのかわからない」と緊張のほどを口にする横山さんですが、「健くんよりも監督の方が表情こわばってて」と淳が指摘する通り、MINOR×U監督も緊張している様子です。
舞台挨拶は、淳の質問に答える形で進行。
MINOR×U監督の手がけたドキュメンタリーを見た横山さんが2009年にオファーし、撮影がスタートしたものの、どのような形で作品にするか決まっていなかったそうで、淳は「出た、『ロンドンハーツ』方式だよそれ。ドッキリしてるのかどうかようわからないけど、とりあえず撮る。あとで出すとこ考えるっていう(笑)」と自身の番組を引き合いに出し、笑います。
横山さんと徐々に親密になり、話を上手に聞き出した監督ですが、「トークライブやったら、相当な司会者になるんじゃない?」と淳が合いの手を入れれば、横山さんも緊張がほぐれたか、「やったらいいんじゃない?」「ロンドンブーツ3号になれば(笑)」とノリノリに。
また、MINOR×U監督は、横山さんに対して隠し撮りをしたり、逆にカメラで撮ってるふりして撮ってなかったり、様々な手法を駆使して横山さんの素顔に迫ったそうで、それを聞いた淳は感心しつつ、「ぜひ、『ロンドンハーツ』の方に。隠し撮り班がいるんで」と誘うのでした。
さらにMINOR×U監督は、ツアードライバーも担当。車内でも横山さんが何か話をしていると、三脚で立てたカメラを回していたのだとか。
それを聞いた淳は「(映画監督とドライバー)兼務する!?」と驚き、八雲さんも「テクニシャンですよね。あらゆる手を使って」と唸ります。
横山さんは「僕がもし女性だったら、脱いでます(笑)」と監督を評し、一同爆笑!
「あっちゃんと違って、俺は慣れてないから」と人前で話すことに照れがある横山さんですが、それでも映画のなかで語られていることに「ウソはない」と言い切ります。
そして、「音楽通して伝えられたら一番いいことなんだけど、足りない部分は出てくる。他の発信の仕方を自分でも求めていくのね。文章だったり発言だったり。それをすごく共感してくれてるから、補完っていうの? 補填? してくれてるから、それは望むところ。うれしい」と映画の完成に満足気の横山さん。
とは言え、メッセージを押し付けるわけではなく、「普通のこと、当たり前のことが自分の口で語られて、映像で残ってるから、どう受け取めてもらっても構わない」と、受け手に委ねる姿勢も見せます。
あっという間に終了時刻が迫ると、横山さんが「なんで俺とあっちゃんが知り合いになったのか話さなくていいの?」と切り出します。
ここから淳が2人の出会いを手短に説明。
芸人デビューしたての20歳の頃、女性ファンから「これ聞いてください」と渡されたカセットテープがHi-STANDARDだったそうで、「わー、すげー!」と感銘を受けた淳がライブへ行ったところ、相方の田村亮が横山さんと知り合いというので、紹介してもらい、どんどん近づいていったとか。
2人の出会いを作った亮でしたが、「その亮さんはここにいないっていうね(笑)」と淳が言い放ち、爆笑を誘います。
その一方で亮は、Hi-STANDARD主催のフェス『AIR JAM』に出演した経験があり、そのことを淳が悔しそうに語ると、「次はあっちゃん、行こう。『AIR JAM』」と横山さん。
まさかのオファーに「マジ!? イエー!」と歓喜する淳、そして拍手を送る観客でした。
フォトセッションでは、横山さんの提案で、なぜか3人で手をつなぐこととなり、和やかなムードのまま舞台挨拶は終了しました。
映画『横山健 疾風勁草編』は、ユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて、1週間限定で公開。
詳細は、公式サイト(http://livespot.jp/lv/detail/kenyokoyama.html)でご確認ください。
【田村淳】