ケンコバ、吹替えで共演した古谷徹さんに緊張! ブルーレイ&DVD『パシフィック・リム』本日発売
12月11日(水)、都内のワーナー・ブラザース映画 試写室にて「ブルーレイ&DVD 『パシフィック・リム』リリース記念イベント」が行われ、本作の日本語吹替え版に出演しているケンドーコバヤシが登壇しました。
本日、ブルーレイ&DVDが発売となった映画『パシフィック・リム』は、人型巨大兵器“イェーガー”と謎の巨大KAIJUが肉弾戦を繰り広げるSFアクションで、日本のロボットアニメや特撮作品のエッセンスが散りばめられていることもあり、今年日本でも大ヒット。
MCの森雅紀さんより紹介を受け登壇したケンドーコバヤシは、初回限定生産BOXが当初の予定より増産され、1万BOX用意されたことを告げられと、「正直、5千と設定したことが見通しが甘いでしょ。1万でも不安なくらいですね。1万と7、80は即刻追加でお願いします」と適当トークを切り出します。
しかし、内容については「いろんな日本のエンターテインメントから咀嚼して、吸収してすごく面白い作品」と真っ当に評価。
森さんから、品川庄司の品川祐が自身のブログで『パシフィック・リム』を絶賛していることを聞かされると、「品川が世間に嫌われてるかもしれない」「悪影響ちゃうかいうて“黙っておけ”とあとで電話しておきます」とケンコバ。
その一方では、浅草キッドの水道橋博士さんから直接感想を聞いたそうで、「お子さんが見たいというたから、連れていったらしいんですけど、子ども差し置いて見ちゃったって言うてました。あんなに夢中になるとは、自分でもビックリしちゃった」と称賛していたそうです。
再び内容の話題となり、世界観が「芸人に限らず、男心をくすぐる」とケンコバ。怪獣という単語がそのままKAIJUとして使われていることにも、「そんなのスキヤキ以来じゃないですか?」と言い放ち、笑いを誘います。
そんな流れから、満を持して映画の冒頭に登場するKAIJU・ナイフヘッドが登壇すると、頭部を触りながら「海からやってきて、『ガメラ』(『ガメラ対大悪獣ギロン』)にこういうテイストの怪獣が出てくるんですよね」と豆知識を入れつつ、「映画で見たらすごい強そうやったんですけど、これやったら柔道2級くらいの人やったら勝てるんじゃないですかね(笑)」といった舌戦を展開。
また、上映時、同作にヒロインの森マコ役で出演する菊地凛子さんと舞台挨拶でまわった時の逸話を語り、ニューヨーク在中の菊地さんが「ニューヨークに来てくれたら案内しますよ」と言ってくれたそうで、その社交辞令(?)を真に受けたケンコバは、2週間後、バナナマンの日村勇紀さんとともにニューヨークを訪れたそうです。
その時、菊地さんは日本に滞在していて、会えなかったそうですが、ケンコバは「危険予知能力とかあったんですかね(笑)。またどこかでお会いしたいですね」と残念がります。
さらに、別々にアフレコしたものの、声優の古谷徹さんとの共演シーンにケンコバは、「アムロ(『機動戦士ガンダム』)だ、飛馬(『巨人の星』)だっていうのもすごいですけど、僕なんか熱狂的な『カーグラフィックTV』のファンでしたから。そこに緊張しちゃって」と、現在もBS朝日で放送中の古谷さんがナレーションを務める長寿番組を上げ興奮気味。
KAIJUの死骸を売りさばく闇商人のハンニバル・チャウ役の日本語吹替えを務めたケンコバでしたが、そのことについては「もともと僕が闇市でいろんなヤバイものを売っていう過去があったんで、キャスティングされただけで、自分の過去に感謝したいですね」と、再びデタラメを言い放ちます。
さらにアフレコは「録り直しなしで、厳密には0.8回で終わったみたいな感じですね」とよくわからないことを言いますが、すぐに「ホントは5回くらい録り直ししました」と白状。
また、森マコの幼少期を演じた芦田愛菜ちゃんについては、演技力だけでなく、舞台挨拶で伝えるべきことを全部伝えてくれたため、敬意を込めて「芦田五段」と呼んでいるとか。
そんな虚実入り混じった発言を繰り返すケンコバでしたが、エンドロール後に用意されたシーンについては、「ちょっと私のおいしい箇所があるんで、僕もビックリしました」とPRしました。
ナイフヘッドとのフォトセッションを挟んで、囲み取材も行われました。
お気に入りのシーンを訊かれると、ロシアのイェーガーとパイロットを務める夫妻を挙げ、「ああいう世界各国の特色があるイェーガーっていうのはすごい好きですね。続編も期待したいです。中東系のやつとかアフリカとか出てきて欲しい」と続編への想いも口にします。
映画内では2人のパイロットがイェーガーに搭乗し、脳を同調させる“ドリフト”によって操縦しますが、「誰と同調したいですか?」と訊かれると、「いちばんリンクしそうなのは、日村さんかも知れないですね」と再び日村さんの名を挙げ、さらには年明けにも旅行の約束をしており、「旅行先も海に浮かぶ島みたいなところなんで、もしかしたらKAIJUが出るかもしれないですね。その時は2人で戦おうかと思ってます(笑)」と今からごきげんな様子。
ちなみに、前出した日村さんとのニューヨーク旅行は、MLBのヤンキースの試合観戦が主な目的だったそうです。
プライベートな質問の流れで、クリスマスイブの予定を訊かれると、「言っちゃっていいのかなあ」ともったいぶりながら、「バッファロー吾郎Aさんとライブです(読売テレビ「祇園笑者」~劇場ノーカット版:裏喋~@祇園花月)」というのが現実のこと。
最後に、改めて『パシフィック・リム』の見どころについて、「巨大なKAIJUと巨大なイェーガーが戦う、スケール感ですね。ウソみたいに殴り合いするんで」と格闘シーンをピックアップするも、早朝の六本木でもめてる人々を例にし、「(ブルーレイ&DVDを購入すれば)あの迫力がいつでも見れるんです」「あれより迫力ありますから」と真顔でアピールしていました。
なお、ブルーレイ&DVD『パシフィック・リム』は、12月11日(水)より発売、レンタル、オンデマンド配信開始。
「【10,000BOX 限定生産】パシフィック・リム イェーガー プレミアムBOX 3D付き」といった各BOX、セット、特典などは、ワーナー・ホーム・ビデオの公式サイト(http://wwws.warnerbros.co.jp/pacificrim/)でご確認ください。
【ケンドーコバヤシ】