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2011年2月 8日 (火)

陣内智則が寡黙な男を熱演!? 映画『ソラからジェシカ』撮影ロケに突撃!

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2月7日(月)、千葉県成田市の某所にて、陣内智則が主演&島田洋八が出演する映画『ソラからジェシカ』の撮影ロケ現場取材が行われました。

今作は、3月18日(金)〜3月27日(日)より開催される第3回沖縄国際映画祭のメインプログラム「地域発信型映画」の1作品。
「地域発信型映画」とは、日本中の素敵な場所や街、風景やそこに住む人々の素晴らしさと一緒にものづくりをすることの楽しさを、1人でも多くの人々に伝えるべく創設されたもの。全国7地域の映画を制作し、同映画祭で上映される予定となっています。

『ソラからジェシカ』は、成田の落花生工場を舞台に描かれる、寡黙な男(陣内智則)とペルー人女性(ロザーナ)の心を触れ合いを描いたヒューマンドラマ。本日は、成田市にある落花生の販売店をお借りして行われた撮影にお邪魔しました。

現場到着時は、洋八の登場シーンを撮影中。
洋八が演じるのは、陣内演じる“宮本毅”の父親“宮本正次”。現場ではオーディションで選ばれた千葉県在住のエキストラの方々を中心に、細かく演出されていきます。撮影の合間には、エキストラの方々に笑顔で声をかける洋八。その瞬間、緊張感の中にも温かい雰囲気が漂いました。

囲み取材には、脚本&監督を務める佐向大さんを始め、主演の陣内智則、島田洋八、ロザーナさん、オーディションで選ばれた成田市在住の山崎良美さんが出席。
フォトセッションには、成田市長の古泉一成さん、現地制作参加団体・空援隊の皆さんも駆けつけました!

本日クランクインしたということもあり、「まだどうなるかわからない」と前置きしながらも「芸人さんである陣内さんが、寡黙な男をどう演じるか楽しみ」と佐向監督。「成田は空港、成田山というイメージがあったが、そうじゃない町の魅力を出したい。落花生は名産ですし、いろんな要素を織り交ぜて、成田の方に喜んでいただきたい」と意気込みを語ります。
今作で寡黙な男を演じる陣内は、「撮影が始まって7時間くらい経ちますが、まだ一言も喋っていません!」とコメント。周囲を笑わせると、洋八は「僕は朝7時から喋らせてもらってます。陣内くんは喋らず、楽してますよ〜」と優しいツッコミを入れます。
成田については「成田山は行ったことがないんですけど、参道が好きでよくぶらぶらします。落花生もおいしいですしね」(洋八)。「僕はゴルフが好きで、(ゴルフ場に向かう時に)富里インターチェンジとかをよく通っているんで、見慣れた感じはあります。朝6時にタクシーで現場に連れてこられた時は、“えらいとこに来たな”と思いましたが(笑)、撮影場所をお借りしているお宅の皆さんは優しくていい人ばかりです」(陣内)と、好印象を抱いている様子でした。

囲み取材後、洋八を直撃。作品について訊きました。

——今日は、朝から撮影されているそうですね。
洋八 5時半起きです。でも、楽しいですよ。漫才のような喋りに勢いのある役ではないので、セリフの言い回しは監督と相談しながらやってます。
——陣内さんとは今回、親子役ですが?
洋八 僕の気持ちとしては、歳はそんなに変わらないと思うんですけどね(笑)。でも、風貌は似てるかな?(親子役は)いいんじゃないかなという感じはしますね。
——陣内さんの役どころについては、いかがですか?
洋八 彼は、女性に惚れ込んでもよう話さへん役。ピッタリやと思います。
——今作は「地域発信型映画」の1作品。こういう試みについては、どう思われますか?
洋八 いいと思いますよ。新喜劇の地方公演では地元の方々と一緒にやったりもしていましたけど、今回は映画ですからね。それに、映画は地域限定のものにならないというか、(公開されると)各地で観られるわけですから、こういう試みはどんどんやったらいいなと思います。

その後、昼食を挟み、陣内の出演シーンが撮影されました。
立ち位置、セリフの言い回しなど、監督に細かく確認。普段は笑顔のイメージが強い陣内ですが、今回は寡黙な役ということもあり、きりっとした表情で演じる姿が印象的です。

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そんな陣内にも、作品について訊きました!

——今までの撮影を終えての、率直な感想は?
陣内 7時間やって、先ほど初めてセリフを言いました(笑)。寡黙な役なので、(セリフは)全体的にあまりないんですけど、それが楽なのか難しいのかはわからないところ。覚えるセリフが少ないのはいいんですけど、(表情の演技が多い分)変に緊張します。こんなの初めてですからね。
——父親を洋八さんが演じることについてはいかがですか?
陣内 安心感がありますよね。大先輩なので、いてくれるだけでホッとします。
——洋八さんは「僕の気持ちとしては、歳はそんなに変わらないと思う」と言われていましたが?
陣内 いやいや!(笑)僕、子どもの頃から観ていた方ですから。やっぱりホッとするっていうのが、一番強い気持ちですね。
——陣内さんは落花生工場で働く寡黙な男を演じていますが、名産の落花生は食べられましたか?
陣内 食べました! 僕、落花生がめっちゃ好きなんですよ。今までは普通に食べていましたけど、落花生ができる行程を知らなかったんで(撮影場所をお借りしたお宅の方に)訊いたんです。そうしたら、咲いた花が落ちて、土の中に生まれてできるんですって。“花が落ちて生まれる”から、“落花生”やっていうのは初めて知りましたね。
——この作品は、第3回沖縄国際映画祭で公開となります。
陣内 俳優の経験はあんまりないですけど、これを機に俳優業にも取り組んでいこうかなと。寡黙な役者を目指します!(笑)

『ソラからジェシカ』は、第3回沖縄国際映画祭にて上映されます。作品の完成をぜひとも楽しみにしていてください!

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ソラからジェシカ
監督・脚本:佐向大
出演:陣内智則、ロザーナ、島田洋八
作品解説
父(島田洋八)の経営する落花生工場で働く毅(陣内智則)は、無口で女っ気のない男。折からの人手不足のため、力仕事のできる外国人労働者を迎え入れることになったが、やってきたのは看護士を目指して日本を訪れたペルー人女性、ジェシカ(ロザーナ)。すぐ間違いに気づくが、時すでに遅し。とりあえず病院の募集が空くまで、彼女は工場に住み込みで働くことになる。
すぐに従業員たちと仲よくなるジェシカ。一方、ただでさえ人付き合いの悪い毅とは、なかなか打ち解けることができない。ある事件をきっかけに2人の仲は急速に接近するも束の間、病院からジェシカを呼び寄せる連絡が入って……。成田の落花生工場を舞台に描かれる、寡黙な男とペルー人女性の心の触れ合い。
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第3回沖縄国際映画祭 出品作品
地域発信型映画

【千葉県成田市】
作品タイトル:ソラからジェシカ
監督:佐向大
出演:陣内智則、ロザーナ、島田洋八、杉山彦々、川瀬陽太

【静岡県・三ケ日町】
作品タイトル:とんねるらんでぶー
監督:池田千尋
出演:吉永淳、鈴木卓爾、美保純、藤田憲右(トータルテンボス)、大村朋宏(トータルテンボス)、平畠啓史ほか

【新潟県十日町】
作品タイトル:雪の中のしろうさぎ
監督:五藤利弘
出演:岩尾望(フットボールアワー)、石橋杏奈、あべこうじ、中尾伸吾(ノンスモーキン)、菊池大助(ノンスモーキン)

【富山県】
作品タイトル:ほしのふるまち
監督:川野浩司
出演:中村蒼、山下リオ、児玉絹世、KG(Song Riders)、柴田理恵、羽田美智子、トミーズ雅、笑福亭松之助、手塚理美

【大阪府大阪市】
作品タイトル:謝謝OSAKA
監督:山田勇人
出演:木南晴夏、中江翼、なだき武(ザ・プラン9)、長田融季(りあるキッズ)、今くるよほか

【岡山県津山市】
作品タイトル:ホルモン女
監督:遠藤光貴
出演:山下リオ、増田修一朗、坂本純一(GAG少年楽団)、河本準一(次長課長)ほか

【沖縄県宮古島市】
作品タイトル:島の大合唱「一粒の涙」宮古の歌へ
監督:青木亮
出演:砂川恵理歌、下地勇、高橋尚子、宮古島市民
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第3回沖縄国際映画祭

期間:2011年3月18日(金)〜27日(日)
会場
第1会場:沖縄県宜野湾市 沖縄コンベンションセンター及び周辺地区
第2会場:那覇市、桜坂劇場及び国際通り周辺・北谷町及び周辺小中学校(予定)
公式サイト:http://www.oimf.jp/jp/

●芸人顔検索 陣内智則
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=i=646/r=646

●芸人顔検索 島田洋八
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=860/r=738

【陣内智則】【島田洋八】

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