間寛平が宿毛市民栄誉賞を受賞! 被災地へエールも!
3月16日(水)、弊社東京本部にて行われた宿毛市民栄誉賞授与式に間寛平、中西清二宿毛市長が出席しました。
こちらは、寛平が約2年2ヵ月をかけて完走したアースマラソンを讃え、生まれ故郷である高知県宿毛市から贈られたもの。生まれ故郷である高知県宿毛市の市表彰条例を2月7日(月)に改正し、「特別表彰」の項目を新たに加えられたことにより、寛平が表彰者第1号となりました。
中西市長は「大きな災害はあり、日本国中が悲しみにくれているところ、このような機会をいただきありがとうございます。このたび、寛平さんの偉業を讃えようと今までになかった賞を2月に設立し、この賞をお渡しすることとなりました」とコメント。
中西市長より、珊瑚で作られた表彰状や寛平が描かれた絵などを受けた寛平は「本当に恐縮です。宿毛市には小学校6年の夏休みまで住んでいまして、親父の仕事の関係で大阪に転校して学生時代を送り、吉本に入ってアースマラソンを完走しました」と喜びを語りながらも、「この度は大変なことになりました。僕も阪神・淡路大震災で大変な目に遭いました。東北の方が大変で、どうしていいかわからないと思っているのはわかります。僕も経験したので」と、東日本大震災の被災者を気遣いました。
授与式終了後の囲み取材で、宿毛市の思い出を訊かれた寛平。
「僕は宿毛市からだいぶ離れた山奥に住んでいたんですけど、近くに山田川っていうキレイな川があって遊んでいました。あとは、蘭の花を獲りに山へ行ったり……日が暮れるまで探していました」と、懐かしそうに当時を振り返ります。
アースマラソンで海外へ滞在中に高知県が坂本龍馬で盛り上がったことを話題として、「盛り上がったんでしょ? 高知。(日本に)帰ったら、“すごかったわ、龍馬。でも寛平ちゃんもすごかった”って言ってもらいました」と寛平。
“吉本新喜劇で龍馬役をやっては?”という記者の方の意見に、「あぁ、そうですね。でも、僕がやったらすぐやられたり、何言うてるかわからへん坂本龍馬になりますよ」と笑顔で応えました。
東日本大震災で全国が悲しみに暮れているなか、授与式に踏み切った理由として、中西市長は「寛平さんは夢と希望を与える職業に就かれています。こんな時だからこそ、寛平さんに受賞していただきたいと思いました」と、力強く語られました。
また、寛平は自身の阪神・淡路大震災での被災経験から、「ボランティアに行きたいっていう人もいると思うけれど、迷惑がかかることがあるんですよ。被災地を観に来る人とかいるでしょう? それで道が混んだりするから避けていただいて、物資が届くようにしてほしい」と切実に訴えます。
復興した際には、被災地で吉本新喜劇を無料で開催したいという思いも語り、「僕が被災した時は1月で寒かったけど、(東北は)もっと寒い……気持ちはようわかります。一緒になって温め合ってほしい。声を掛け合って復興に向けて頑張ってください」と声援を送りました。
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