上方演芸界の至宝・横山ホットブラザーズがなんばグランド花月に登場!
音曲漫才でお馴染みの横山ホットブラザーズが、このたび弊社と本格的に提携し、なんばグランド花月をはじめとする劇場に定期的に出演することが決定しました。横山ホットブラザーズは、創始者で父の横山東六により戦前に結成された「横山トウロクショウ」以来、75年にわたり第一線で活躍してきた、まさに上方演芸界の“至宝”。そんな3人が、4月11日(月)、「吉本入り」後初めて、念願だったなんばグランド花月に登場することになりました。
当日、舞台に上った3人は、「44年ぶりに戻ってきました!」と大きな声で挨拶するやいなや、お馴染みのメロディを盛り込んだ音曲漫才をスタート。息つく間もなくたたみかける音楽としゃべくりの洪水に、初っぱなから会場は笑いの渦に飲み込まれます。ネタの中盤で、横山マコトがノコギリを持ち出すと、待ってましたの大喝采! ご存じ「お前はアホか」に始まり、名曲・新曲の数々を賑やかに演奏すると、いつしか客席にも手拍子が。最後は荘厳な(?)ベートーベン「運命」での大爆笑で締めくくりました。
出番後に行われた会見で、横山アキラは「まだ緊張してます。今朝は5時まで眠れなかったんですよ」と興奮さめやらぬ様子。実際にNGKの舞台に上がってみての感想を聞かれると、「よかった!」「さすがNGK!」と笑顔で口を揃えました。続いて横山マコトが「ネタも楽器もたくさんあるけど、どれをやるかは舞台に上がる直前まで相談してました」と言えば、アキラが「(記者の皆さんに向かって)今日はノコギリだけで我慢せい!」と笑わせるなど、舞台さながらのやりとりを展開。「地方に行ったときには、出てるはずないのに『こないだNGKで見ましたよ!』と声をかけられる。それだけお笑い=よしもとのNGKという認識があるんやなあと思いました」(アキラ)と、「憧れの舞台」への思いも明かしました。
ここで中田カウス・ボタンが会見に加わります。カウスが「お疲れ様でございました! そして、お帰りなさい!」と、よしもとを代表して歓迎の意を表明すると、横山セツオが「何せ新人ですから。よろしくお願いいたします!」と頭を下げて5人は大爆笑。「ホット師匠をNGKの舞台で見られるのが本当にうれしかった」(カウス)、「出てこられただけで、舞台の色がガラッと変わる。さすがです」(ボタン)と、大先輩の舞台を目の当たりにした2人は感激しきり。その後、話はカウス・ボタンがまだ10代だったころまで遡り、しばし懐かしい思い出話に花が咲きました。アキラ愛用のノコギリが、「昭和4年にアメリカ・ロサンゼルスで先輩が買ってこられたものを譲り受けた」という秘話を聞いたカウスは「これからはあのノコギリにも挨拶せなアカンなあ」と、ホットブラザーズの芸の歴史を改めて実感していました。
また、ボタンは「かつては近寄るのも怖かったぐらいの大師匠。いま、こうして隣でお話をしているのが夢のようです」とポツリ。カウスは「師匠方がよしもとの舞台出られることで、これから音楽ショーを目指す人が増えたらうれしいですね」と将来への希望も語っていました。
今後の目標を聞かれたアキラは「まずはNGKのお客さんと舞台に慣れて、そこから少しずつ芸も変えていきたい」とコメント。カウスからは「大阪の芸の歴史を見てこられた師匠やから、それを本に書かれたらどうですか?」との提案が飛び出し、「じゃあ、それを目標にします!」と3人がすぐさま答えるなど、最後まで笑いの絶えない会見となりました。
4月18日(月)には、たむらけんじ、バッファロー吾郎・木村ら人気の若手芸人たちによる『SHOW芸!〜諸芸じゃダメなんでしょうか!?〜』にもゲスト出演するなど、ますますアグレッシブな活動を展開する予定の横山ホットブラザーズ。3人の新たな挑戦から、目が離せません!
横山ホットブラザーズがゲスト出演!
『SHOW芸!〜諸芸じゃダメなんでしょうか!?〜』
日時:4月18日(月) 開場18:30/開演19:00
会場:なんばグランド花月
価格:前売 1F 2500円、2F 2000円/当日 1F 2800円、2F 2300円
出演:たむらけんじ、バッファロー吾郎・木村、土肥ポン太、テンダラー、ランディーズ、すっちー、金原早苗、キュートン(椿鬼奴を除く)、隼ポリン、川上じゅん、小泉エリ、もりやすバンバンビガロ、桂三輝
ゲスト:横山ホットブラザーズ
お問い合わせ チケットよしもと 0570-036-912(10:00〜19:00)
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