間寛平とぐっさんが関西のベスト・ファーザー賞を受賞!
6月19日(日)の父の日を前に、6月2日(木)、『第5回 ベスト・ファーザーin関西 イエローリボン賞』の発表、授賞式が大阪北区のホテルで開催されました。
この賞は、日本メンズファッション協会などが1982年から始めた『ベスト・ファーザー イエローリボン賞』の関西版。関西出身、または関西で活躍している、「素敵なお父さん」に贈られます。
この賞の芸能部門で山口智充が、そして特別部門で間寛平がベスト・ファーザーに選ばれました!
先に名前を呼ばれたのは、芸能部門で受賞したぐっさん。
3人のお子さんの父親で、遊びにも仕事にも、そして家族に対しても一所懸命。いつも楽しく、くじけず、お子さんの前では一切グチらないと決めているとか。
授賞式では、賞状と花束、そしてトロフィーが贈られました。
「こういう賞をいただけるのは、皆さんに、そういうイメージで見ていただいているということなんで、受賞したことを光栄に思います。でも、自分の子どもたちが僕のことを“ベスト・ファーザー”と思ってくれるのが一番だと思っていますので、子どもたちに、恥ずかしくない背中をずっと見せていきたいなと思います」とぐっさん。さらに、「この喜びの気持ちを、打ち上げ花火で表現したいと思います!」と、打ち上げ花火の声帯模写を披露!
会場が、拍手と笑い声に包まれました。
そして、特別部門で受賞した寛平さんが舞台上に。
常にいろいろなことにチャレンジしながらも、家族を愛し、一家を支える主としての責任も忘れることはない寛平さん。そんな寛平さんの理想の父親は「あほな父親」。とても雄大で「あほ」なベスト・ファーザーの登場です!
受賞した感想を求められ、「アヘアヘウヒハ」と答えた寛平さん。
その後ろで、ぐっさんがずっこけていました。
こんな席でも、息ぴったりのふたり。
仕切りなおして再びマイクの前へ……。
「ほんとにその~……アメマ(会場、爆笑)。立派なホテルで立派な賞をもらいまして、本当にありがとうございました。素敵な賞なんですが、僕は立派な父親でもない、あほな親父なんです。でもこうして賞をいただけて、子ども、そして嫁に、堂々と、そして大きな声で『もろてきたぞ!』と言えます。そしてまた、言える父になりますので、今後ともよろしくお願いします!」と喜びを語った寛平さん。
ほか、政治・経済部門では岩谷産業株式会社代表取締役社長の牧野明次さん、学術・文化部門は上方舞 山村流六世宗家の山村若さん、スポーツ部門では元ラグビー日本代表、現神戸製鋼コベルコスティーラーズ アンバサダーの大畑大介さん、ものづくり部門では高丸工業株式会社代表取締役社長の高丸正さんが選ばれました。
授賞式のあとは、この日の司会の大抜卓人さんらと受賞者の皆さんによる、パネルディスカッションが行われました。
寛平さんと、ぐっさんのコメントは以下のとおり。
――お父さんとして、心がけていることは?
寛平さん「子どもたちが学校に行ってるときは、毎日のように『今日、学校で何があったか』とか、『学校で誰かいじめられてへんか』とか、何でも聞いて、なんとか僕が解決に持っていってたんですよ。大人になってからは、本当に相談相手というか、友だちに相談するみたいに、言いやすい人間になってやらなアカンなと思って、何でも相談を聞いてましたね。『悩み事があるんやったら俺に言え、なんでも言うてこい』と」
ぐっさん「心がけているという、そんな大げさなものはないんですけど、会える時間じゃなくて、どれだけ濃い時間が過ごせるかだと思います。遊びでもなんでも、同じ目線で楽しむというのも大切と思いますね。あと、僕自身が広い視野を持つというのが課題です。子どもがもし、地球の裏側に行っても、心の目で見守ってやることができるかどうか。親の広い視野の中で、どうすれば子どもを自由にさせてやることができるかと考えています」
――お子さんとの印象的な思い出は?
寛平さん「僕、子どもが小さいときに、アメマバッチでえらい失敗しまして、借金で走り回ってまして。毎日、仕事、仕事で本当に家に帰れない時期があったんです。それで、子どもと会える時間がなくて。日曜だけちょっと早めに帰ってきたときに、あまりにも父親の顔を見てないから、子どもに『お母さん、寛平が家に遊びに来たで』って言われて(笑)。そんなんもあったけど、このあいだのアースマラソンで地球一周走ってきたんですけど、ゴールのときに、子どもが小さいときに僕とキャッチボールしたときの思い出を、歌にして歌ってくれました。話したいことはぎょうさんありますが、この辺で」
ぐっさん「自分で言うのもなんですけど、けっこう記憶力がいいほうなんで、事細かなシーン、すべて頭の中に入ってるつもりなんですけど、3人とも最初に産まれたときから、ドラマチックなシーンがそれぞれあります。これというおもしろエピソードはないですが、場面場面で、写真より鮮明に心の中に刻まれています」
――普段、家族に言えないことをこの場でどうぞ。
寛平さん「正直言いまして、僕にはまったく力はございません。本当に嫁はんのおかげです。嫁はんに『あんた、こうしいや、ああしいや』って言われ、嫁はんの言うとおりにして。仕事の面ではネタも後輩に『このネタ、どやろ?』と聞いて、後輩に『こうしたほうがええんちゃいますか?』とネタを教えてもらい、本当に他力本願。皆さんのおかげでこの賞がもらえました。本当に感謝してます。皆さんのおかげです。ありがとうございました」
ぐっさん「僕、42歳になるんですが、仕事のロケとかで泊まりに行くたびに、ホームシックというか、家族シックというのか、そういう気持ちになるんです。本当に、ずっと一緒にいれて、旅一座みたいに回れたらいいなと思うぐらいです。そういう家族がいることが、僕にとっての原動力です。家族が元気なら僕も元気になるし、僕が元気なら家族も元気になる。そういう気持ちでこれからも行きたいと思います」
父の日の6月19日(日)には、阪神甲子園球場で、『ベスト・ファーザーin関西特別授賞式&プロ野球部門授賞式』が行われる予定です。
阪神甲子園球場のグラウンド内で、今回の受賞者と、プロ野球部門の受賞者が出席する特別授賞式になります。さらに試合終了後のグラウンドで、『親子でキャッチボールイベント』(雨天時中止)を開催する予定です。
関西のベスト・ファーザーに選ばれた寛平さん、ぐっさん、おめでとうございます!
これからも、素敵なお父さんでいてくださいね!
【間寛平】【山口智充】