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2011年6月19日 (日)

よしもと祇園花月が7月15日(金)、いよいよグランドオープン!

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6月19日(日)、吉本興業株式会社 東京本社にて、よしもと祇園花月のグランドオープン記念会見が行われました。

5月3日(火・祝)のプレオープン以来、週末及び祝日に公演を行ってきた同劇場。7月15日(金)に、24年の歳月を経ていよいよオープンすることになったのです!

会見には京都を愛する“京芸人”こと、木村祐一、サバンナ、チュートリアル、ブラックマヨネーズ、麒麟が浴衣姿で登場。「おおきに〜」「まいど〜」など、はんなりした挨拶を口にしながら登壇します。

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皆さん、地元の京都に劇場ができるのを待ちわびていたよう。……ですが、麒麟・田村は話し始めた途端、「大阪出身は、その辺で」と、木村に話を遮られます。「(京都出身の相方に)便乗するのやめて」(サバンナ・高橋)「吹田劇場に出て!」(ブラックマヨネーズ・小杉)など次々と苦情を浴びせられ、「僕も京都には思い入れはあります!」と必死に反論します。

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サバンナ・八木が喋り出した際には、相方・高橋から「こいつは京都市民じゃなくて、京都府民。祇園花月まで片道1時間半かかりますよ」と暴露が。「いやいや、市内も詳しいです! 京都はいろんな本店がありますからね。餃子の王将の本店は山科にあるんですけど」とアピールする八木でしたが、チュートリアル・福田に「本店は二条ですよ」と指摘されていました。

木村は「由緒正しいところに劇場ができて、嬉しいです。(劇場のできる)祇園会館は昔、マハラジャとかディスコがあってナンパしていたことがある」と、若き日の思い出を披露。すると、チュートリアル・徳井も「マハラジャのあとにできたディスコでバイトしていたことがあるんで、祇園会館の建物に思い入れがあるし、やらしい思い出もある」と語ります。

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ブラックマヨネーズ・吉田は「プレ花月に出させてもらった時に、京都らしい紳士のオッサンがホステスは連れて来ているのを見かけた。お父さん方には、僕らをだしにしてそういうことをどんどんして欲しいです」と、エール(?)を送っていました。

MCの武内由紀子から「京都の人は裏表があると言われますが、本当ですか?」と尋ねられると、「(島田)紳助さん、見て。悲しい時は泣く、嬉しい時は笑う……裏表ないでしょ?」と、木村が答えます。

また、2組のM-1チャンピオンを輩出した京都の笑いのレベルについては、「それこそM-1を作った紳助師匠も京都出身ですし、紳助師匠が尊敬されている上岡龍太郎さんも京都。レベルは高いんじゃないですか?」と徳井。吉田も「大阪人2人揃ったら漫才師って言いますけど、そんなことはないやろって。漫才ってどれだけの思いで作らなあかんか!」と力みます。
「まあ、京都出身の芸人は妬みの精神を持っているというか。気にせんでいいことをネタにするからね」と同調した木村に、「生きててしんどいですよね?」と更なる同意を求める吉田でした。

ここで祇園花月のキャンペーンガールが登場。「安田美沙子さんかな?」「杉本彩さんかな?」とワクワクする京芸人の前に現れたのは……、今いくよ・くるよ!  番傘から顔を出し「どやさ!」と叫んだ瞬間、芸人達が一斉に倒れます。

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悪天候のため、移動手段に遅れの出ていた宮川大輔も合流しました。

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「以前の祇園花月は若手の登竜門だった劇場。私達も頑張っていた」といくよがしみじみと語れば、「祇園花月も京都花月も青春だった。当時の師匠から見たら、だいぶ変わった」とくるよ。そんな2人に「全部見てきはったんですもんね。生き証人ですね」と木村が声をかけました。

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会見終了後のマスコミ取材で、意気込みを訊かれた出演者達。
「僕は京都花月が閉館するくらいにこの世界に入ったので、お客さんとして観に行ったこともある。あれから24年……まぁ25年経たんでよかったなと。ラーメン、串揚げ、お好み焼き、たこ焼き……食文化も充実しているのが、京都。笑いもあると言われるように頑張りたい」(木村)
「華やかな色香が漂うなかにお笑いの劇場。観光して、しかも笑っていただけるなんて思いがけないことですね」(いくよ)
「劇場ができて本当に嬉しいですね。京女は辛抱強い。ただ芸はバーンと出なあかんけどね」(くるよ)
「僕は1人ですし、ネタはしないんでトークライブなりで祇園花月の舞台に立てればなと。友達に来てと宣伝したり……口コミ担当になります」(宮川)
「以前あった京都花月の前の公園でストリート漫才をやっていて、いつか京都に劇場ができたらいいなと話していた。実現して嬉しいです」(高橋)
「外国人の観光客が多いから来ていただきたい。ただし、日本語がわかる方で!」(八木)
「祇園でロケをしたら、すごく美味しい店があった。祇園グルメも楽しみにしています」(田村)
「プレオープンの初日に出たら、待ってました感をすごく感じた。(公演と公演の)空き時間の過ごし方で、粋やなと思ったのは高橋さん。後輩と一緒にひと粒2000円の梅干しとお茶で、“さぁ行こうか”って」(川島)
高橋はひと粒2000円すると思っていなかったそうで、値段を引いた途端に汗が出たそうです。

「生まれて初めて芸人さんを観たのが、大木こだまひびき師匠。劇場裏の、なんの用があるねんっていうような細い道を歩いていたのを覚えています」(徳井)
「僕ら、KBS京都で『キョートリアル!』っていうラジオ番組をやっていて、500回を迎える。祇園花月に来た際にはそちらも聞いて欲しいですね」(福田)

KBS京都でいくよ・くるよがやっていたラジオ番組に、若手はよくゲストで出させてもらったそうです。昔を懐かしむいくよとくるよが映りゆく京都について感慨深そうに話していると、「僕らはまだ意気込みを話してないんですけど!」と吉田からツッコミが入ります。2人から「言いよし! 言いよし! 喋りよし!」と言われ、話し始めたブラマヨの2人。
「KBS京都に出させてもらった時、飛び込み飛び出しの仕事だったんですけど、タクシー代をもらえなかった。それで“タクシー代くれよ”ってブログに書いたら、KBSの社内に貼り出されていたことがあった。また頑張って、KBSに呼ばれるようになりたい。(劇場への意気込みは?と訊かれ)僕の出ている中学出身の有名人は倖田來未さん、サッカーの松井大輔選手、僕が今横一線でいるから飛び抜けたい」(吉田)
「まぁ……頑張らないかんと思います。いろんな先輩が一緒になりますけど、この前、おかけんた・ゆうたのけんたさんがおにぎりを差し入れてくれたのに、若手が誰も手をつけなかった。淋しそうにしてましたよ。若手は劇場に来る時は、お腹を空かせて来ましょう!」(小杉)

7月15日(金)にオープンするよしもと祇園花月は、よしもと各劇場の“ええとこどり”。歴史を守り伝える京都で本格的かつ旬な生の笑いを存分に楽しんでいただくことができます。
劇場ができる祇園会館は、昭和33年から日本だけではなく世界の名画を上映する映画館として皆さんに愛されてきた場所。古き良き時代のレトロな趣を活かした劇場は“花道”や“桟敷席”も現存。ほかの劇場とはひとあじ違う、味のある造りも特徴です。

平日は、人気や話題の公演を京都唯一のナイト興行として開催。週末の土日や祝日は13時と16時から、人気の若手からベテランまでが集う寄席公演を開催します。グランドオープン記念としまして、7月15日からは浴衣でご来場いただいたお客さまには抽選で、よしもとグッズがプレゼントされるキャンペーンも実施されます。

現在もプレオープンとして公演を開催中のよしもと祇園花月へ、ぜひ足を運んでください!

よしもと祇園花月
●客席数:502席(うち桟敷席18席)
●所在地:〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北川323 祇園会館内
●公演お問い合わせ
 チケットよしもとインフォメーション:0570-036-912(10時〜19時)
●公演概要
【週末ネタ公演】
 毎週土日曜日、祝日 1回目:13:00〜/2回目 16:00〜
 公演時間:約90分
 料金:前売:3000円/当日 3500円(全席指定・各種団体割引あり)
【よしもと祇園花月 特別公演】
 毎日夜 18:30〜もしくは19:00〜
 料金:公演ごとに決定(全席指定・各種団体割引あり)
●公式サイト:http://www.yoshimoto.co.jp/gion/

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