よしもとニュースセンター

「あなたの街に“住みます”プロジェクト」の「地元に住みます芸人」愛媛県担当のモストデンジャラストリオ（Mr.X　ウルフ　キバ）のお披露目会見が、愛媛県松山市の松山市総合コミュニティセンターにて行われました。

会見は、モストデンジャラストリオのおなじみの自己紹介（「俺の名前はウルフ！俺はキバ、マイネームイズ、ミスターＸ、3人合わせてモストデンジャラストリオ、ウェー！」）

で、これまでのお披露目会見とは何か違う、波乱を予感させるスタートでしたが、あいさつになると、
「愛媛に住むことになりました。愛媛に住んで1か月、住民票も松山市に移して、みなさん仲良くしていただけたらと思います。この間、市役所で松山市長にもお会いして、全面的に応援していただけるとのことで、あとはみなさんからの応援だけです。よろしくお願いします。」
とたんに3人の礼儀正しさが前面に出てきます。

しかし、エリア社員・愛媛県担当水本から
「今の愛媛県には刺激がちょっと足りないなと思います。モストデンジャラストリオの3人の力を借りまして、刺激的な笑いを愛媛に届けていければと思っております。」
と3人へのデンジャラスな期待を込めたあいさつを行います。

そこにモストへの応援ゲストとして、笑い飯・ジャルジャルが登場しましたが、嫌がってなかなか真ん中に集まってきません。
やっと集合した4人に
「愛媛のみなさんにモストデンジャラストリオのいいところをＰＲしてください」
と聞いてみました。
これには、笑い飯・哲夫が
「彼らはダラダラと芸歴だけを重ねることで、47都道府県に「住みます芸人」に選ばれた。他の県は、だいたい出身者がその県の担当になっているのに、彼らには何の縁もゆかりもない。」
といきなりのマイナス発言を。思わずＸ（エックス）が
「俺の母親の実家が愛媛にあるわー！」
と微妙な距離感で反論をするも、すかさず哲夫が
「では、ほかの2人は何のゆかりもないのに・・」
と追い打ちをかけます。
さらに
「彼らのいいところは・・・・人数が多い！」（笑い飯・西田）
「Ｘさんのいいところは、顔を隠す蝶のマスクをつけているが、素顔がそんなに気にならない」（ジャルジャル・福徳）
「気のいいオジサンたちだな～っと、しかし、Ｘさんとキバさんは一緒に住んでいるが、ウルフさんは同居を断って分裂状態が続いている。」（ジャルジャル・後藤）
と、4者4様のさんざんなコメントが続きますが、なぜか、これを聞いているモストの3人がうれしそうにツッこんでいたのが、印象的でした。

それではと、逆に愛媛征服を狙うモストの3人に、これから企んでいる「ワリーこと」を聞きましたが、「昨日も哲夫さんと飲みに行って、そこの店長に名刺をもらったので、『これからもっと盛り上げていきます』って言ってたんですよ、あと、地元で落語をやっているお坊さんとチンチン電車で会って、そこでも『がんばって愛媛盛り上げていきます』って、すごい草の根運動をやってますよ～」と得意げに語るモストに「悪いことですよ。」とたしなめる笑い飯とジャルジャルでした。
気を取り直して、引き続き悪事の計画を聞いていきますが、
「ロープウェーの駅にある顔置きパネルの横に我々の顔置きパネルを置く」
「（伊予鉄道の）坊ちゃん列車のガイドを僕らがやって、値段も料金も値上げしていく。ワリー！」
と無理やり悪いところを主張しますが、愛媛観光の貢献案ばかりどんどん出てきて、
「愛媛、盛り上げようと必死やん」
と周りにツッこまれるばかり。
その後も
「すでにＸとキバは、住んでいるアパートの子どもたちが“キバー！、エックスー！”って追いかけてきたりするくらいなじんでいる」
とか、
「８月の松山まつりの連（ひとつのチーム）に密着して、その連が優勝を狙うまでの密着レポートをやっている」
など、完全に愛媛に溶け込んでいる感じです。また、「愛媛のイメージは？」という報道陣からの質問にも
「都会で住みやすい、城下町で緑と生活圏が密接していて、景観含めて素晴らしい。」（ウルフ）
「お魚がすごくおいしい」（Ｘ）
「スターバックスのドライブスルーにビックリした」（キバ）
と、快適そのものの様子。
「ワリー！」ことが、予定通りできるかどうかはわかりませんが、愛媛のいいところは確実に広めてくれそうな、モストデンジャラストリオの3人でした。