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2011年7月13日 (水)

ブサイクランキングV3のカリカ・家城が悪魔役に大抜擢!?

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7月12日(火)、都内・試写室にて映画『デビル』の「悪魔を呼ぶ真夏の女性限定恐怖試写会」が行われ、デビル役としてカリカ・家城が出席しました。

なぜこのイベントに、家城が呼ばれたのか? それは今年「よしもとブサイクランキング」で3年連続1位となり、見事殿堂入りした功績(?)が評価されてのこと。「デビル役は彼しかできない」と熱烈なオファーを受け、今回の出演が実現したというわけです。

顔を覆い隠して出て来た家城は、映画パーソナリティ・伊藤さとりさんから「あなたはデビルですか?」と訊ねられ、「私はデビルだ。悪い子いねぇか!」と即答します。

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「なまはげみたいですけど……マスクって外せるんですか?」との質問に、「外せるわけがないだろ。我が輩が人前に出る時はこの格好なのだ」と悪魔になりきる家城でしたが、「お客さんは怖がらず、笑っていますよ。デビルだという証しのためにも、マスクを外してもらえませんか?」とお願いされ、顔を覆っていたマスクを取ります。

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「カリカ・家城さんといえば、よしもとブサイクランキング3年連続1位。まさにデビル顔ですね。おめでとうございます!」と声をかけられ、「嬉しいのか悲しいのか……でも、ありがとうございます。ブサイクだけじゃなく、悪魔というキャラも本日から加わったカリカ・家城でございます」と挨拶します。

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ここで、伊藤さんから『デビル』に絡めた質問が。家城らしい独特な表現が光るコメントの数々に、会場は笑いに包まれました。

伊藤:デビル顔で得をしたことはありますか?
家城:1つもないですけど、今日(このイベントに)呼んでいただいたのは得したことだなと思います。
伊藤:プライベートでもないですか?
家城:たまに「こういう顔で得したことありますか?」って訊かれますけど、この顔だったら、ゴハン屋さんで1品多く出るとかないですよ? ホントに男前とか美人だったらあるかもしれないけど、ブサイクにしたらケンカになります。ナメてんのか!ってなりますから(笑)。

伊藤:じゃあ、損をしたことはありますか?
家城:数えきれないほどありますけど、一昨日ありました。ガレッジセールさんたちと宮城県の体育館へ行った時に、子どもが逃げられたことですね。笑って欲しくて行ったのに、切なくて……。僕はただ立ち尽くしているだけでした。で、お母さんが「せっかくだから、写真撮ろう」って子どもの手を僕のほうに引っ張るんですけど、「やだ! やだ!」「お母さんも一緒に撮るから大丈夫よ!」って言われて……。僕、ホントのデビルみたいでした。

伊藤:今まで“こいつはデビル的だなぁ”と思った人はいますか?
家城:ガレッジセールの川田さんですね。以前、飼っていたデカめの熱帯魚を、お店に返すから運んでくれって言われたんです。で、小さめのバケツに入れて持って行ったら、お店の人に「そんな感じで持っちゃダメだよ。猛毒持ってるから」って言われて。川田さんにそれを伝えたら、笑いながら「知らんさぁ」って言ってました(笑)。

伊藤:では、これまで出会った女性に、デビル的な方はいましたか?
家城:結構いましたね。僕の場合、明るい店に行ったら勝負にならないですから、暗めの間接照明のお店に女性と行ったりするわけですよ。そうしたら、相手の女性が「どうした? 今日、顔を怪我してるの?」って。別の女性には「男の人って、化粧できないから大変だよね」とも言われて……デビル的だなって思いましたね。

伊藤:今日はデビルになっていただいていますけれど、もし自分が本当のデビルになって力を手に入れたら、地獄に落としたい人はいますか?
家城:いますよ! イケメンと呼ばれている方全員に、地獄を見てもらいます。だって電車に乗っただけで、女子高生が「ヤバい」って騒ぎ出すんですから。僕と同じ景色を観ていただきたいし、同じ状況を味わっていただきたい。その力があれば、僕は幸せにならなくてもいいです。ここだけは自分を抑えられません! すみません!

ブサイクランキング1位ならではの苦悩を語る家城に、「でも、覚えてもらいやすいのはいいですよね?」と伊藤さんがフォロー。「確かに、テレビやライブを一度観てくれた方はすぐ覚えてくれます」と言う家城に、伊藤さんが「ここに来ている女性も忘れられないですよね」と再度フォローするも、「まぁ、男性として僕を見てないんでしょうね。オブジェだと思っているはずですよ」とネガティブな発言で笑わせました。

フォトセッション中、お客さんからの「怖いね」「一重(まぶた)なんだね」という囁きに、「一重ですよ〜」と応える家城。カメラマンの要望にも丁寧に応える姿に、客席から「いい人だね」という声が挙がっていました。

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その後、行われた囲み取材では、作品にちなんでエレベーターから登場した家城。

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こちらも、スタッフ&報道陣ともに笑いっぱなしの会見となりました。下記にて、その様子をお楽しみください!

——今日のイベントなんですけど、オファーをいただいた時は?
家城「マネージャーから電話が来た時すでに、半笑いの声で(笑)。“デビルしないかっていう仕事なんですけど、どうですか?”ってマネージャーが笑っていたので、ありがたいなと引き受けました。逆に、ほかの人がやっていたら、なんで俺じゃないんだっていう悔しさがあったかもしれないんで、やれてよかったです」
——デビル顔だっていう意識はあったんですか?
家城「(笑)意識してる訳ないじゃないですか! なるべくそうじゃないと思ってないと、生きていられないですよ。普段、妖怪っぽいって言われてるんですけど、(今回のように)自分からでデビルによるのは違和感ありますね」
——今日の自分の姿は、鏡で見られましたか?
家城「見ないようにしてます」
——鏡が割れちゃうかもしれないですもんね?
家城「なんてこと言うんですか! そしたら僕、テレビに出られないですよ。カメラのレンズが全部割れちゃうでしょ!」
——女性限定の試写会でしたけど、こんなに多くの女性に囲まれたことはありますか?
家城「失礼な質問ですけど……初めてです。女性が近いことにそわそわしました」
——女性も小悪魔的な方が好きだったりするんですか?
家城「女性は優しければ優しいほうがいいです。ただでさえキツく扱われて生きているんで、そんなところまでキツかったら保たないです。駆け引きもいらない。とにかく過保護にして欲しいです!」
——先ほど被災地訪問で子どもに泣かれたと話していましたが、その時の本当のお気持ちは?
家城「親戚が東北だったりするので、笑ってもらえるなら嬉しいと思って行ったんですけど、まさか泣かれるとは思わなかったんで……。でも、その様子を観て、その子のお姉ちゃんが笑ってたんです。顔で笑ってもらえるなんて嬉しいなって思いましたね。それに、中学生の子には眉毛を書かれたんですよ。マジックペンを持って走って来て、“眉毛書いていいですか?”って言われたんですけど、断りようがなかったですね。それも、遠くから見ていたおばあちゃんが笑ってくれたんで、嬉しかったですけど」
——眉毛を書いた自分は観ました?
家城「からかわれた野良犬みたいになっているなと思ったので、絶対に見ないようにしてました」
——映画をご覧になっていかがでしたか?
家城「恐がりなんで、夜に観ないでよかったなと。生活をしていたら、どうしてもエレベーターに乗るじゃないですか。僕、1回だけエレベーターの中にいて止まったことがあるんですよ。その時を思い出して怖くなりました」
——今作を観たということは、本物のデビルがどういうものだったかも知っているわけですよね? この映画の中のデビルもブサイクなんですか?
家城「それは言えないですね。……というか、デビルとブサイクは違うもんですからね!」

『デビル』は、『シックス・センス』で知られるM・ナイト・シャマランさんが長年練り上げて来た原案・アイデアを、将来の若手映像作家たちと映画化していくという新プロジェクト「ザ・ナイト・クロニクルズ」待望の第一弾作。高層ビルのエレベーターに閉じ込められた5人の男女が、次々と惨殺されていくというソリッド・シチュエーション・ホラーです。

「この映画を観たら、エレベーターに乗るのが確実に怖くなります。きっと階段生活が始まります」と家城も大興奮の『デビル』は、7月16日(土)より全国公開。新感覚ホラーを、ぜひ映画館で体験してください!

『デビル』
監督:ジョン・エリック・ドゥードル
原案:M・ナイト・シャマラン
出演:クリス・メッシーナ、ローガン・マーシャル=グリーンほか
配給:東宝東和
公式サイト:http://devil-movie.jp/
7月16日(土)、全国ロードショー

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【家城啓之】【カリカ】

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