【ライブレポート】『THE MANZAI 2011』予選2回戦・最終日
7月12日(火)、『THE MANZAI 2011』の予選2回戦が品川よしもとプリンスシアターにて開催されました。
MCはエハラマサヒロが担当し、約50組の漫才師が登場したこの日は、M-1ファイナリスト&準決勝進出常連組が大集合。予選2回戦の最終日にふさわしい、ハイレベルな戦いが繰り広げられました。
序盤には、麒麟、ダイノジらが安定感のある漫才を披露。
また、ジャルジャル、磁石などの独創性あふれるネタに、観客からは大きな笑いが起こっていました。
中盤には、ニューロマンス、寺゛Xという超個性派コンビに続いての出番となったチーモンチョーチュウ・菊地が、「前の2組なんなんすか!(笑)」と苦笑いしながら登場する一幕も。
続いて南海キャンディーズ、キングコング、我が家などテレビでもおなじみの華やかな面々による漫才が繰り広げられ、会場は大いに沸きました。
後半戦に突入してからも、ハリガネロック、アジアン、東京ダイナマイト、POISON GIRL BANDら『M-1グランプリ』や賞レースの常連組が続々登場。芸歴制限のない本大会ならではの、豪華なメンツが顔をそろえます。
『M-1グランプリ2009』チャンピオンであるパンクブーブーも渾身の漫才を披露し、会場は最高潮の盛り上がりを見せました。
終盤、若手のジューシーズが趣向を凝らしたネタを披露すれば、ベテランの2丁拳銃が堂々たる掛け合いで応戦。『M-1グランプリ2010』をきっかけにブレイクしたスリムクラブは、独特の“間”に磨きをかけた漫才を披露し、アップダウン、COWCOWらは劇場で鍛えたしゃべくりで会場の空気をものにしていました。
トリを務めたのは、博多華丸・大吉。
「こういうのは若手の大会ですよ」「楽屋に居づらいです」と、全く肩に力の入っていない様子で漫才がスタートしましたが、あれよあれよという間に観客を大爆笑のうずに巻き込み、ベテランの貫録を十分に見せつけていました。
こうして、すべてのコンビの漫才が終了。満員御礼となった会場からは、大きな拍手が起こっていました。
2回戦に出場した230組から、7月~11月に開催される決勝全国サーキットに進出できるのは“認定漫才師”に選ばれた50組のみ。結果は公式ホームページで発表されますので、ご注目ください!
●THE MANZAI2011公式サイト
http://www.themanzai.com/