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2011年7月26日 (火)

池脇千鶴が主任看護師を好演! 映画『神様のカルテ』完成披露会見開催

7月25日(月)、8月27日(土)より公開される映画『神様のカルテ』の完成披露会見と舞台挨拶が都内で行われ、深川栄洋監督をはじめ、主演の櫻井翔さんや、櫻井さんの妻を演じた宮﨑あおいさん、要潤さん、吉瀬美智子さん、岡田義徳さん、朝倉あきさん、原田泰造さん、加賀まりこさん、柄本明さんら主要キャストが集結。重要な役どころを演じた池脇千鶴も出席いたしました。

『神様のカルテ』は、2010年の本屋大賞にノミネートされた感動小説を映画化したもので、信州の一地方都市にある病院で働く青年内科医・栗原一止(いちと)が、愛する妻・榛名らの支えで、一人の医師、一人の人間として成長していく姿を描く人間ドラマ。その中で池脇は、一止の同期でありよき理解者である主任看護師・東西直美を演じました。

完成披露会見では、キャストと監督は白い大型リムジンで登場。レッドカーペットならぬ、桜の花びら舞い散るピンクカーペットを歩いて登壇し、大歓声で迎えられました。「リムジンで舞い上がってしまいまして、テンションが上がってます」と笑顔を見せた櫻井さんは「悩みに悩み、苦しんだ1か月半でした。でも結果、素敵な、自分の中での財産になるような作品に仕上がりました」とPR。宮﨑さんも「誰かに必要としてもらえるってすごいパワーになるんですよね。必要とされることで、ハルは頑張れて『ここにいてもいいんだ』と思える。みなさんにも、少しでもそんな思いを感じとってもらえたら嬉しいです」と撮影の充実いた様子をのぞかせます。

そんな中、池脇は「台本を最初にいただいたときに、一止の、とにかく悩んで一生懸命ぶつかって前に進んでいく姿がまぶしくって、それを支える周りの人たちも素晴らしいな、優しい映画だなと思いました。それに私が出れるのは光栄だなと思ってたんですけど、完成したものを見たら、私を含めてみなさんのバックボーンって描かれてないんですね。でも、みんなもいっぱい乗り越えてきたんだろうなっていうのがわかる、優しさだけでなくそういう深さも伝わってくるような見ごたえのある映画だなと思いました。みなさんもそういうところを感じていただければと思います」と心を込めてコメント。

これには司会を務めた徳光和夫さんも「その通りですね!」と感嘆した様子でしたが「櫻井さんとは同期という設定でしたが、撮影のときに同期同士の共通のネタみたいなものはありましたか?」と若干のムチャぶり。「……これといって」と言いかけた池脇を「いっぱいあり過ぎて、今ちょっと挙げられないですよね(笑)」と櫻井さんがフォロー。「いろいろ…あり過ぎました、かね?(笑)」と応じた池脇には、徳光さんも「…ということでしたら、これ以上は差し控えさせていただきます」と応じ、会場は大きな笑いに包まれていました。

その後、監督と出演者はTOHOシネマズで開催された完成披露試写会にも舞台挨拶として登場。「こういう映画に出られたことは女優冥利に尽きる」(加賀さん)、「今日観た感想を、ぜひ友達や親類縁者に宣伝して、みんなに観にくるよう言ってください」(柄本さん)などと語り、最後に監督が「いろんな悲しいことが起きましたが、この映画を観て少しでも悲しみを忘れたり、大切なことを忘れないようにする、そんなきっかけになればと思います」とメッセージを送り、監督と出演者ともに、映画の完成度に手ごたえを感じている様子でした。

映画『神様のカルテ』は8月27日(土)より、全国東宝系にてロードショー。どこまでも温かく、また優しい映画を、ぜひとも劇場でご覧になってください。

●映画情報
『神様のカルテ』
出演:櫻井翔/宮﨑あおい/要潤/吉瀬美智子/岡田義徳/朝倉あき/原田泰造/池脇千鶴/加賀まりこ/柄本明/ほか
監督:深川栄洋
原作:夏川草介『神様のカルテ』(小学館文庫)
音楽:辻井伸行
8月27日(土)公開
公式サイト:http://www.kamisamanokarute-movie.jp/index.html

【池脇千鶴】