人魚のはく製にピースも仰天!?荒俣宏監修の『NO-UMA展』が絶賛展示中!
7月26日(火)、神奈川・横浜中華街にある「よしもとおもしろ水族館・さかなの赤ちゃん水族館」にて、「特別企画 大好評御礼!」記者会見が行われました。
現在、「よしもとおもしろ水族館・さかなの赤ちゃん水族館」で開催中の『博物学者・荒俣宏さん探集 NO-UMA(ノーユーマ)展〜未確認生物はここで確認できる〜』が好評により、期間延長。8月31日(水)まで開催されることになりました!
“NO-UMA”とは、「NO【否定】+UMA(Unidentified Mysterious Animal)【未確認生物】=未確認生物は“未確認”ではない」という意味。以前は確認できないと思われていた生物の中で実際に確認できた生物を集め、展示しているというオモシロ企画なのです。
会見にまず登場したのは、荒俣宏さんとピース。
「荒俣先生は、NO-UMAではないですか?」とピース・又吉が訊ねると、荒俣さんは「生物ではあるけど、未確認ではありますね。普段は変人としか理解されていないと思いますが、実は博物学者なんです」」と笑顔で応えます。
荒俣さん曰く、この展覧会の基盤となったのは300年前のアジアの魚類図鑑。ヨーロッパではその昔、南の海の生き物は知られていなかったため、この図鑑に載っている美しくファンタジックな魚たちはいないと思われていたそう。ですが、近代になって図鑑の生物が実存することが判明。荒俣さんは「この図鑑は、NO-UMAのはしりなんです!」と力強く語ります。
また、「見どころは、忘れ去られた博物学の楽しみが体験できるところ。昔はネッシーや人魚などのいるかわからない生き物を探す面白さがあった。今はテレビでいろんな生物が見られますが、実物と情報が繋ぎ合わされる面白さを感じてもらえるはず。子供たちには嘘と誠、どうなっているかわからないという地球のテーマを感じてもらって、大きくなったらどんどん探検に出て欲しい」と、子供たちへメッセージを送りました。
図鑑と実物を比べてみようということで、ウミテングが紹介されました。こちらは、タツノオトシゴの仲間だそうで、天狗の鼻のように尖っているためにこのような名前がつけられたのだとか。荒俣さん考案による水槽は底が斜めになっていて、図鑑のイラストと同じような状態で生物たちを楽しむことができます。
この図鑑には人魚も描かれており、「ウソだと言われる象徴的存在ですが、インドでバケツに入れられていたという話がある」と荒俣さんが語ると、綾部は「そんなにちっちゃいんですか? 魚と同じ大きさなんですね」と驚きを隠せません。
後ほど、荒俣さんが所有する人魚のはく製を観せていただくことになり、報道陣には後ろ姿だけが公開されました。
人魚の顔を覗き込んで訝し気な表情を浮かべるピースの2人に対し、荒俣さんは「ヨーロッパでこういう標本はよく出回っている。これも骨董屋で見つけたんですよ」と飄々と語っていました。こちらも同水族館に展示していますので、ぜひチェックしてみてください!
会見の中盤には、追加展示となった『芸人未確認小道具』に出展している佐久間一行、大西ライオン、もう中学生も登場しました。
『芸人未確認小道具』では、芸人がネタで使用している小道具を展示。会見では、まず青い風船が登場します。
又吉が「これは誰のものか、わかりますか?」と荒俣さんに訊ねると、「知ってますよ。名前はわからないんだけど、セイウチみたいな体をした人」と返答。「くまだまさしさんのものなんですけど」と返す又吉に、「“クマ”かぁ」と荒俣さん。そんなマイペースな様子に「どうしても生物の名前が気になるんですね」とつぶやく又吉でした。
くまだはこの風船を鼻の穴に入れて使用するため、空気が抜けないように口まわりにガムテープを5周巻くというこだわりがあるそうです。
ここで、それぞれの展示品を紹介することに。
もう中学生は06年から営業などで使用している“チュン太郎”と“チュン次郎”という鳥のキャラクターを紹介します。また、黄色い物体も取り出したのですが……こちらは“見えるオナラ”!
「ある日、すかしっぺが出て捕まえたのがこれです」と無邪気に説明するもう中学生に、荒俣さんから「失格ですねーーー!」と厳しいツッコミが入りました。
大西ライオンは、トレードマークとも言うべき歴代のライオンの被り物を。現在は5代目だそうで、今回は1代目と4代目が展示されるそうです。1代目は、『ライオンキング』の初代シンバ役を務めた坂元健児さんのサインが入っているプレミアもの。4代目はバイクで移動中に風で飛ばされ、タクシーに轢かれたそうです。
ここで、同期の綾部から「自分の命とも言うべき、この被り物を45リットルのゴミ袋に入れるなんて信じられない!」と指摘されるも、「湿気に敏感やから、あのゴミ袋が一番ええの!」と反論するライオンでした。
ちなみに、2代目と3代目は仕事でなくしてしまったり、壊してしまったそうです。
佐久間は、『R-1ぐらんぷり2011』で披露した井戸のネタで使用しているミニ井戸を紹介。「明治神宮の加藤清正の井戸のように、パワースポットになれば」と語る佐久間に、荒俣さんも「面白い。未確認小道具の中で、一番ビジネスになる!」と絶賛します。「それ、リアルにここ(キャラクターが飛び出して来るところ)が貯金箱になるってことですか? お金を入れたら、キャラクターが飛び出てきたり」と言う綾部に、佐久間も「10円だと出て来ないけど、500円入れたら歌が流れるとか!」と商品化に意欲を見せました。
報道陣から「未確認生物の中で、これはいると信じている生物はいますか?」との質問に「天狗はいて欲しい」と答えた出演者たちでしたが、又吉は「綾部さんは最近、天狗になったと言われてますけど……」とチクリ。報道陣からも“天狗説”について追求された綾部は、「そういうこと、本当に言わないでください。茨城のおふくろから、“そんなふうに育てたつもりはない。東京に染まるな”って、すぐ電話がかかってくるんですから!」と大慌てです。
すると、佐久間が「確かに身に付けているものとかは高そうですけど、今日のパンツがしわしわで安心しました」とフォロー。サウナで履くようなデッカいパンツを着用していたようで、「近鉄バファローズのプリント入り。祐天寺のリサイクルショップで、店員のおばちゃんに“価値がわからないから、50円でいい”って言われました」と笑顔で語る綾部でした。
●展覧会情報
『博物学者・荒俣宏さん探集 NO-UMA(ノーユーマ)展』
『芸人未確認小道具』
【開催日時】現在〜8月31日(水)まで
【場所】
よしもとおもしろ水族館・さかなの赤ちゃん水族館
公式サイト:http://www.omoshirosuizokukan.com/
●芸人顔検索 ピース
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=1925/r=504
●芸人顔検索 佐久間一行
"http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=885/r=683
●芸人顔検索 大西ライオン
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=341/r=680
●芸人顔検索 もう中学生
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=2297/r=836
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