よしもとニュースセンター

　1975年、19歳でデビューした大平サブローが、今年、芸能生活36周年を迎えました。サブローの名にちなんだ「36年目」は、まさに記念すべき年。原点に立ち返り、また新たな大平サブローを発見するために、既にいくつかのプロジェクトをスタートさせていますが、このたび新たな企画が立ちあがりました。なんとサブローと交流の深い36人の皆さんからむちゃブリ企画を募り、挑戦しようというもの。西川きよしからの「36人の相方とリレー漫才」をはじめ、愛あふれる正真正銘の“むちゃ”企画ばかりです！　無謀（？）な挑戦を前に意気上がるサブローが、7月27日（水）に会見を行いました。

　まずは「昨年の会見で発表した挑戦は、僕がやりたいことだけだった。それはそれでやりつつ、新たなチャレンジをと考え、気になる人、仲のいい人36人からアイデアをいただきました」と経緯を説明。会場に用意されたボードには、バラエティー豊かな皆さんからの、これまたバラエティー豊かなアイデアがズラリ。親交の深い芸人やタレントはもちろん、同じ名前で「前々から気になっていた」という読売ジャイアンツの大村三郎選手や、メンバーの間で“サブロー師匠”と呼ばれている縁で依頼したEXILEのTETSUYAさん、サブロー自身が「実は僕、どんな人たちか知らないんですが……」と明かしたキュートンも名を連ねました。
　ここで36人の1人である、たむらけんじが登場。たむらの企画は「月に3回、年36回ご飯に連れていってもらう」で、「最近すっかりご馳走してもらうことが少なくなって……おごっていただくうれしい気持ちを忘れたくないんです！」と主張。既に7回のノルマをこなしているそうで、高級イタリアンからファストフードまでジャンルもさまざま。2人が岩手で駅伝に出場したときは、「コンビニで買ったおにぎりをご馳走していただいた。野原で並んで座って食べたんですが、あれはあれですごくおいしかったです」というたむらに、「こんな企画がなければ、ここまで一緒にご飯食べることないもんなあ」とサブローも楽しんでいる様子です。最後には、たむらから「焼肉屋さんに行ったら偵察と誤解されることが増え、なかなか行けないので、次はぜひ高級焼き肉を！」とのリクエストも飛び出していました。

　現時点で、既にクリアした企画は１つだけ。ブラックマヨネーズ・吉田による「3月6日に競馬のメインレースで36万賭ける」で、なんと50万円の勝利となりましたが、「よしもとから強引に貸し出された賭け金36万円をその場で返し、余ったお金は同行してくれた皆さんで分けて終わり」だったそう。次のレースでさらに儲ける！という誘惑にはしっかり打ち勝ったようです。
　また、西川きよしからの「36人の相方とリレー漫才」は、来年3月6日に行われる36周年イベントでの実現が決定。会見ではたむらを相方の一人としてスカウトするなど、早くもメンバー集めに乗り出しているサブロー。「どういう漫才にするかを考えているところ。1人１、２分を想定しているが、それでも合計で1時間を超えるという大変な漫才になる」と、今から準備に余念がありません。最初は固辞したたむらも「23人目ぐらいで、獅子舞でいいなら！　光栄です！」と最後は快諾。西川きよしとともに、まずは2人の相方が決定しました。
　「とにかくすべて実現するつもりで頑張ります」と繰り返し、力強く語ったサブロー。今後も各企画の進捗状況や結果を随時、発表していく予定なので、どうぞお楽しみに！

【大平サブロー】【たむらけんじ】