本日7月9日(土)より『イオン ハイスクールマンザイ2011 H-1甲子園』がスタートし、初日となる今日、宮城県イオン石巻SCにて北海道・東北地区予選大会が開催されました。
『ハイスクールマンザイ』は、日本一漫才が面白い高校生を決める“漫才の甲子園”。
2011年大会では「東日本大震災の被災地に高校生の元気を贈ろう」「全国の高校生の元気をつなごう」ということで、出演者全員が“ハイマン 元気をつなぐタスキ”をつけて漫才をします。
本日のイオン石巻SCのトップバッターからスタートするこのタスキは、出演者全員で決勝戦の大トリまでつながれ、最終的には優勝者が9月11日(日)に同じくイオン石巻SCで行われる凱旋公演でこのタスキをつけて漫才をすることになっています。
本日、タスキのスタート地点となる地区予選大会初日のMCとして登場したのは、イシバシハザマとオリエンタルラジオ・藤森。藤森の「どうも、シクヨロでーす! 会場に来ている君かわうぃーね!」というチャラい挨拶に、集まった観客からは大歓声が起こりました。
会場には、昨年の優勝コンビで宮城県出身の“アストロズ”も登場し、優勝旗の返還を行いました。
現在NSCに在籍している二人は、『ハイスクールマンザイ』について「これをきっかけに(2人は)友達になりました」と思い入れ深い様子でコメント。出番を控えている高校生に「元気よく声を出してがんばってください!」と、エールを送りました。
そしていよいよ本番。
1番手でタスキをつけて登場したのは、ネットで知り合いコンビを組んだという“ホープ”。
学校を舞台にした高校生らしい漫才で、元気にトップバッターとして会場を盛り上げました。
2番手は、女の子同士のコンビ“マイブーム”。
テンポの良い掛け合いに、目の前で見ていた石橋は「達者でしたねぇ~」と感心。さらに、ツッコミ担当の小笠原さんのキレのある動きに藤森は「あの子にツッコまれてみたいですね!」と絶賛していました。
3番手に登場したのは、高校1年生のコンビ“フライパンサンドイッチ”。
ほのぼのとした独特な空気感で爆笑を巻き起こした2人を、硲は「不思議な感じでかわいい」とすっかり気に入ったようでした。
4番手の“フロムズ”は、コンビを結成して2年というだけあって安定感のある漫才を披露。設定もわかりやすく、藤森も「しっかりしてるなぁ」と見入っていました。
5番手の“ものくろ”は、ハツラツとしたボケの佐々木さんと、ハリセンボン・春菜を思わせるナイスキャラクターの熊谷さんからなる女の子同士のコンビ。愛嬌のある熊谷さんの笑顔に、石橋は「まゆげの下のほっぺたの感じとか、全部いい! 東京に持って帰りたい!」と、完全にとりこになってしまった様子でした。
6番手の“ホルモン”は若干緊張してしまったようでしたが、その朴訥としたキャラクターに芸人たちは興味津々。漫才後のトークでは「スポーツは何かやってたの?」「最近やった一番悪いことは?」などと、質問責めにされていました。
そしてトリを飾ったのは、“ダブルドリブル”。
メリハリのあるストーリー展開でオチもバッチリ決まり、今日一番の笑いを起こしていました。
こうして全7組の漫才が終了。
審査を待つ間には、昨年のチャンピオンであるアストロズもネタを披露しました。
「(宮城で)何かできたらと思っていたので、今日できる限りの笑いを届けたい」と語っていた2人。細部まで練られた見事な漫才で、地元のみなさんに笑顔を届けていました。
そして厳正なる審査が行われた結果、イオン賞は“ダブルドリブル”に決定!
ボケの千葉くんは「まさか自分たちがイオン賞を獲れるとは思わなかったです」と驚きながらも、「うれしい!」と大感激。応援に来ていたお母さんとも、喜びを分かち合っていました。
また、ツッコミの清水上くんについて、藤森は「彼はツッコんだあとに必ず『ウケてるでしょ? 藤森さん』という感じで僕と目を合わせてきたんです(笑)。自信があるのはいいことですよ」と、好感を持った様子。また、イシバシハザマは「ダブルドリブルのネタの時だけ、芸人3人とも笑顔が消えて、マジで見てました(笑)」(石橋)「プロが嫉妬するくらいです」(硲)と、ダブルドリブルの実力に太鼓判を押していました。
大会後の囲み取材で、3人は「みなさん技術が高い。僕らの10年前より圧倒的にうまいです」(石橋)「愛くるしいヤツがいっぱいおったんで、見てて幸せになりました」(硲)「レベルの高さにびっくりしました。早めに摘まないといけないですね(笑)」(藤森)と、それぞれ高校生の漫才を見て刺激を受けた様子でコメント。
また、震災での被害の大きかった宮城県から予選大会が始まったこと、そしてここから“元気をつなぐタスキ”のリレーがスタートしたことに関して、イシバシハザマは「なにがいいって、東北に届いてくるんじゃなくて、東北からはじまるのがいいですよね」(石橋)「高校生たちが思いっきり漫才をやって、お客さんが大笑いして。それがすごくよかった。素敵やなと思いました」(硲)としみじみ。一方、宮城県で放送中の『このへんトラベラー』にレギュラー出演している藤森は「宮城にはもちろん愛着があります。宮城の人って、みんな明るくて優しいんですよ。僕も今日ここで司会ができてよかったです。東北から笑いと笑顔が日本中に充満していったらいいですね」と、宮城県への思いを語っていました。
『ハイスクールマンザイ』は、本日の北海道・東北地区予選イオン石巻SC大会を皮切りに、北は北海道から南は沖縄まで、46か所の会場で地区予選大会を行っていきます。
そして、各地区予選大会でのイオン賞獲得者と、ビデオ審査で選ばれた各エリアの代表10~30組による準決勝大会を勝ち上がった6組の中から、9月3日(土)に東京新宿のルミネtheよしもとで“高校生マンザイ日本一”を決定します!
まだまだ申込み受付中なので、「我こそは!」と思った高校生は、ぜひご応募ください!
●『イオン ハイスクールマンザイ2011 H-1甲子園』公式サイト
http://www.highschool-manzai.com/index.html
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