世界中の映画祭からYELLが届きました!
2011年8月27日~9月2日まで『Yell,Laugh&Peace上映会@いわき』を開催することが決定しました。
今年3月、第3回沖縄国際映画祭は、“私たちにも、できることがきっとある”をスローガンに、3月11日発生した東日本大震災へのチャリティを目的に開催されました。
「沖縄から発信した被災地へのエールを、世界中の映画祭につなげる」ことを主旨に、映画祭開催期間中以外もさまざまな活動の実現を目指してきました。
この主旨に賛同された香港国際映画祭、台北映画祭、釜山国際映画祭、ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバル、ヴェネチア国際映画祭の6つの映画祭に加え、沖縄国際映画祭からの推薦作品9作品をYell,Laugh&Peace上映会@いわき』にて無料上映します。
福島県いわき市の映画館「ポレポレいわき」を会場に、「Laugh(笑い)でPeace(平和)」な作品を上映し、いわきの皆様にエールを贈ります!
今回の悲しい出来事に見舞われた被災地の皆さまに対して、沖縄国際映画祭スタッフはじめ、世界各国の映画祭関係者のできることは、今後の復興に向けて、映画を皆様にお届けすることで、少しでも「感動」や「元気」を感じて頂くことだと考えています。
▼開催概要
【イベント名称】
Yell,Laugh&Peace上映会@いわき
【開催日程】
2011年8月27日(土)~9月2日(金)
【会場】
ポレポレいわき 福島県いわき市平字白根町1-15
http://sekaikan.net
【鑑賞料金】
無料(但し、事前の申し込みが必要)
【鑑賞整理券の申し込み方法】
往復ハガキ、E-mailで応募、抽選。締切:8月22日必着
【応募先】
・往復はがき
〒960-8602 福島市太田町13-17
福島民報社 企画推進部 「エール,ラフ&ピース無料上映会」係宛
・電話 024-531-4161
・FAX 024-531-4343
・E-mail:kikaku@minpo.ne.jp
住所、氏名、年齢、電話番号、希望鑑賞作品名と日時(第2希望まで)、希望人数(4名まで)を、往復ハガキの返信面、メール本文に記入の上、上記宛先へ応募ください。
★ご招待に関するお問い合わせ
福島民報社 企画推進部 電話:024-531-4161
主催:吉本興業株式会社
後援:ふくしまFM、福島中央テレビ、福島テレビ、福島民報社、ラジオ福島 ※50音順
【Yell , Laugh&Peace上映会に賛同に頂いた、映画祭関係者からのメッセージ】
■香港国際映画祭エグゼグティブ・ディレクター ロジャー・ガルシア氏
日本を襲った悲劇を受け、我々はいかに人間の命がはかないものかを再認識しました。
そして、被災者への温かい思い、支援の輪が大きく広がっていくことで、世界はひとつであるということを実感いたしました。困難な状況において、コメディアンは我々に逆境を乗り越える力を与えてくれます。
ともに悲しむ一方で、ともに「笑う」ことも重要です。これらの映画が皆さんに笑顔を届け、少しでも早期の復興に向けた手助けになることを願います。被災地の皆さまが一刻も早く立ち直られますことを心からお祈りいたします。
■台北映画祭ディレクター 胡幼鳳(レベッカ・フー)氏
「映画はいつも人々の心の中に美しい思い出を残します。愛の気持ちがあるだけで、あらゆる困難をも乗り越えられる大きな力になります。震災からの一刻も早い復興を心より願っています。」
■釜山国際映画祭執行委員長 イ・ヨングァン氏
「いわき 市民の皆様。私はいわき市を訪問した事はありませんが、イ・サンイル監督の ‘フラガール’と言う映画でいわき市を知りました。
3月の大震災でとても苦しんでいる皆様を激励する為の映画上映会に釜山映画祭が少しでも力になることが出来て大変光栄に思っております。
平凡な市民が力を合わせて、いわき市を復興させたと言う映画‘フラガール’の話に私はとても感動しました。
そしてその話が実話に基づいているという事をよく知っています。
このようにいわき市のみなさんはどんな苦しみも乗り越えていく強い意志を持っていると信じています。
皆様の強い意志で今の苦しみを乗り越えられて 東北福島の産業の中心地として、一日も早くいわき市が再び立ち上がることをお祈りしております。いわき市民の皆様。頑張ってください。 」
■ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバル Marc Walkow(マーク・ワルコウ)氏
この度の大震災により生活に多大な影響を受けた方々に対し、明るい未来を迎えられるよう、笑顔を届けることを目指したこのようなイベントに、微力にも関わることができることを、光栄に思っております。
映画「アブラクサスの祭」は、福島県にて撮影されました。人を理解し、出会うという欲望を、困難を乗り越えて達成することをテーマとした本作は、震災前の土地の姿と美しい景色を見て頂けることからも、私自身、今回の上映に最適の作品だと感じております。
【上映作品】
■香港国際映画祭からの推薦作品
『CHICKIN AND DUCK TALK(ホンコン・フライド・ムービー)』
監督:クリフトン・コー
キャスト:マイケル・ホイ、リッキー・ホイ、シルビア・チャン
製作国:香港 1988年 提供:Michael Hui company
「香港の喜劇王 マイケル・ホイ製作総指揮、主演作。20年以上経った今でも色褪せない、ドタバタ人情コメディは、世代、国籍を超えて支持される作品です。」
■台北映画祭からの推薦作品
『海角七号 君想う、国境の南』
監督:ウェイ・ダーション
キャスト:ファン・イーチェン、田中千絵、中孝介、レイチェル・リャン
製作国:台湾 2008年 配給:ザジフィルムズ/マクザム
「台北映画祭 グランプリ/撮影賞/観客賞を受賞。台湾映画史上最大のヒット作、5億3千万元(約16億円)を超える興行収入を上げあらゆる世代を魅了した感動作です。」
■釜山国際映画祭からの推薦作品
『ホームランが聞こえた夏』
監督:カン・ウソク
キャスト:チョン・ジェヨン、ユソン
製作国:韓国 2011年 配給:CJ Entertainment Japan
「韓国映画史上初めて観客動員1,000万人超えを記録した“シルミド/SILMIDO”を手掛け、ヒットメーカーとして知られる韓国の巨匠カン・ウソク監督が挑んだヒューマンドラマ。ろう学校野球部での実話をベースとした、静かに熱く、心に響く感動作です。」
※本作品は、8/27(土)よりシネマート新宿、シネパトス銀座ほかにて、全国ロードショー
■ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバルからの推薦作品
『アブラクサスの祭』
監督:加藤直輝
キャスト:スネオヘアー、ともさかりえ、小林薫、本上まなみ、ほっしゃん。、たくませいこ
製作国:日本 2010年 配給:ビターズ・エンド
「現役住職で芥川賞受賞作家 玄侑宋久(げんゆうそうきゅう)氏の原作をもとに、撮影は全編、原作者在住の地である福島県にて行われ、 オーディションを勝ち抜いた地元キャストも多数参加。くすっと笑い、ホロリと泣きながら悩める浄念の生き方に心をゆさぶられる、まっすぐな映画です。」
■ヴェネチア国際映画祭からの推薦作品
『SOMEWHERE』
監督:ソフィア・コッポラ
キャスト:スティーブン・ドーフ、エル・ファニング
製作国:アメリカ 2010年 配給:東北新社
「2010年ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞(グランプリ)受賞作品!
ガーリー・カルチャーを牽引してきたソフィア・コッポラの新境地。高級ホテルでセレブな暮らしをする俳優ジョニー・マルコの前に、別れた妻と暮らす11歳の娘クレオが現れる。空虚な暮らしを続けていた父は、娘と過ごす日々の中で、大切な何かに気づき始めるのだが‥。」
■沖縄国際映画祭からの推薦作品
『阪急電車 片道15分の奇跡』
監督:三宅喜重
キャスト:中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子 ほか
製作国:日本 2011年 配給:東宝
「第3回沖縄国際映画祭 Peace部門海人賞グランプリ、審査員特別賞 ゴールデン シーサー賞 受賞作品
電車内という限られた空間で、たまたま乗り合わせた乗客たちの人生が、ほんのちょっと重なり合い、影響しあう。片道わずか15分のローカル線で起こる小さいけれど暖かい奇跡の物語。「フリーター、家を買う。」の人気作家・有川浩が、電車を舞台に描く、世代を超えた、さまざまな「愛」の物語が待望の映画化作品です。」
『A Crazy Little Thing Called Love』
監督:プッティーポン・プロムサカ・ナ・サコンナーコン、ワシン・ポクポン
キャスト:マリオ・マウラー、ピムチャノック・ルーウィーセートパイプーン、スターラット・ブッタポーム
製作国:タイ 2010年 提供:Shammongkolfilm International company limited
「第3回沖縄国際映画祭 Laugh部門海人賞グランプリ 受賞作品
14歳の高校1年生ナームはあまりかわいいとは言えない外見の女の子。彼女は上級生で、学校中の憧れの的チョーンに恋している。夢の中で彼に会うたびに、ナームはどんなことをしてでも学校一の美女に変身して、いつか彼に自分の存在に気づいてほしいというささやかな願いを抱いている。ナームの恋物語はどんな展開を見せるのか?チョーンは振り向いてくれるのか?恋を成就させたいという夢はかなうのか?未来だけが答えを知っている。」
『クロサワ映画』
監督:渡辺琢
キャスト:黒沢かずこ、渋江譲二、光浦靖子、大久保佳代子、椿鬼奴 ほか
製作国:日本 2010年 配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
「第2回沖縄国際映画祭 Laugh部門海人賞グランプリ、審査員特別賞 ゴールデン シーサー賞 受賞作品
森三中のメンバー、黒沢かずこはひとりだけ女の幸せをつかんでいない。大島美幸は放送作家と結婚、村上知子はアパレル業界の男性と結ばれた。黒沢はまさにアラサー独身女の代表。女芸人という特殊な職業ゆえに浮き彫りになる悲哀、喜び、挫折。しかしそれは人々が生きていくうえで感じる思いとなんら変わらないものである。登場人物のほとんどが実名の本人役! 新感覚のガールズムービー!」
『映画ドラえもん のび太の恐竜』
「第3回沖縄国際映画祭 特別上映作 リスペクト上映として、人気アニメの映画化第1作目を特集上映しました。
本作は、後にリメイクもされ、長きにわたって愛され続けている作品です。親子でお楽しみください。」