【ライブレポート】ヲタ三銃士、聖地襲来
8月9日(火)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO』内のイベントとして、秋葉原・UDXシアターにて『ヲタ三銃士、聖地襲来』が開催されました。出演者は、“ヲタ三銃士”こと、はりけ~んず・前田、天津・向、桜 稲垣早希の3人。通常、お笑いライブでは女子率が高いものですが、この日の会場は男子率95%越え! 野太い歓声に迎えられて、3人が登場しました。
ヲタ三銃士が揃うのは、なんと2年ぶりとのこと。オープニングのフリートークでは、最近の早希の人気ぶりが話題になりました。前田が「初めて早希ちゃんをコントに出したのは、オレやぞ! それなのに、向とユニットを組んで……」とボヤくと、「兄さん、みっともないですよ」と勝ち誇ったように笑みを浮かべる向。すると早希は、「実は、向さんから『早希ちゃん、スク水アイドルって興味ある?』と声を掛けられたことがあるんですよ」と、デビュー当時の秘話を暴露し、向は大慌て。前田から「お前、水着ならともかく、スク水ってなんやねん!!」とツッコまれ、会場から笑いが起こりました。続いて、3人が初共演を果たしたコントのコーナーに! 整形外科医に扮した前田の前に、「機械の体にしてほしい」と、『銀河鉄道999』の星野鉄郎(向)とメーテル(早希)が現れると、会場は大盛り上がりでした。
ラストは、早希がMCを務めた『カードトークバトル』のコーナー。前田と向が事前にアニメキャラの書かれたカードを引き、お題に合ったキャラをプレゼンして対決するゲームでした。
最終戦『どっちに生まれ変わりたい?』では、前田が『こち亀』の両さんを、向が『あしたのジョー』の矢吹ジョーを選択。「両さんは交番でいろんな店をはじめて、一時は必ず儲かってる!」(前田)、「男だったら、ジョーのような生き方をしたいでしょう!」(向)と、白熱したトークバトルが繰り広げられ、勝敗はお客さんの拍手に委ねられることに。接戦が予想されたのですが、ここで早希がジョーの名前を「いぶきジョー!! ……あ、矢吹ジョー!!」と間違える天然っぷりを発揮。お客が爆笑して拍手がまばらになってしまい、見事、前田の勝利となりました。「一回、いぶきを挟んだからや」と、納得のいかない様子の向は、「打ち上げでもう一回やりましょう」と、前田にリベンジを挑んでいました。イベント開始から90分が過ぎ、ここでエンディング…と思われたのですが、向の「こういうイベントは、歌でシメるものでしょうが!!」との声に、会場から大きな拍手が。3人がそれぞれアニソンを歌い、ラストは『銀河鉄道999』を全員で合唱。ヲタたちのアツイ夏の宴は、無事に幕を閉じたのでした。