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2011年8月12日 (金)

【ライブレポート】WONDER MUSIC SPECIAL

8月10日(水)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO』内のイベントとして、恵比須リキッドルームにて「WONDER MUSIC SPECIAL」が開催されました。

ミュージシャンとお笑い芸人が続々登場するイベントということで、会場は様々な層のお客さんでいっぱい。そんな中、トップバッターにはROOKiEZ is PUNK'Dが登場し、骨太なパンクロックで一気に会場を盛り上げていました。続いてステージに現れたニーコは、声優としても活躍するその個性的な声を響かせ、『となりのトトロ』パンクバージョンを披露。

そして3番手にはレイザーラモンRG&椿鬼奴が登場し、おなじみバービーボーイズの『目を閉じておいでよ』を歌い上げました。各アーティストの演奏後には、メインステージの斜め向かいに設けられたサブステージでMCのフットボールアワーとアシスタントの桜 稲垣早希とのトークが行われたのですが、『目を閉じておいでよ』の一曲のみでステージを降りたRGと鬼奴は、サブステージでも『愛と青春の旅立ち』を熱唱。後藤から「なんでその曲のチョイスやねん!」とツッコまれていました。

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次に登場したのは、ジャングルポケット斉藤と渡辺直美。冒頭に流れた「今からお見せするのは、ド下ネタです」というアナウンス通り、ここにはとても書けないようなド下ネタコントを繰り広げ、その下ネタ度合いは後藤曰く「だいぶシモでしたよ。もう、くるぶしの方までいってた」というほどでした。

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そんな2人が荒らしたステージをビシッと立て直してくれたのが、音速ライン。ポップなメロディと激しいギターサウンドで、会場をすっかり魅了していました。

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続く平野綾は、「涼しくなる冬の歌をお届けしたいなと思います!」と、globeの『Can't Stop Fallin' in Love』を歌い出します。しかし、途中でまたもやジャンポケ・斉藤が登場し、マーク・パンサーのパートを熱唱していました。トークコーナーでは、なぜこの組み合わせが実現したのかが話題に。番組で共演したのがきっかけだったそうですが、後藤が「(共演して)仲良くなったの?」と尋ねると、平野は「そうでもない…(笑)」と苦笑い。どうやら、斉藤の強い片思い&勘違いの力が、この共演を実現させたようです。

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次に登場したのは、日本におけるヒューマンビートボックスのパイオニア的存在であるAFRA。歌いながらビートを刻んだりと、超人的な技でリキッドルームを沸かせます。すると突然、「ちょっと待った~!」という声が響き、ステージにRGが乱入! 「僕にもヒューマン“雅楽”ボックスがあるんです!だから、僕と女子十二楽坊をやってください!」と提案し、高い音で鼻を鳴らすヒューマン“雅楽”ボックスでコラボを。さらに、AFRAのビートにのせてあるあるも披露しました。

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「みんな!今日は俺と一緒に夢を見ようぜ!」とお客さんをあおりながらステージに現れたのは、Day of the legendことNON STYLE井上裕介。汗をにじませながらお客さんに手を振ったり、スピーカーに腰かけたりして『声をちからに…』を含む2曲を歌い上げたデイ様でしたが、稲垣からは「汗が飛ぶたびにイラッとしました」、後藤からは「本当にイタいですよ。激痛です」と散々な言われよう。しかし、それにめげることなくデイ様は、年末に『声をちからに…』がCDになることをPR。すると、フットボールアワーの2人は「エコなんでCD出すのやめて頂いてもいいですか?」と切り替えし、お客さんからは大きな笑いが起きていました。

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続いて、『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO』恵比須駅のイメージキャラクターでもある藤森慎吾とあやまんJAPANが登場!

AKB48の『ヘビーローテーション』に乗って踊るあやまんJAPANと、「あげぽよ~」「君かわうぃーね-!」「みんな僕の彼女だよ~」とチャラさ全開の藤森の合いの手に、会場は一気にアゲアゲムードに!

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MCタイムでも「最近あっちゃんより一緒にいる時間が多いよね」と藤森が言えば、「いっぱいやったねぇ~」と、下ネタでしか会話をしないあやまんJAPAN。そんな彼らのシングル『夏あげモーション』が昨日発売されたということで、もちろん新曲も披露されました。

トークコーナーでは、奔放すぎるあやまんJAPANを見た後藤が、藤森に対して「長年の付き合いにしては藤森くん困ってるよね?」とズバリ指摘。藤森は「何年かかってもコントロール不能なんです!」と開き直っていました。

そしてここで、特別ゲストのきゃりーぱみゅぱみゅが登場。
モデルとして活躍し、女子高生のカリスマと呼ばれる彼女ですが、“ぱみゅぱみゅ”という名前は実はサバンナ八木のギャグ「ぱみゅ!」から来ているそう。というわけで、彼女とゆかりのあるサバンナ八木に加え、なんのゆかりもないなかやまきんに君もステージに現れ、ぱみゅぱみゅのDJとギャグのコラボを見せる一幕も。

後藤から「八木さんのストラップや」とこき下ろされたなかやまきんに君でしたが、“大きな声を出す”という必殺技で、じわじわと笑いを巻き起こしていました。

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そんな大騒ぎのコーナーの後には、沖縄を代表するバンドであるかりゆし58が温かみのあるエモーショナルな演奏を披露。ボーカルの前川は、MCで「今年は特にいろんなことがあったし、この先もいろんなことがあると思うけど、今日この場所でこんなにでっかい音で音楽が鳴ってて、それをこんだけたくさんの人が囲んでて、いっぱい笑ったり手拍子叩いて盛り上がったりしてるのはめっちゃいいなと思います。そこにこうやって参加できてるのはめちゃくちゃうれしいなと心から思います」と語り、母のことを歌った『アンマー』、福島の友人の言葉を歌にした『このまちと』、そして出会いと別れを感じさせる『さよなら』と、心を込めた3曲を演奏しました。

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大トリを務めたのは、キマグレン。「こっからさらに盛り上がっていきます!」と、楽器はアコースティックギター一本で、『IT’S MY勇気』『LIFE』とヒット曲を続けざまに披露。ラストは、KUREIの「このステージは初めてワンマンをやったステージだから、思い入れがある場所。最後にこの曲でひとつになれたらと思います!」との言葉に続けて『蛍灯』でエンディングへ。会場は拍手と大合唱に包まれ、約3時間半に渡ったライブは幕を閉じました。

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●「YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO partnership with GEORGIA ~Laugh&Peace2011~」公式サイト
http://www.wondercamp.jp/