【ライブレポート】巣鴨から歌と笑いと元気を届けます!(8/13)
8月13日(土)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO』の一環として、『巣鴨から歌と笑いと元気を届けます!』が、巣鴨地蔵通り商店街すがもん広場にて開催されました。
お年寄りの街というイメージのある巣鴨ですが、炎天下の屋外に設置された客席には、お年寄りだけでなく、親子連れから若いカップルまで、多くの方が観覧しました。
まず登場したのが、MC担当のポテト少年団の3人。菊地が「よしもと!」と呼びかけ、観客が「ワンダーキャンプ!」と返すコール&レスポンスでコミュケーションを取り、一体感が生まれたところで、ネタコーナーがスタート。
トップバッターは幹てつや。矢沢永吉さんの歌まねで登場するも、すぐにショルダーキーボードを肩に掛け、「♪みきみきみきみきみきてつや~」「♪ドゥ~ワァ~」というお馴染みの曲に乗せた漫談で笑いを誘いました。
続いて登場したシューレスジョーは、青年海外協力隊としてジンバブエで野球を教えていた時のエピソードを、続くレアレアは二人の出身地・大阪に帰省する手段をネタにした漫才で盛り上げました。
トレンディエンジェルも漫才スタイルながら、たかしが得意のオタ芸やバック転を披露すれば、斉藤は嵐の曲を自慢の美声で歌い上げ、観客を驚かせました。
ラップの箇所で最前列に座る少年に歩み寄ったところ、斉藤の迫力にその少年が退席してしまう一幕も。
ポテト少年団は、オートバイを使ったひったくりコントで、お年寄りにひったくり犯罪への注意を呼びかけ、この日一番のベテランだったショウショウは、お客さんが鳩しかいなかったといったつらい営業でのエピソードや政治家のものまねで観客から拍手を浴びました。
お笑いコーナーが終わると一転、艶やかな着物姿で登場したのは水木ケイ。
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の演歌歌手で、現在22歳だが、あまりの落ち着きぶりに、この前「38歳ですか?」と言われたそうな。
一曲目の『三百六十五歩のマーチ』を歌い終えると、とげぬき地蔵にお参りしてきた際、煙を「みなさんの顔がよく見えるように目にかけて、声がいっぱい出るようにのどにかけてきました」と大阪弁まじりで報告しました。
地元・大阪を歌った『千日前ラプソディー』に続き、「歌は4歳の時から大好きなんです。藤山一郎さんが一番好きなんです」と前ふりをして、懐メロメドレーへと突入。
ステージを降りて、『東京のバスガール』、『銀座カンカン娘』などを歌いながら、観客と握手してまわった水木。
そして自身の新曲『お別れ出船』と、ラストに『恋のドンパン節』を陽気に歌い上げ、終演となりました。
容赦ない陽射しのなかで繰り広げられた1時間強のステージでしたが、大勢の観客が暑さに負けじと暖かい拍手と声援、そして笑い声を送ってくれました。
●「YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO partnership with GEORGIA ~Laugh&Peace2011~」公式サイト
http://www.wondercamp.jp/