映画『うさぎドロップ』初日舞台挨拶に、池脇千鶴が登壇!
8月20日(土)、東京・新宿ピカデリーにて映画『うさぎドロップ』の初日舞台挨拶が行われ、池脇千鶴が出席しました。
今作は、累計82万部の売り上げを突破した宇仁田ゆみさんによる同名コミックスが映画化されたもの。ごく普通のサラリーマン・ダイキチが祖父のお葬式で出会った少女・りんを引き取り、慣れない子育てに奮闘しながら日々成長していく姿を描いた心温まる物語。主人公のダイキチを松山ケンイチさんが、りんを芦田愛菜さんが演じていることでも注目を集めている超話題作です。
池脇千鶴はダイキチの職場の同僚で、相談相手的存在・後藤由起を演じています。
この日は松山ケンイチさん、香里奈さん、芦田愛菜さん、桐谷美怜さん、佐藤瑠生亮さん、綾野剛さん、SABU監督も登壇しました。
MCの伊藤さとりさんに呼び込まれ、客席中段の上手にある入り口からキャストの皆さん、そして監督が1人ずつ登場すると大きな拍手が起こりました。
松山さんが「会場の雰囲気がよくて安心しました。共演者の皆さんと一緒に挨拶ができて、本当に嬉しいです」と満面の笑みを浮かべると、芦田さんも「今日は来ていただいて、ありがとうございます!」と元気いっぱいに挨拶。
池脇は「少しの出演でしたが、とても重要な台詞をいただけて感謝しております」と話しながら、会場をゆっくりと見渡していました。
劇中では初めての子育てに奮起するダイキチヘ、シングルマザーとしてアドバイスをおくる役柄を演じている池脇は「子育ての経験がないので、想像でしかなかったんですけど……」と語りながら、「先ほども(重要な台詞をいただけたと)話したんですけど、“子どもとの時間も自分の時間だよ”って(自分も)将来思えるようになれたらなと思いました」とコメント。また、できあがった作品を観て、「勇気をもらいました。ダイキチとりんのたくましく、前に進んでいく姿に感動しました」と噛み締めるように語りました。
その後、主題歌を担当したPUFFYの大貫亜美さん、吉村由美さんも登場し、フォトセッションが行われたのですが、小柄な池脇は報道陣から「池脇さん、もっとこっち!」「池脇さん、今度はこっちにお願いします」とたびたびオーダーを受けます。そのたびに隣にいる吉村さんに肩を抱かれ誘導され、照れくさそうに顔を覆っていました。
松山さんは今作に出たことで、気持ちの変化があったそう。「自分のためにだけお金を使い、自分のことだけを考えればよかった独身のダイキチが、りんと出会ったことによって時間の使い方、お金の使い方が変わっていくんです。そうやって大事なものが変化していくことって素晴らしいと思うんです。もちろん仕事で得られるものもたくさんありますけど、家の中で得られるものも多い。そうやって人は大きくなるんだなと思いました」と語りつつ、「ダイキチのような潔さ、強さがあれば、日本男児ももっとカッコよくなるんじゃないかなと。だから――女性に観てもらうのも嬉しいんですけど――男性に観てもらえたことがすごく嬉しいんですよ。だから、今日観て気に入ってくださった方は、どしどし映画館に来てください!」と呼びかけていました。
映画『うさぎドロップ』は本日20日(土)より、全国ロードショー。あふれるほどの愛情が感じられる作品を、ぜひとも映画館でご覧ください!
●作品情報
『うさぎドロップ』
監督:SABU
脚本:林民夫、SABU
原作:宇仁田ゆみ(祥伝社・フィールコミックス)
出演:松山ケンイチ、香里奈、芦田愛菜、桐谷美怜、キタキマユ、佐藤瑠生亮、
綾野剛、木村了、高畑淳子、池脇千鶴/風吹ジュン、中村梅雀
配給:ショウゲート
公式サイト:http://www.usagi-drop.com/