中川家礼二&原武史先生の“鉄漫コンビ”が、出版記念トークショー開催!
8月21日(日)、上大岡ウイングにて、中川家礼二と明治学院大学教授の原武史先生がトークショーを行いました。これは、8月4日に発売された書籍『鉄塾』の出版を記念して開催されたものです。
『鉄塾』とは、芸人きっての鉄道好きとして名高い中川家礼二が、互いの著書にゲスト出演し合うなど、かねてより親交のあった原武史先生とガッチリタッグを組んだ本。政治学が専門ながら、鉄道を通じて歴史や文化を論じて高い評価を得ている原先生と礼二の対談は、まさに談論風発。とはいえマニア向けというわけではなく、「関東の鉄道、なんか地味なんとちゃいます?」「関西の私鉄はJR乗り換えが不便すぎでしょ?」「西武の泥臭さは全国区の知名度と違いすぎません?」「京阪はなんであんなにカーブが多いんやろ?」といった率直な疑問を礼二がぶつけ、原先生が該博な知識を駆使してわかりやすく語るという、一般の人が読んでとても面白くてためになる内容に仕上がっています。
ということで上大岡でのトークショーですが、原先生の勤めている明治学院大学の横浜キャンパスがほど近く、いわば地元。のっけから「上大岡とかのあたりは京浜急行の独占地帯ですよね。実は京急の『花月園』前には、かつて戦後直後まであった遊園地からきているんですが、こういうことをやったのは関西の私鉄である阪急の宝塚が元なんですね」と、鉄道というか、そこから広がって街を語るトークが全開です。それを受ける礼二も水を得た魚。とても楽しげな表情で、先生の語りに耳を傾けます。まさに本の雰囲気を感じさせるトークに、集まった人々も引き込まれている様子です。
二人の話は以降も、それこそ鉄道の路線のように縦横無尽に繰り広げられ、時間はあっという間に経過。「リニアが通る通らないというのは、新幹線の例でも見てとれるようにとても重要で…」というところで「先生、すごく楽しいんですけど、なんかもう、時間きちゃったみたいですわ(笑)。という感じのね、二人の話が本にはいっぱい載ってますんで、ぜひ気になった方は読んでみてください」ということでトークは終了。その後は二人の署名が入ったサイン本の即売会も行われ、多くの方が興味深そうに『鉄塾』を手にとっていましした。
●書籍情報
『「鉄塾」関東VS関西 教えて!都市鉄道のなんでやねん?』
著:中川家礼二×原武史
価格:1,300円/四六判ソフトカバー・196ページ
好評発売中
【構成内容】
●鉄塾1「長距離私鉄について考える」アーバンライナーに乗ってみよう
●鉄塾2「都市鉄道の不思議を解明」礼二のなんでやねん?に原武史が答えます!
●鉄塾3「身近なあれこれ徹底対決」関東vs関西、ほんまはどっちが変?
特別付録 関東vs関西 鉄道あれこれ大アンケート
●芸人顔検索 中川家礼二
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