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2011年8月30日 (火)

ウォンビンが来日記者会見で「アジョシ(=おじさん)にはまだなりたくない(笑)」

8月30日(火)、都内のホテルで9月17日(土)から公開される映画『アジョシ』の記者会見が行われ、主演のウォンビン、共演者のキム・セロン、そしてメガホンをとったイ・ジョンボム監督が出席しました。

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そんな中、ウォンビンは「日本に久しぶりに来られて嬉しい」とコメント。子役のキム・セロンは、なんと日本語で「はじめまして、キム・セロンです」と自己紹介し、会場から万雷の拍手を浴びました。一方「日本は二度目になります」という監督は「この作品は、二人の長所が合わさったことで魅力的な映画になっています」とPR。手ごたえを感じている様子をにじませました。

映画のタイトルとなっている「アジョシ」とは韓国語で「おじさん」の意。「台本をいただいたときに、まずはタイトルに興味を持った」というウォンビンは「出来上がりを見るとアクションシーンも豊富で、みなさんの中にはアクションに関心を示す方もいるかもしれませんが、僕の中では二人のキャラクターがメインだと思います。心の痛みだったり心の触れ合いだったり、血が繋がってないんだけど生まれる、そんな大人と子供の間の愛を感じてもらえれば」と映画の魅力を語りました。また「撮影中は相手を役名で呼ぶようにする」というキム・セロンは、もちろんウォンビンを「アジョシ」と呼んでいたそうで、これにはウォンビンも「実際には、私はまだアジョシにはなりたくないですけどね(笑)」と語り、笑いを誘っていました。

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とはいえ、監督いわく「たしかに、韓国でも“アジョシ”という言葉にはネガティブな意味、結婚してお腹も出ていて…というようなイメージがあるんですけど、この映画が公開されてから、そのイメージが変わったんですよね」とのこと。なお、今作にウォンビンをキャスティングしたことについては「きっかけは『母なる証明』を観たことによります。その中で、彼はこれまでとまったく違うイメージを出していたし、だからまったく新しい“アジョシ”を演じられるに違いないと思った」と語りました。

一方、キム・セロンはウォンビンについて「それまではテレビとか見なかったので、有名な方だとは知りませんでした(笑)。でも共演してみて、寒かったらブランケットを持ってきてくれたり、すごく優しかったです」と形容。ウォンビンも「彼女は感受性が豊かで考えも深い。彼女とは相性がよかったです(笑)」と応じ、二人で目を見合わせて笑うシーンも見られ、会見は終始和やかなムードに包まれていました。

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●映画情報
『アジョシ』
9月17日(土)より全国ロードショー
監督・脚本:イ・ジョンボム 『熱血男児』
出演:ウォンビン『ブラザーフッド』『母なる証明』、キム・セロン 『冬の小鳥』
配給:東映
(c) 2010 CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES. ALL RIGHTSRESERVED

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<あらすじ>
テシク(ウォンビン)は、自ら孤独を選んだ。都会の片隅で質屋を営み、世間を避けるように生きている。過去のある事件が、彼から夢も希望も、未来すらも奪ったのだ。テシクの隣に住む少女ソミ(キム・セロン)は、いつも一人ぼっちだ。クラブダンサーの母は、娘の世話よりも自分の暮らしに忙しい。ソミはテシクを“アジョシ(おじさん)”と呼び、ただ一人の友だちとして慕っていた。ある日、麻薬密売に巻き込まれた母親と共に、ソミは犯罪組織に誘拐される。ソミを救出するために組織を追うテシクは、その背後に隠された恐るべき真実を知る。愛する者を二度と失いたくない─テシクはソミを守り抜くと決意するのだが─。

『アジョシ』公式サイト
http://ajussi2011.jp/pc/

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