【イベントレポート】Yell Laugh&Peace上映会@いわき 6日目 最終日
Yell Laugh&Peace上映会@いわき、6日目の9月1日(木)、この日の上映作品は、「海角七号~君想う、国境の南~」「アブラクサスの祭」「ホンコン・フライド・ムービー」の三本。
1回目の上映終了後に登場したの1日支配人は「レイザーラモン」。
テレビでお馴染みの衣装で登場した二人に、観客の皆様は一斉に携帯電話を取り出し、いきなり撮影会のスタート! 得意のポーズで撮影を行っていた二人は、そのままお客さんと3ショットの写真撮影や、サインの求めに応じるなど、トークもそこそこに客席と一体になっての盛り上がり。
続けて、ハードゲイジャンケン?!や歌舞伎ジャンケン?!などオリジナルジャンケンを駆使したグッズプレゼントでも、レイザーラモンならではの支配人ぶりを発揮しました。
続けて2回目の上映作品「アブラクサスの祭」の上映終了時には、別のお仕事でいわき市にいらっしゃってい女優の「秋吉久美子」さんが、ポレポレいわきで無料上映イベントが実施されている事をお聞きになり、参加いただきました。
秋吉久美子さんは、いわき市出身で震災後、炊き出しをはじめ、被災地の視察、母校訪問など、いわきを発信する立場としてのボランティア活動を続けていらっしゃり、この上映会にも 是非 いわきの皆様へエールを送れれば…と、急遽立ち寄って頂きました。
秋吉さんと一緒に来場されたのは、「野田昇」さん。
地元いわき市在住で塗装業を営んでおられる野田さんは、お子さんのサッカーの応援団長を務められておりその応援で歌う応援歌が評判となり、色々なイベントで歌を披露していく中、今回の震災があり、被災された方に向けて何かできることはないかと考えられていた時に、元気と勇気を与えていこうと立ち上がられ、震災後より避難所などでプロの歌手などと一緒にその歌声を披露し、福島から元気を発信したいと、日々“ガンバローゼ!!”のエールを送られており、秋吉さんとは被災地のボランティア活動中にお知り合いになられ、今回 ご一緒に劇場まで足を運んでくださいました。
秋吉さんの故郷いわきの方々へ向けた温かいメッセージと、野田さんの応援歌「ガンバローゼ、ガンバローゼ!!我らがいわき、ガンバローゼ、ガンバローゼ我らの未来、俺たちの夢を胸に戦う未来を目指し、共に戦う。」の歌声は、来場頂いたお客様一人一人の胸に届けられ、映画と共に心に刻まれる大切な思い出になった事と思います。
7日目最終日の9月2日(金)の上映作品は、「SOMEWHERE」「阪急電車」「クロサワ映画」
最終日 1日支配人のトリを務めたのは「しずる」の二人。
会場であるポレポレいわきには、二人を一目見ようと、早い時間から学校帰りの高校生達が来場し、これまで以上に賑わいを見せていました。
上映終了後には、1日支配人としてスクリーン前に登場し、早い復興を一緒に実現していきましょう!と熱いメッセージを送り、ジャンケン大会や、写真撮影などに応じ、会場はいつにない熱気に包まれていました。
劇場でのイベント終了後は、劇場内に入れなかった人達への挨拶を!ということで、急遽 4階の劇場から、そのまま1階のカフェスペースへ移動。
二人の登場を待っていた、多数のお客さんと束の間のふれあいを楽しみました。
この日は、上映会イベント最終日ということで、1週間 日替りで1日支配人を務めた吉本芸人を代表して、しずるの二人が、いわき商工会議所を表敬訪問。
会頭の小野栄重氏と面談させて頂きました。
いわきを初めて訪問した二人に、小野会頭よりいわきが直面している震災や原発、風評被害などの問題をご説明頂きました。
説明を聞いた二人は、いわき市はもちろん、福島県の早期の復興に向けて、「僕達なりにできることは、一生懸命お手伝いさせて頂きます!」と、熱いメッセージを送っていました。
8/27からスタートした、Yell Laugh&Peace上映会@いわき も本日で終了。
あっという間の1週間でしたが、たくさんの方々に来場頂き、映画や1日支配人とのふれあいなどを通じて「笑い」や「感動」をお届けできました。
また、このイベントが無事終了できたのは、震災前から今日まで変わることなく、地域に根付いた映画館であるポレポレいわき のスタッフみなさんの行き届いたホスピタリティがあってこそでした。
期間中 ご来場頂いた皆様、ポレポレいわきのスタッフの方々本当にありがとうございました。
私達は、これからも 「笑い」や「感動」をお届けできるよう、頑張っていきます!