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2011年9月19日 (月)

【ライブレポート】5upよしもと芸人パークで夏祭り「5up×同世代芸人」

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 『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』の最終日となる19日(月・祝)は、5upよしもとのZEROメンバー、1stメンバーが劇場を飛び出し、大阪ビジネスパークを占拠しました! ステージあり、グルメ屋台あり、グッズショップありの盛りだくさんな内容で、芸人たちとのふれあいチャンスもいっぱいの、まさに夏祭り。円形ホール、TWIN21アトリウム、TWIN21野外広場の3会場は、朝から多くのお客さんでにぎわいました。
 唯一のライブスペースである円形ホールでは、普段はなかなか共演する機会のない多彩なジャンルの芸人たちをゲストに迎えてステージを展開。「ピン芸人」「先輩芸人」など毎回、テーマを変えての4連続公演、まずは「同世代芸人」とのコラボレーションからスタートです。

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 ホールの形を生かしたランウェイ風の舞台と、くるくる回る天井のミラーボール。そう、今回は「キャバレー5up」という設定で、笑いはもちろんダンスまで見せてしまおうという趣向なのです! オープニングでは、カフェのギャルソンをイメージしたTシャツを身にまとい、ジャルジャル、モンスターエンジン、銀シャリ、天竺鼠、かまいたち、藤崎マーケット、ウーマンラッシュアワーが登場。この日のために練習を重ねたという華麗な(?)ダンスで観客の度肝を抜きました。途中、かまいたち・山内が一人目立とうとして、全員からトレーで容赦なくどつかれるなど、笑いの要素もたっぷり。普段よりグンと近いステージとの距離に、お客さんのテンションも一気に上昇しました。

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 ショーを進行するナレーションを担当するのは、なんとスマイルのウーイェイよしたか! 「まずは、ちょっと変わった芸の達人からスタート!」の声とともに、“アゴのせ名人”田崎のオンステージが。藤崎マーケット・藤原、銀シャリに加え、ゲストのチーモンチョーチュウ、オリエンタルラジオも舞台に上がり、達人を迎えます。いきなり長いホウキをアゴにのせ、器用にバランスを取る田崎。続いてイス、さらには畳一枚ほどある巨大なボードもアゴで支え、さすがの芸達者ぶりを見せつけました。他メンバーも挑戦しますが、ホウキ以降はなかなか成功せず。そんななか、巨大ボードを2人で力を合わせてアゴにのせたチーモンチョーチュウが会場を大きく沸かせていました。

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ここで再び、ギャルソン姿の5upメンバーによるダンスタイム。今度は夏の風物詩(?)ともいえるウチワやビールジョッキという小物を使い、コミカルなシッティングラインダンスを見せてくれました。ランウェイから降りて観客と握手したり、ハイタッチしたりの演出もバッチリはまっています。

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 続いては、出演者が3組に分かれて、無茶ブリなお題をこなす対抗ゲームコーナーへ。ジャルジャル、ウーマンラッシュアワー、スリムクラブの「TEAMジャルジャル」、モンスターエンジン、かまいたち、ハリセンボンの「TEAMモンスターエンジン」、オリエンタルラジオ、銀シャリ、天竺鼠の「TEAMオリラジ」……では、天から聞こえてくるこの声は誰!?とメンバーが問いただすと、「ムチャブリズムのDJ田崎です!」と一言。このコーナーは田崎が声のみで仕切っていくようです。
 矢継ぎ早に繰り出される無茶ブリに、指名された芸人たちは四苦八苦! しかしハリセンボン・はるかが「相方の恥ずかしい暴露」とふられて、「くさい!」と力強く答えたときは場内大爆笑。おなじみのチャラさ全開で客席をあおったオリエンタルラジオ・藤森や、『クレヨンしんちゃん』のモノマネを器用に披露した天竺鼠・瀬下も大きな笑いを誘っていました。また、BGMのリズムに合わせて独自のダンスを見せる芸人も。モンスターエンジン・西森の脱力系ダンスからオリラジ・中田のかっこよすぎるキレキレのダンスまで、こちらもお客さんの目をくぎ付けにしていました。

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 いよいよライブも大詰め。エンディングは「Laugh & Peace! レッツショータイム!」の掛け声とともに、出演者全員がステージに勢ぞろい。ゲスト4組も呼び込んでのトークが繰り広げられます。ここで標的となったのは、ウーマンラッシュアワー・村本。「まわりの動きを確認しながら踊ってた」「振り付けぐらい覚えろ」と責められ、一人、オープニングのダンスを再現するハメに。さらに、なぜかスリムクラブ・内間が、村本のネタであるバイトリーダーを真似たりと、同世代ならではの和気あいあいとした雰囲気で盛り上がりました。最後はスリムクラブ・真栄田の提案で、ランウェイを歩きながらの握手会(?)に突入。客席は興奮のるつぼと化していました。

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 いったんゲスト4組が退場した後は、お待ちかね、フィナーレのダンスが! THE YELLOW MONKEYの『LOVE LOVE SHOW』に合わせ、5up芸人たちが舞台狭しと踊りまくります。途中からゲスト芸人やちびっ子ダンサーまで乱入し、会場とステージが一体となり幕を閉じました。漫才やコントだけじゃない、芸人たちのさまざまな魅力がかいま見れたひととき。訪れた皆さんも、大満足の様子でした。

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 終演後は、TWIN21の2会場に立ち寄る方も多く、芸人自らが呼び込みや接客を行う屋台には、長い列が。大阪ビジネスパークをまさに「5upカラー」に染め上げた、熱〜い1日となりました。

●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト
http://www.wondercamp.jp/kansai/

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