【ライブレポート】クイズ!年の差なんて×NMB48
皆さんは、『クイズ! 年の差なんて』を知っていますか? アダルトチームとヤングチームに分かれて回答するクイズ番組で、アダルトには常識だがヤングは知らないこと、逆にヤングには常識だがアダルトは知らないことをそれぞれ出題し、その違いを楽しむというもの。桂三枝が司会を務め、1989年のスタート以来、高視聴率をキープした人気番組なのです。
そんな伝説の番組が、『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』のイベントの一つとして、京橋花月で一夜限りの復活を遂げることに! アダルトチームにはライセンス、シャンプーハット、ギャロップが、ヤングチームにはNMB48の山本彩、山田菜々、渡辺美優紀、小笠原茉由、白間美瑠、城恵理子が参加し、もちろん司会は三枝が務めます。
イベントは、今をときめくNMB48が、テーマソングであるその名も『NMB48』を元気いっぱいに披露してスタート。舞台狭しと歌い踊るパフォーマンスで、会場を魅了します。さらに番組の紹介を行い、いよいよ三枝が登場! 「師匠〜!」という男性からの力強い掛け声も飛び交い、早くもヒートアップの予感です。
まずはアダルトチームが舞台へ。ライセンス・井本が「まさか男性からの『師匠〜!』という声援を聴くとは思いませんでした!」と笑わせます。ライセンス・藤原は会場に両親が見に来ており、「NMBファンに囲まれてるかも。大丈夫かな?」とちょっぴり心配そう。ヤングチームの自己紹介は、ファンにはおなじみのコール&レスポンスを交えた“NMBスタイル”。これには三枝もアダルトチームも驚いた様子で、なんとかついて行こうと必死で覚えていました。が、井本がチャレンジした自己紹介には客席からのレスポンスがなく、全員ガックリ。また、自己紹介で今日が誕生日であることを告げた渡辺に、三枝は「エンディングまでにケーキを用意する!」と約束。果たして舞台でのバースデーパーティーは実現するのでしょうか?
アシスタントを務めるNMB48の村上文香、矢倉楓子が加わり、さっそくお待ちかねのクイズに突入! ヤングチームには近藤真彦さんの『ギンギラギンにさりげなく』、アダルトチームにはNMB48のデビューシングル『絶滅黒髪少女』を使った穴埋め問題が出題されました。軒並み不正解が並ぶなか、唯一正解した山田菜々が、シャンプーハット・てつじから「これ知ってるってことは36歳ぐらい?」とツッこまれる一幕も。一方のアダルトチームは誰一人正解者がいないという惨状で、NMBのライブも見たことがあるという三枝から「知らんの?」とダメ出しが。悩んだ末に、ギャロップ・林にいたっては自らの頭髪にからめたボケを繰り出してしまうなど、早くも回答者たちはジェネレーションギャップに飲み込まれていました。ちなみに各問題には「NGワード」が設定されており、それを回答してしまうと持ち点からマイナスされてしまうというルールがあるので要注意です。
と、まだ2問しか進んでいないのに、盛り上がりすぎて時間が足りなくなるピンチ! 困った三枝は数問パスしてアダルト、ヤングが同時に応える共通問題を出題。「大阪市の市章を描きなさい」という問題が提示されると、両チームとも「難しい!」「わからない!」と頭を抱えて大苦戦。しかもライセンス・井本の回答がNGワードと完全に合致し、会場は爆笑に包まれました。
その後もさまざまな問題で、予想外の回答や事実が続々飛び出します。『桃太郎』の歌詞に関する問題では、山本が「この歌、英語で習いました」と衝撃の発言で、アダルトチームを驚かせていました。
最後まで白熱した(?)接戦の末、優勝は渡辺に決定(実は同率首位だった山田とのじゃんけんで勝利)! 賞品はハワイ旅行……と思いきや、ハワイ旅行で役立つ「ガイドブック」!? ともあれ賞品を受け取った渡辺は笑顔いっぱい。さらに約束通り、誕生日を祝うケーキが登場し、喜びが二倍になった様子でした。会場全員で『Happy Birthday to You』を大合唱し、和やかなフィナーレとなりました。「自分はヤング? アダルト?」と考えながら見るのも楽しいこのイベント。今回、初めて見てハマッたという人は、ぜひ次回の復活を期待しましょう!
●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト
http://www.wondercamp.jp/kansai/
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