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2011年9月20日 (火)

【ライブレポート】ラフピーカルチャースクール~平野区『 たいぞうの楽しい子ど も絵画教室』

『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』開催中、よしもと芸人が大阪24区と堺市でカルチャースクールを開く「ラフピーカルチャースクール」が行われ、9月19日(月・祝)は平野区・全興寺でたいぞうによる『たいぞうの楽しい子ども絵画教室』が開かれました。

緻密で色鮮やか、ファンシーでファンタジックな絵を描くことで知られるたいぞう。「ラフピーカルチャースクール」では講師として絵を描く楽しさを伝えました。

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この絵画教室では、何を描いても良し。しかし、描きたいイメージがなかなか浮かばない方のために、たいぞうが描いた線だけの下絵も準備。そちらに色を塗って楽しんでもらいました。東京と大阪で個展を開いているたいぞう。まずは2つの絵を用意し「どちらが大阪で人気があるでしょうか?」とクイズを出題しました。赤をベースにした絵と青をベースにした絵。参加者の皆さんが「赤!」と回答されていました。その通り、大阪の方はほとんど、赤い絵を好まれるんだそう。その反対に、東京の方はほとんどが青い絵と、地域によって好みがきっぱり分かれているとのことでした。

そして絵画教室がスタート。「好きに描いてくださいね~」と、参加者の机一つ一つに回りながら話すたいぞう。と、ここで参加者の中から「絵具は何を使っているんですか?」との質問が。その答えは「水彩絵の具かペン」だそうです。

また、お子さんに絵を描かせるときのポイントも。「とにかくほめてあげることが大事です。発想力は小学生ぐらいまでが自由にあって、中学、高校生になると発想よりも上手に描こうとする気持ちが強くなるそうです。なので、小学生まではとにかく描いたものに対してほめてあげてください!」とのことでした。

そしてまた机を回りながら、お子さんの塗り絵や絵に対し「おお! 岡本太郎みたいやな!」「ドラえもん好きなん?」などと話しかけていました。

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そんな中、またまた質問が。「絵を描くとき、どうやってテーマを与えたらよいですか?」との問いには、「思い思いでいいです。とにかくいろんな人の絵を見たり、いろんなものを見せることです。最初は真似でいいんです。こんな絵を描こうっていうタイミングとかきっかけがあって、それがあると自然と変わっていきますから」と、思い描くものを何でも描いたらいいとアドバイス。また、テーマを設定してからの発想のポイントとしては、「連想していくことです。今日は敬老の日なので、たとえば老人、孫、優しいとか、思い浮かぶことをどんどん連想していって描いたらいいです」。ちなみにたいぞうは、お笑いのネタを作る感覚で絵のテーマを決めて、描いているんだそうです。

そんな話を聞きながら、二人のお子さんと参加されたお母さんは、「今日は来てよかったです。たいぞうさんの発想がすごいです! 絵にも癒されますし、楽しかったです!」とかなりご満足された様子で語られました。

この絵画教室は1時間の予定でしたが、結局1時間30分、行われました。途中、吉本新喜劇の話や芸人さんの話が披露されるなど脱線しつつも、絵を描くことの楽しさを面白おかしく学べたカルチャースクールとなりました。

なお、10回目を迎える大阪での個展が10月8日(土)~11日(月・祝)に梅田スカイビル40F 空中庭園で行われます(空中庭園の入場料のみ必要。展示時間10時~18時)。こちらもどうぞお楽しみに!

『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト
http://www.wondercamp.jp/kansai/

【たいぞう】

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