【ライブレポート】野爆トーク男子限定SP
9月25日(日)、神保町花月にて男性客限定のトークライブ『野爆トーク男子限定SP』が開催されました。
開演前。客席にいるのは、もちろん男性客のみ。なんと劇場のスタッフも今回は男性のみということで、なにやら不思議なムードに包まれていました。とそこへ、ふらーっと野性爆弾をはじめとするメンバーがステージに登場。なんだか、芸人サイドもテンションが上がらないというより、いつも以上にリラックスムードといった印象です。とはいえ、会場を見渡した野爆・川島「うわー、なんやこの雰囲気。やってもうた感があるな(笑)。こんなことやっといてなんやけど、女の子いてほしいわあ。今日で最初で最後かもな」とコメント。会場は黄色い笑い…ではなく、男くさい笑いに包まれます。
さらに「今日は世界的に有名な方がゲストに来ています」と、川島の発表後に現れたのは吉田戦車さんの漫画に出てくる“かわうそくん”にふんした、レイザーラモンRG。華やかさに欠けることおびただしいですが、今日は男性限定。RGいわく「でもこれ、吉田戦車さんから好評で、なんとあの糸井重里さんからも『すばらしい』というお言葉をいただいたんですよね」とのことで、さらには要請を受けての“かわうそくんあるある”を披露し、男くささをさらに増量します。
で、そこからは…いわゆる男ノリ、男子高校生、男子飲み会に出てくるような話のオンパレード。なので、もちろん基本的には“下半身寄り”。いきなり「昨日、オ○ニーした人、手を挙げて~」というアンケートからはじまり、思春期から現在までの歴史を振り返りつつ、よもやま話。普段のトークライブではけっして明かされないであろうエピソードの数々に、神保町花月はいままでにない笑いで満たされていきます。
話の性質上、詳細を明かすことはとても困難なのですが、明かせる範囲で言いますと、たとえばRGは下半身を病に冒されたときの驚きを披露。カナリア・ボンの頭を股間に見立てて、病を発見するにいたった模様を詳細に語ります。なお、ホワイトボードに描かれたイラストは、そのときにRGが自分の股間で遭遇した「なんだか宇宙ガン、スペースキャンサーのようでした」という未知の生物。なお、これに関する一同の反応は「うぉー、めっちゃいかついやんけ!」という、まさしく男ノリ。
そしてもうひとつ。川島が歳を重ねるに連れ好みも変わってきたという話。「若いコのことが気になったり、年上の人のことが魅力的に見えたり、いろんな時期があってんけど、いまはもう人じゃない感じがよくなってん。で、一番の理想はな、ヒョウがな、スッと立ち上がった状態に惹かれんねん」との話が披露されると、場内は大爆笑。「え、どういうこと?」というツッコミを受けると、ホワイトボードにイラストを描いて「ウエストのくびれてる感じもええと思うねんな」と力説し、思いのたけを存分に語ったのでした。
というわけで、ロッシーが「ほんますいませんね、当たり障りなさすぎる話しかしませんで」という通り、まったくなんの足しにもならないトークライブはこうして終了。終演後、お客さんが「今日みたいなのは楽しいなあ。ああいう話大好き」と、友達(もちろん男性)に話しかけつつ、どこかスッキリしたような表情で帰っていったのが印象的でした。次回があるのかはわかりませんが、会場全体が部室のような、すてきなライブであったことが間違いありません。
では最後に、川島による「いま一番の好みのタイプ」のイラストをアップでどうぞ。
【野性爆弾】【レイザーラモンRG】【カナリア】【POISON GIRL BAND】【阿部智則】