浜松の魅力がてんこ盛り! NGKで『はままつ新喜劇』公演が決定
全国各地の自治体、企業、団体とネットワークを築き、笑いの力で地方の活性化に寄与しようという取り組み「エリアプロジェクト」。昨年のスタート以来、鳥取県、熊本県とのコラボレーション新喜劇や「住みます芸人」など、幅広い活動を展開しています。そんななか、今度は静岡県浜松市とタッグを組んでの『はままつ新喜劇』公演が決定! 10月4日(火)~10日(月)、大阪・なんばグランド花月で浜松市の魅力をたっぷりアピールすることになりました。
今年7月1日に市制100周年を迎えた浜松市と、来年100周年を迎える吉本興業――この不思議な縁から実現した今回の公演。9月26日(月)に行われた記者会見では、鈴木康友浜松市長、弊社代表取締役会長・吉野伊佐男、前神奈川県知事で現在は弊社で「エリアプロジェクト」に関わる松沢しげふみが出席し、経緯や意気込みを語りました。
鈴木市長は、「いま、地方自治体にとって、地元をいかに活性化するか、売り出していくかという“シティプロモーション”が大きなテーマになっている」とし、鳥取県、熊本県に続く「市」としては初となるコラボレーションに、しっかり取り組みたいと宣言。さらに「世界的な企業が立地し、産業力を背景に発展してきた街。農業でも全国第4位の生産額を誇り、工業農業とバランスのいい土地柄です」と浜松市のPRも忘れません。有名なうなぎをはじめ名物も多く、「これを機に、街の魅力をぜひ関西、さらには全国の皆さんに知っていただきたい」と期待を寄せていました。期間中は、市制100周年キャラクター“出世大名家康くん”が新喜劇に出演するほか、8日(土)には鈴木市長自らも舞台に上がる予定なので、こちらも楽しみです。
続いて弊社会長・吉野が、「浜松市は非常に大きな市で、音楽の街、浜名湖、うなぎなど知名度も高いと認識しているが、市長によると関西ではまだまだとのこと。今回の『はままつ新喜劇』が、イメージアップにつながれば」とコメント。また、会見に同席した松沢は、実は鈴木市長とは松下政経塾の先輩後輩という間柄で、そんな縁から応援に駆けつけました。松沢氏曰く、「話し上手でユーモアがある鈴木市長は、全国でもっとも新喜劇に向いている市長さん」。「浜松市制100周年のキャラクター“出世大名家康くん”にちなみ、“出世市長康友くん”として、これからますます浜松市の活性化に向けて活躍していただきたい」とエールを贈りました。
ここで、『はままつ新喜劇』に出演する吉本新喜劇座長・辻本茂雄と浅香あき恵が登場し、会見はさらに賑やかに。現在、浜松を舞台にしたストーリーを練っているという辻本は、「半分ぐらい仕上がっています。笑いあり、涙あり、そして必ず大爆笑ありという……こう言いながら自分にプレッシャーをかけておりますが(笑)、楽しい『はままつ新喜劇』にします!」と抱負を語りました。一方、過去のコラボ新喜劇すべてに出演している皆勤女優・浅香は、「私は辻本座長の横で“可憐な”花として……」と話し始めましたが、すぐさま辻本から「間違いです。“枯れた”花です!」とツッコミが入り、場内は大爆笑。それでもめげずに「鈴木市長はとっても男前! そんな市長と、こうしてお話できるというのも私の幸せです!」と笑顔を振りまきました。
辻本は、「浜松の旅館を舞台にいろんな騒動が起こるというストーリー。最後は感動できるものにしたいと思っています。当然、セリフのなかには名物がいろいろ出てきますよ!」と、気になる中身もチラリと披露。本人役で出演する鈴木市長については、「黙っていると男前なのに、しゃべると三枚目になる。だから新喜劇への出演も大丈夫! 必ず5つは笑いをとってくれるでしょう!」とキッパリ。昔からの“新喜劇ファン”という鈴木市長も、「迷演技ではなく名演技になるよう、頑張ります!」と、力強く応えていました。
質疑応答で新喜劇を選んだ理由をきかれ、「私たちがやると、どうしても堅いものになってしまう。吉本さんは笑いのプロ。新喜劇のテーマに取り上げるだけでなく、周辺にいろんな仕掛けもやってもらえるので心強い」と答えた鈴木市長。「せっかくのご縁なので、今後もご協力をいただければと思っています」と笑顔で締めくくりました。
期間中は、NGK周辺ものぼりやパネル、ポスターなどで浜松市一色に染まる7日間。笑いと感動と発見がいっぱいの『はままつ新喜劇』に、どうぞご期待ください! なお、この模様は10月29日(土)12:54~MBS、同日14:00~SBS静岡放送で放送される予定です。お見逃しなく!