陣内、主演映画の国際線上映に「大チャンスやと思ってます!」
千葉県成田市と吉本興業が共同制作した地域発信型映画『ソラからジェシカ』が、JAL国際線機内映画プログラムとして11月から上映されることが決定し、本日10月5日(水)、成田空港整備地区・日本航空A格納庫内にて記者会見が行われました。
地元への熱い思いを映画を通して実現するプロジェクト“地域発信型映画”として制作された『ソラからジェシカ』は、成田市の落花生工場を舞台に、寡黙な男とペルー人女性との心のふれあいを描いた作品です。第3回沖縄国際映画祭にも出品され、話題を呼びました。
会見には、成田市長、日本航空成田空港支店長と共に、『ソラからジェシカ』主演の陣内智則と佐向大監督が出席。さらに、住みます芸人のゴールデンボーイズ、成田市観光キャラクターのうなりくん、成田ブランドの推進を手掛ける成田空援隊のメンバーのみなさんも駆け付けました。
本日の会場は航空機格納庫に駐機したJAL鶴丸塗装機(ボーイング767型)の前に設置され、まずは機体をスクリーンに見立てて予告編が上映されたところで会見がスタート。
普段とは一味違った記者会見の様子に、陣内は「こんな立派な飛行機の前で記者会見するのは最初で最後やと思います」と、感激の様子。
さらに、国際線で自身が主演を務めた映画が上映されることについては「今年の2月に寒いなか成田で撮った作品がまさか世界に行くとは。本当にうれしく思っています。そしてこの作品をJALさんが機内で放送してくれるという懐の深さに本当に感謝してます。これからできる限りJALを使おうと吉本興業と話しました(笑)。30分っていう短編なので、1時間半で着く韓国なんかに行く時は、この『ソラからジェシカ』を3回見て頂いたらとても楽しくなると思います。僕も11月からは機内で『ソラからジェシカ』を見たいと思います」と、喜びいっぱいでコメントしました。
また、映画にも出演した小泉成田市長は「国際線で上映されるということは、当然海外の方も見て頂くことになる。世界に成田がPRできるし、できることならハリウッド関係者の方に見て頂いて、陣内さんと私がハリウッドデビューをさせて頂ければなおいいと思っています」と話し、笑いを誘っていました。
質疑応答に際には、記者から陣内に対して「主人公は“無口で女っ気の全くない男”という普段の陣内さんとは真逆の人物だと思うんですが、こういうイメージが世界中に流れることについてどう思っていますか?」という質問が。これに対して陣内は「大チャンスやと思ってます! それこそハリウッドの監督が見て『コイツの寡黙さ、使ってみたいな』と思って頂いたら。これは本当にふってわいたチャンスです」と、前向きでした。
『ソラからジェシカ』は、2011年11月1日(火)~11月30日(水)の期間、LAL国際線全路線(ただし、エンターテイメントシステムMAGICⅢ、Vを使用している機材のみ。詳しくはhttp://www.jal.co.jp/inflight/inter/jen/まで)で上映されますので、国際線に乗った際はぜひご鑑賞ください!
●『ソラからジェシカ』HP
http://jessica-from-sky.laff.jp/