【ライブレポート】11/6「THE MANZAI 2011」本戦サーキット・東京ラウンド
11月6日(日)ルミネ the よしもとにて、2011年で最も面白い漫才師を決定する大会『THE MANZAI 2011』の本戦サーキットの三回目が行われました!
ここで「THE MANZAI 2011」のシステムをおさらい。予選を経て選ばれた50組の「認定漫才師」は、全国5ヵ所で行われる「本戦サーキット」のうち2回に出場。各ラウンドの順位によって与えられるポイントの合計で上位15組が、決勝大会へと駒を進めることができます。また、本戦サーキット終了後、惜しくも15組に入らなかった16位~25位により、あらたにワイルドカード決定戦を開催。敗者復活ともいうべき1組を決定し、合計16組で12月に行われる決勝大会を戦うこととなります。
ということで、10月にスタートした本戦サーキットも、ルミネ the よしもと→よしもと祇園花月ときて再び東京ラウンド。今回はあらたに、前回マスコミのためのスペースだった立見席を開放するほどの大盛況ぶり。どんどん注目度も上がっていることを伺わせます。なお今回のMCはあべこうじ。軽やか過ぎるほどの軽やかさと持ち前の胡散臭さを全開にして進行していきます。今回登場したのは、50組の認定漫才師のうち20組。5組ごとに矢継ぎ早に登場します。
まずはエルシャラカーニ、囲碁将棋、磁石、銀シャリ、流れ星。
囲碁将棋は、ネタ合わせに欠席した理由を訪ねられた文田「チャゲだったからね」と、らしさ全開。
赤と青のシャツでおなじみ磁石は、持ち前のリズミカルさが炸裂。「おれ、ソウショキ系男子だからね」「それはジョンイルだから!」に場内爆笑。
つづいては東京ダイナマイト、キングコング、ナイツ、ダイノジ、トータルテンボス。
いつも以上に華やかな衣装をまとった東京ダイナマイト。「お前、離婚したんだって?」「お前もだろ!」と、誰にも真似のできないツカミで独自の世界へ。
ナイツは伝家の宝刀、言い間違い漫才。若干噛んだしまったことを、結果発表時に塙は悔やんでみせますが、後半ブラックさも取りまぜ安定感抜群。
3ブロック目は2700、パンクブーブー、バッドボーイズ、ジャルジャル、南海キャンディーズ。
まさかのしゃべくり漫才? という導入の2700。しかし、すぐさま八十島が歌いだし、ツネはダンシング!
M-1の覇者でもあるパンクブーブーは、うまさ炸裂。巧みな構成の4分間で、会場に笑いの連鎖を起こしました。
そしてニレンジャー、ハライチ、我が家、グランジ、平成ノブシコブシ。
ハライチはノリボケ漫才でなく、岩井がファンレターを読みあげ、澤部が翻弄されるという新バージョンで勝負。
トリを飾った平成ノブシコブシ。キレた上にムチャブリする徳井に、今回も吉村が存分に振り回されましたのでした。
そしてサーキット終了後は、早速集計。集計の間には、全員がステージに上がってのトーク…のはずが、なぜか澤部イジリになったり、ダイノジ大地と2700ツネのコラボレーションが実現するなど、エンターテイメントなやりとりが満載。ネタの披露が終わった後も、お楽しみが待っているのが、本戦サーキットのもうひとつの魅力です。
そしてついに上位3組だけがその場で発表! 果たして気になる結果は…
1位 パンクブーブー(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
2位 ナイツ(マセキ芸能社)
3位 磁石(ホリプロコム)
本戦サーキットは残すところ、あと2回! この2回で、いよいよ決勝進出の15組が決定します!! ぜひ会場に足を運んで熱戦を目の当たりにしてみてください!!
●本戦サーキット日程
◎11月19日(土) 大阪ラウンド 会場:5upよしもと
◎11月27日(日) 東京ラウンド 会場:ルミネtheよしもと
●『THE MANZAI 2011』公式サイト
http://www.themanzai.com/