宮城県に全国初の2組目の住みます芸人・オコチャ誕生へ!
「あなたの街に“住みます”プロジェクト」に新展開です。
宮城県の「住みます芸人」が、全国初の2組となり、新しく宮城県に住むことになる「オコチャ」のお披露目会見が、11月22日宮城県仙台市にて行われました。
これまで宮城県では、5月中旬より、東京から移住してきたスーパーギャルズ(けんぞう、親方)の2人が、東日本大震災で被害を受けた地域へ訪問し、ふれあいや演芸を届ける「よしもとあおぞら花月」などを中心に、震災復興に関わって活躍してきました。
今回、宮城県に2組目の「住みます芸人」オコチャが配置されることになったのは、震災から8ヶ月が経ち、今後も東北地方の復興と地域の活性化を同時に継続的に進めていくための判断からです。
会見には、オコチャとスーパーギャルズに加えて、東北放送で放送中の番組「地元応援バラエティ このへん!!トラベラー」に出演のトータルテンボスとオリエンタルラジオが、2組の応援団として出席しました。
彼らは、2009年5月の放送開始以来、宮城県内を隅から隅まで回っており、宮城県への関わりが特に深い2組です。
まずは、オコチャの1年先輩のトータルテンボスから、オコチャにエールを送りました。
トータル・大村:オコチャは、NSCでも一期下(トータルテンボス=NSC東京3期生、オコチャ=同4期生)なので、前のコンビ「ラウンドジャックのボケ担当・富田君」の頃から知っています。しかも、プライベートでも仲良くしておりまして、彼は本当にコンパの仕切りが上手く、彼の考えた「2番目指さしゲーム」は、その場の参加者が誰も嫌な思いをしない、全員が楽しくなる優れたもので・・・
と、どんどん脱線するトータルを修正するオリラジ中田。
オリエンタルラジオ・中田:何の話ですか?会見ですよ!
トータル・大村:え~、そんな彼ならきっと、仙台でもうまくやっていけると思います。
オコチャ:やめてよ~、すごく緊張して会見に臨んでるんだから~
そんな流れをきちんと、戻してくれる優等生のあっちゃんです。
オリラジ・中田:オコチャさんが入ることで、より宮城県が充実していくということで、スーパーギャルズとともに、日本で宮城を一番盛り上げていこう、元気にしていこうという気概が会社からも感じられます。素晴らしいことです。
オリラジ・藤森:真面目だなあ。
オリラジ・中田:コメントというのはこういうものです。我々の仕事はそういうことです。わかりますか?トータルさん。
オリラジ・藤森:オコチャさんには、「このトラ」にも出ていただいて、一緒に盛り上げていけるのを楽しみにしています。
ここで、トータルテンボスの宮城でのレギュラーのラジオ番組の話が出たのをきっかけに、藤田からむちゃブリが入ります。
トータル・藤田:ラジオの話が出たところで、オコチャさん、ここで面白い話をしてもらいましょうか?すごい面白い話をですよ。
中田が「オコチャさん、こんなのはやらなくていいですよ」と止めるが、
オコチャは意を決して「やりますよ!」と、短い漫談を披露します。ここでは漫談の内容は割愛しますが、十分にハードルを上げたせいで、会場は案の定水を打ったような静けさに。
オコチャ:オレ頑張ったよ~やだよ~、こんなの~!
と、絶叫するオコチャと対照的に微笑むトータルテンボス。
ここで、気を取り直して、改めてオコチャから「宮城県住みます芸人」就任のあいさつがありました。
オコチャ:このたび宮城に住むことになりました、オコチャでございます。よろしくお願いいたします。僕、NSC(東京)の4期生なんです。ロバート、インパルス、椿鬼奴、POISON GIRL BANDなど同期が「華の4期生」と言われて、豊作の年と言われているのですが、一部では僕のことを「華の4期生最後のツボミ」と呼ばれています。なので、仙台で花が開けばと思っております。
僕は、ピン芸人の傍ら、作家業もやっており、脚本やお笑いライブの構成などもやっていますので、仙台でもそんな仕事がやれればと思っております。
宮城でお笑いライブを見るという習慣が当たり前になるように、そんな意気込みでやっていければと思っております。
トータル・藤田:なるほど、青島幸男さんみたいなことだね。
オリラジ・中田:しゃべらないでいただけますか。
ここで、会場の記者さんからの質問に答えていきます。
Q:今回宮城に「住みます芸人」として来た経緯は?
オコチャ:新潟で司会・構成など全部自分でやる形で、お笑いライブをやってきていた。同じく新潟で夏フェスの司会を2度ほどやった。「ユニコーン」「矢沢永吉」「オコチャ」の順で登場するみたいなシチュエーションがあったりして(笑)。そんな新潟での実績が買われたということだと思います。
Q:宮城県のイメージは?
オコチャ:まずは作家・伊坂幸太郎先生のイメージ、最近はコンピューター将棋「ボナンザ」の開発者が東北大学の方で知的な街のイメージですね。
Q:2組になってこれから何をしたい?
スーパーギャルズ:
けんぞう:2組で、仙台でお笑いの文化を広めて、もっとライブの数を増やして、お笑いが根づいていけば。宮城だけでなく、東北全部に伝わればいいですね。
親方:これまで被災地を回ってきたが、今後ももっと、被災地を含めて、県内のいろんなところを回っていきたいです。
オコチャ:今までは、東京でしか見られなかったお笑いライブを、どんどん仙台に持ってこられるよう頑張ろうと思っている。
と、順調に進んでいた会見でしたが、最後に顔なじみの記者さんから、スーパーギャルズ・けんぞうへの一発ギャグのむちゃブリがあり、それに応えたけんぞうが「ひじからミソ出る~!」を披露。それに巻き込まれて、オコチャも再度のむちゃブリで一発ギャグ「左手だけかわいい不良」を披露しました。
今度は場内笑いと拍手が起こり、非常にアットホームな雰囲気の中、会見は終了しました。
宮城県のみなさん、オコチャとスーパーギャルズの2組をよろしくお願いします!