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2011年12月15日 (木)

「今度こそワールドチャンピオンに」斎藤隆選手がアリゾナ・ダイヤモンドバックス入団会見で思いを語る

12月15日(木)、吉本興業東京本社にて、メジャーリーガーの斎藤隆選手が、アリゾナ・ダイヤモンドバックス入団会見を行いました。

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今回の会見は、よしもとクリエイティブ・エージェンシーとマネジメント契約を結んでいる斎藤選手が、2011年シーズンに活躍したミルウォーキー・ブリュワーズから、アリゾナ・ダイヤモンドバックス(ナショナルリーグ・西地区)への移籍が決定したことを受けてのもの。会場には雑誌やTVなど、たくさんのスポーツ報道関係者が集まりました。

そんな中、登場した斎藤選手は冒頭まずは「このたび私、斎藤隆はアリゾナ・ダイヤモンドバックスへと入団にすることになりました」とコメント。入団への経緯について「何球団からもオファーいただいた中、ここ数年はワールドチャンピオンになりたいという思いでプレーをしておりまして、シーズンに力になれた上で狙えるところはどこだろうと考えた上で、ダイヤモンドバックスに決断いたしました」と説明しました。

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以下は、訪れた記者たちとの一問一答です。
――ダイヤモンドバックスのチームとしての印象は。
「やはりプレーオフでの最初の大会の印象が強くて、ピッチャーも野手も若い伸びてきた中にベテランもいるという、非常にバランスがいいチームだなと」
――アリゾナという温かい気候も選んだ要因?
「たしかにアリゾナはミルウォーキーと違って温かいですけど、逆にクーラーの冷えに気をつけなくちゃかなと」
――目標は?
「登板数が多ければいいなとは思いますが、まずは初心に返ってひとつひとつを大切に投げたいなと。その結果が積み重なって登板数が50とか60になるといいですけどね」
――来年は42歳になられます日本人メジャーリーガーとしては最年長ですが。
「マウンドに上がったときは、年齢をまったく考えませんけどね。ただこの年齢になりますとトレーニングや食事など、いろんなことが影響してくるので気を遣わなければいけないなとは思います」
――オフの予定としては?
「もうトレーニング自体は始めてます。ただ投げるにはほど遠い状況で、いつ仕上がるのかわからないような感じではありますけど、だいたい順調にきてると思います」
――メジャー7年間で5球団ということですが。
「複数年で、という思いはかつてはありましたけど、今は新天地が楽しみになってきてるのもありますね。不安はあるんですけど、新鮮な気持ちでチャレンジできる、そのことに幸せを感じますね。現在は純粋にダイヤモンドバックスの一員として、いいチームを作っていけたらと思います」
――過去6年間で5度のプレーオフ。その上はやはりほしいですよね。
「そうですけど、やはり上に行けば行くほど、勝つことはもちろんですけど、普通にプレーること自体が難しくなるのでね。でも、やはり諦めるわけにはいかない。プレーヤーとして体が動く限り、そしてチャレンジを許される限りは、挑んでいかなくちゃいけないなと」
――そんな中、また新たに日本人選手が何人かメジャーへ挑戦すると報じられていることについては?
「どの選手が、とかはなくて、単純にそうやってメジャーを目指そうとしてくれている気持ちが嬉しいですよね。一緒にプレーできるのを楽しみしています」

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最後に自身のサインとともに、座右の銘という「雲上在点」、さらには記者から促されて照れながらも「ワールドチャンピオン」と記した黒板と一緒に笑顔で撮影。新天地での活躍を誓っていました。来シーズンの斎藤隆選手の奮起に期待しつつ、ぜひみなさんも大きな声援を!

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