“吉本新喜劇の最終兵器”今別府直之がNGKで単独ライブ敢行!
吉本新喜劇の今別府直之が、自身初となるなんばグランド花月での単独ライブ『俺は伝説になる』を行うことになりました。今別府は、友近やガリガリガリクソン、モンスターエンジン・西森らと同じNSC大阪23期生。卒業後、新喜劇に入団し、数々のギャグやモノマネで観客はもちろん芸人たちの度肝も抜いてきました。また、小籔千豊が率いるヒップホップユニット・ビッグポルノの弟分・スモールポルノでも活動中。人呼んで“吉本新喜劇の最終兵器”こと今別府の個性が炸裂するライブに、注目が集まっています。1月30日(月)の制作発表会見では、『人志松本のすべらない話』でおなじみMVS常連芸人であり、同イベントにも出演する小籔千豊&兵動大樹とともに登場、意気込みを語りました。
「本日はお忙しいところ、お足をおはしこびいただき……」と、のっけから噛みまくりで笑いを誘った今別府。しかし、「芸歴12年を迎え、今年こそは一念発起、勝負の年だと思い、NGKでのイベントをさせていただくことになった」と話す表情は、真剣そのもの。「誰もやったことないことをやろう、という意味で、このタイトルをつけた。やるからには不撓不屈の精神で臨んでいきたいと思っております」と、同イベントに込めた思いを明かしました。また、兵動、小籔に加え、島田一の介、土肥ポン太、テンダラー、浅越ゴエなど豪華なゲスト陣も魅力ですが、今別府は「会社からは、ゲスト頼みだと揶揄されている」と憤慨。「俺が集めたメンツだ!と一括してやりました」と鼻息荒く語りました。
兵動は、同イベントの実態が今一つつかみきれていない様子ながら、「こういうキャラは常に“吉本の最終兵器”と言われてきましたが、あまり炸裂してるのを見たことがありません(笑)。しかし、今回、この男は炸裂します!」と強力プッシュ。一方、小籔によれば、同イベントには二つの意味があるそうで、「新喜劇の未来がかかっている大切なイベントであること、そしてこんな常軌を逸したイベントないでしょ、という珍しさ。この二つをウリにお客様に集まっていただければ」とアピールしました。
「今別府を兵動、小籔の口から紹介するなら?」と聞かれると、揃って愛あふれる厳しい評価が。兵動は、「最近、モノマネされるので言いにくいですけど、華がまったくないですね」と一言。すると、さっそく帽子とメガネを取り出し、“ニセ兵動”になりきる今別府。「このモノマネが始まってから、僕もダイエットがんばらないと、と思うようになりました」と落胆する兵動でしたが、「人懐っこいとこもあるから、こうやって忙しいなかゲストが来てくれる。芸人としては0点というかマイナスですが、人の良さは100点」と太鼓判を押していました。
「インパクトがあり、師匠方からもいじられるような見た目、これは今別府の武器」とは、小籔による評。ところが続いて出てくるのは、激辛のダメ出しばかり。「40歳になる今まで童貞で彼女もいないくせに、新喜劇に入ったときは『一度だけ彼女がいた』など、数々のウソをついてきた」「先輩方との食事会でまったく動かない」「あらゆる手を使って後輩におごらない」などなど、次々に飛び出す「すべらない」今別府エピソードに、会見場は爆笑の連続です。ただ、こうした悪いところも最近は改善されてきたそうで、後輩におごる姿もたびたび見かけられるように。「芸人としての資質はゼロでしたが、キャンバス的には真っ白なので、これからどう描かれていくか楽しみ。ここまで芸人に向いてない人間を見たことがない。全くのゼロというのは、逆にウリなんじゃないかなとも思う」と、よくわからない褒め方で締めくくりました。
当日は、ピンネタ、ユニットコント、さらにトークコーナーの仕切りなどに挑戦し、新たな今別府像を見せるとのこと。小籔によると、イベント中に流れるVTRが衝撃的らしく、早くも噂を漏れ聞いた芸人の間では噂になっているとか。「笑うか笑わないかは別ですが(笑)、珍しいものを見られるのは間違いない」との言葉に、期待がふくらみます。吉本新喜劇の明日を担う男、今別府の晴れ姿を、どうぞお楽しみに!
今別府直之単独イベント〜俺は伝説になる〜
日時:3月14日(水) 19:00開場/19:30開演
会場:なんばグランド花月
出演:今別府直之、島田一の介、兵動大樹、小籔千豊、土肥ポン太、テンダラー、浅越ゴエ、レイザーラモンRG、すっちー、千鳥、宇都宮まき、ガリガリガリクソン スペシャルゲストあり!
料金:前売2000円 当日2500円
お問い合わせ:チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル☎0570-036-912
【兵動大樹】【小籔千豊】【今別府直之】