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2012年2月 7日 (火)

『クロサワ映画2011~笑いにできない恋がある~』出演コン・テユ、イ・テガン インタビュー

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クリスマス直前のロマンチックな出会いをきっかけに、恋に仕事に揺れ動く女芸人の姿を描いた『クロサワ映画2011~笑いにできない恋がある~』が、待望のDVD化決定!

これを記念して、作中で森三中・黒沢と運命的な出会いをする韓国人男性、パク・ソンドル役を演じたコン・テユさん&大久保佳代子さんとのキスシーンも話題を呼んだペ・ウンソン役のイ・テガンさんにインタビューを敢行。作品のみどころから韓国の恋愛事情についてまで、たっぷり語って頂きました!

――『クロサワ映画2011』は、第2回沖縄国際映画祭で2冠をとり、各方面から絶賛された『クロサワ映画』の第2弾となりますが、本作への出演が決まった時はどんな心境でしたか?
テユ「超プレッシャーでした! シリーズものって1より2の方が勢いが落ちてしまうイメージがあったので、前作より多くの人に見てもらえるようにしなきゃいけないっていうところからのスタートで…。でも、クランクイン前にいい刺激をもらって作品に臨めたし、このパク・ソンドルという役をできる人は少ないと思うので、すごく嬉しかったですね」
テガン「僕は、監督からキスシーンがあるって聞いていてすごくワクワしてたんですけど、まさか相手が大久保さんとは思わなかったです(笑)。でも本当に、いつもテレビで見ていた女性芸人さんと一緒に芝居ができるっていうことで、嬉しくて、楽しみでした」

――実際に、女性芸人さんたちとの共演してみていかがでしたか?
テユ「めちゃめちゃ楽しかったです。普通、映画やドラマを撮影をする時はだいたい段取りを確認して、カメリハ、ランスルー、本番なんですけど、みなさんその度にアドリブで演技を変えるんですよ。引き出しの多さを僕らも勉強することができましたし、普段コントをやられてる方々なので、間の取り方が抜群にうまくて」
テガン「とりあえず、楽しかったですね(笑)」
テユ「楽しかった~(笑顔)」
テガン「でも、僕が演じたペは日本語があまりわからないという設定だったので、本番の時はとにかく笑ってしまわないように心がけていました(笑)」

――――お二人が特に好きなシーンは?
テユ「僕は、テガンさんのキスシーンですね(笑)」
テガン「お互いの出ているシーンで言うなら、僕は空港のシーンです。テユさんのあのさわやかな笑顔に、女子はキュンとくると思うんですよ」
テユ「試写の時にテガンが横で見ていたんですけど、そのシーンを見て『ヒョン(=お兄さん)、カッコいいじゃないですか』ってボソッと言ってました(笑)」
テガン「あれはもう、カッコよかったです!」

――他にもロマンチックでキュンとしてしまうシーンがたくさんありましたが、韓国人男性が日本の女性から人気あるのはなぜだと思いますか?
テユ「一番は、表現をするからだと思います。やっぱり好きだったら好き、嬉しかったら嬉しいって言うので。実際に韓国人の男性と触れ合った方だったらわかると思うんですけど、傍から見るとちょっとオーバーに思えても、韓国人男性にとってはオーバーじゃないんですよ。『この人、本当に心配してくれてるんだな』とか『こんなことですごく喜んでるんだな』とか、自分たちの世界とはかけ離れたギャップがいいのかもしれませんね」
テガン「そうですね。いつもストレートに表現するし、韓国の風習的に男はマナーが悪いとモテないので、ちゃんとマナーを身につけているんです。そのあたりが日本の女性は好きなんじゃないかなと」

――映画の中には、韓国特有の“ハグ・デー”や“ダイアリー・デー”などの記念日や、女性へのサプライズについても描かれていましたが、お二人も実際にああいったサプライズをやられたことがあるんですか?
テユ「僕自身はあまりしなかったタイプなんですけど、手伝いはよくしていました。友達のサプライズを企画・構成するのが楽しかったですね」
テガン「僕は、たくさんやった方です(笑)」
テユ「やらなきゃいけなかったんだよね、テガンの場合は。やらざるを得ない状況がありますから(笑)」

――女性からのプレッシャーもあるんですね(笑)。
テガン「ありますよー。サプライズするのにネタがなくて、友達とみんなで集まって何しようかって悩んだり」
テユ「学生時代は大変だよね(笑)」
テガン「大変ですよ!」
テユ「誰かと被ったら怒られますし(笑)」
テガン「日本に来て、『やらなくてもいいんだ!』と思いました(笑)」
テユ「ハハハ(笑)」

――映画が公開されて、嬉しい反響はありましたか?
テユ「感想を言ってくれる女性の熱の入れようを見て、『ああ、いい作品にめぐりあえたんだな』って思いました」
テガン「僕は、反響っていうと99%キスの話でした(笑)」
テユ「あと僕は、自分のアボジ(=お父さん)が見に来てくれたことが嬉しかったな」
テガン「初めてですもんね(笑顔)」
テユ「今まで舞台をやっても、母はよく来てくれてたんですけど、父は来てなかったんですよ。でも、この映画で舞台挨拶をする時に初めて父が来てくれて、すごく嬉しかったです。ただ、客席で一番うるさかったらしくて(笑)」
テガン「『テユ、お前より俺の方がモテるぜ!』って言ってましたよ(笑)。すごく陽気なお父さんで」
テユ「アボジがクロサワ映画の一番のファンになってました(笑)」

――やはり、お二人にとってこの映画で得たものは大きかったですか?
テユ「はい。僕にとっての代表作です」
テガン「僕も、お芝居をあまりやったことがないのに役者として出させてもらって、すごくいい経験になりました。4人の女性芸人さんと仲良くなれたことは今後の日本での仕事に活きると思うし、挿入歌も歌わせてもらってとても嬉しかったです」

――では、4人の女性芸人さんの中であえてひとり、タイプの方を選ぶとしたら?
テユ「僕は(黒沢)かずこさんですね。テガンと大久保さんの恋は昼ドラのように燃え上がっているけど、僕とかずこさんの場合は『冬ソナ』ばりにピュアですから(笑)」
テガン「すいません、ドロッドロで(笑)。僕は、今までだったら大久保さんだったんですけど、今回はあえて大久保さんを外します。仕返しですよ!(笑)」

――仕返し、というと?
テガン「この間、僕たちが出ているライブに大久保さんからコメントVTRをもらったんですけど、『テユとテガン、どっちが好き?』っていう質問に、大久保さんがテユさんを選んでしまったんです!」
テユ「ありがとうございます(笑)」
テガン「だから僕は、えーっと…光浦さん!」
テユ「どうして?」
テガン「光浦さんと一緒にいると、母性本能というか…」
テユ「お母さんってこと?(笑)」
テガン「それぐらい温まるんですよ。他の3人は女の子として壁を建ててらっしゃる気がするんですけど、光浦さんはスッと入りこめるというか…。甘えられそうだから」
テユ「言いたい放題だな(笑)」

――ありがとうございます(笑)。では先後に、DVDを見る方へメッセージをお願いします!
テユ「中高生から熟年カップルまで、幅広く見て頂きたい映画です。それと、日本と韓国、両方の方に見て頂きたいですね。日本側から見ると『ああ、韓国の人ってこうなんだ』って思うところが多いし、逆に韓国の人が見たら『日本の人ってサプライズしたらこんなに喜んでくれるんだ』って、また違った部分で楽しむことができると思うので」
テガン「気楽に見て、笑えて泣けて、本当にいい映画だと思うので、みなさんにおススメします!」
テユ「女子会で見てもいい映画だよね。パクさんを見て萌えてもらえたら嬉しいです(笑)」
テガン「そうですね。見た後に『私だったらこうするな~』とかいろいろしゃべれると思います。女子同士でも、カップルでも」
テユ「みんなで見て、盛り上がってください!」

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●DVD情報
『クロサワ映画2011~笑いにできない恋がある~』
3月7日(水)発売 3,990円
特典映像
※第3回沖縄国際映画祭舞台挨拶
※プレミア上映舞台挨拶
※公開初日舞台挨拶
※劇中歌『ウソでいい…』<韓国語バージョン>ミュージックビデオ
※予告編・TVスポット
※「クロサワ映画」DVDトレーラー

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