【ライブレポート】オトナトークライブ『大人の時間』
2月6日(木)、shibuya duo MUSICEXCHANGEにて「オトナトークライブ『大人の時間』」が開催されました。
次長課長・河本がゲストを迎え、“大人なトーク”を繰り広げようというコンセプトから生まれたこのライブ。記念すべき第一回のゲストには、なんとミュージシャンの山崎まさよしさんが登場しました。
山崎さんのカヴァーアルバム『COVER ALL HO!』収録の『さらば恋人』に、河本がタンバリンで参加したことから親交を深めたという二人。「まさよし兄貴」「河本くん」と呼び合う気心知れた仲のようで、リラックスムードでトークがスタートしました。
“大人”がコンセプトのこのライブは、お客さんも飲酒、飲食、喫煙OK。ということで、まずは山崎さんがビール、河本が烏龍茶を注文し、全員で乾杯!
そのまま「トークライブというよりも、二人がしゃべっているのを覗く感覚で見てほしい」という河本の言葉通り、自然体なトークが繰り広げられていきました。愛煙家の二人らしく禁煙ブームについての話題や、河本が「まさよし兄貴」と呼ぶきっかけになったラジオの話、また、以前は携帯電話を持っていなかったという山崎さんは「結婚してから携帯を持つようになった」と、近況を報告していました。
その後、開演前にお客さんから募った「大人のライブだからこそ聞いてみたいこと」に答えることに。先日40歳を迎え、「30代とは違いますか?」と質問された山崎さんは「40歳は不惑の年と言われるけど、厄年でもあるんですよね。厄に見舞われても落ち着いてなさいよってことなのかな…」とポツリ。続けて「角質とか、代謝系が30代の時とは違う(笑)」と話し、笑いを誘っていました。
一方河本は「大人になったなと思った時は?」という質問に対し、初めて付き合った彼女とのロマンチックな出会いのエピソードを披露。かと思えば、「浮気の切り抜け方を教えてください」という質問に対して、鬼嫁(?)との映画『ソウ』ばりに身の毛もよだつ体験を臨場感たっぷりに語り、会場を盛り上げていました。
他にも、「おススメのホームセンターは?」というマニアックな質問に対して山崎さんがホームセンターの魅力を語ったり(ちなみにおススメのホームセンターは“ビバホーム”なんだそう)、下積み時代のアルバイトの話に花が咲いたり、大ヒット曲『One more time, One more chance』のモデルが当時の彼女であることが明かされたりと、次々に貴重な話が飛び出します。
中でも特に盛り上がったのは、山崎さんの好きなタイプの芸能人について。
こういった話はあまりしたことがないという山崎さんは、しばし考えた後「僕、『最近よう見るなぁ』っていう人がタイプになってしまうんです」と明かします。そんな山崎さんが最近気になっているのは、女優のりょうさんなんだとか。普段はなかなか聞けない話題に、山崎さんファンのみなさんも楽しそうな笑顔で聞き入っていました。
そして休憩をはさんだ後には、ステージに譜面とマイクが!
なんと、ステージ上で即興で曲を作ろうということになったのです。
「『We Are The World』のように今後のゲストの方と一緒に作り上げる歌にしたい」という河本のリクエストを受け、山崎さんは「今から二人でインスピレーションの言葉を繋げて、曲のさわりを作ろう」と提案。
颯爽とギターを抱えアドリブでメロディをつま弾く山崎さんの姿に、お客さんのみならずなぜか河本も「カッコいい~~!」と熱視線を向けます。しかし、ボサノバ調のおしゃれなメロディに山崎さんのつけた歌詞は、会場のduoをもじった「DO~してなんだろう」というダジャレ!
これにはお客さんも笑いが止まらない様子でしたが、続けて河本も「DO~ってなんだろう」と歌詞を付け加え、最終的に「CAN~何言ってるんだろう!?」という歌詞で締めくくられました。
山崎さんのユーモアたっぷりのアドリブで曲が出来上がった後には、河本との出会いのきっかけとなった『さらば恋人』をセッションすることに。さらに、アンコールでなんと『セロリ』まで披露され、河本はソファに倒れ込むようにして「やばいっ!こんなんありえへん!普段チャラ男とかカラオケ行ってないから(笑)。最高やーー!」と大感激の様子でした。
こうして、超プレミアムなオトナトークライブは大盛況のまま終了。
みなさんもぜひ、次の機会に足を運んでみてください!