『吉本百年物語』4月公演初日を終えた陣内智則、国仲涼子、神野美伽が会見
弊社創業100周年プロジェクトの一つとして、大阪・なんばグランド花月で4月から1年間、月替わりの芝居で吉本興業百年の歴史を綴る『吉本百年物語』。その第一弾となる4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」が、4月13日(金)、待望の初日を迎えました。舞台は終始、お客さんの大きな拍手と熱気、笑いと涙に包まれて無事終了。終演後、主演の陣内智則、国仲涼子さん、神野美伽さんが会見を行い、初日の手応えや感想を語りました。
「本当にいいお客さんでした。すごく緊張しましたが、お客さんが乗せてくれたところがある」(陣内)、「この空間でお客さんと同じ空気を味わえたことがうれしい。いっぱい助けられたような気がします」(国仲さん)と、まずは温かい客席のサポートに感謝を述べたふたり。神野さんは、「稽古はしんどかったけど、今日やっと楽しくお芝居ができました」とニッコリ。さらに「お客様に稽古の最後の仕上げをしてもらったなという気がしている。明日からもっともっとよく練れてくるんじゃないかな」と期待を込めました。
質疑応答では、話題の陣内による「フライング」に関する質問が続々。急にふわっと宙に浮き上がり客席の視線をくぎ付けにしてしまうため、陣内は「涼子ちゃんが引き続き、おせいとして芝居を続けているのに、空気読んでないみたいで……」と申し訳なさそう。しかし、客席からは大きな歓声が上がるなど反応は上々で、「みんな『こいつ何しとんねん』という顔されてましたが(笑)。お芝居のなかにああいうエンターテインメントを無理矢理入れるというのが、吉本らしくて好きです」と笑顔で語っていました。
また、陣内からは、舞台終了後、国仲さんが袖で号泣していたとの報告が。「こんな芝居嫌やと思ったん?(笑)」とツッこまれ、国仲さんはあわてて「ホッとした涙です!」。一方の陣内も舞台で本当に涙を流していたそうで、神野さんは「泣くとは思わなかった。『ふがいないなあ』というセリフのところでね……あそこ、すごく好きです」と絶賛。陣内を大いに照れさせていました。
そんな女性ふたりから見た陣内は……? 「やんちゃでかわいらしい部分が吉兵衛さんとかぶる。『まったくもう!』という感じですかね(笑)」(国仲さん)、「めちゃくちゃチャーミングな男性。そして芝居のせりふ通り、いつも本気。そこが魅力やと思います」(神野さん)と揃って最上級の讃辞が。会見中も笑いが絶えず、チームとしての雰囲気のよさを垣間見せていた3人。5月6日(日)まで続く長丁場は、まだ始まったばかり。これからますます磨かれていく舞台に、どうぞご期待ください!