よしもとニュースセンター

『探偵！ナイトスクープ』『土曜はダメよ！』などでおなじみの“こえぴょん”こと桂小枝が、昨年に続いて2度目となる全国ツアー『小枝のらくご』を開催します。昨年の7会場からさらに増え、三重県四日市ホールを皮きりに全11会場で“小枝落語”を披露。そこで4月18日（水）、今回の全国ツアーへの意気込みを語るべく、記者会見が開かれました。

「昨年、全国ツアーをやり、ちょっと手応えがあった」という小枝。たとえば昨年は「小倉舟」をやりましたが、「上方落語にこんな噺があるのか！」「こんなやり方があるのか！」と驚く人もいるなど、観客の反応は実にさまざま。それが、「おそらく昨年来ていただいたお客様は、今年も来ていただけるのでは」という大きな自信につながったようです。そこで、「今年もやろか？」とマネージャー言ってみたところ「やりましょ！」と、話しはとんとん拍子に。「あっちゃこっちゃで落語するというのは楽しいこと。今年も全国の皆さんに上方落語の面白さをちょっとでも伝えられたら」と、早くも気合十分です。そもそも、「60歳ぐらいから、上方落語で各地をまわれたら」と思っていたそうですが、「そのためには練習が必要と思い、去年からツアーを始めた。ところが手応えがあったもんですから、今年もやることになり、おそらく来年もやるんじゃないか。そしてそのまんま年をとっていくんじゃないかと思っています」と笑顔で語りました。

今年は初めて行く場所もあるということで、事前にネタを決めず、その場の雰囲気や状況を見て選んでいきたいとのこと。ほかに桂三金、桂三四郎、露の眞らが出演するが、今年は基本的にゲストなし。「そのぶん僕の落語を2席ないしは3席に増やしてやらせていただきます」。また、今年は来場者の皆さんへ、小枝からささやかなプレゼントも!?　「森永のチョコレート『小枝』を差し上げようと（笑）。落語会のほうも、『小枝』のような、甘くてやわらかい空気づくりができたらなと思っています」と笑わせました。

近年は、「上方落語のことを四六時中考えるようになった」とも。時間があれば落語のことを考えたりネタを繰っているそうで、「何が僕をそうさせているのかわからないけど、うちの師匠が亡くなってから意識がすごく強くなった」と明かしました。しかし、がむしゃらに頑張るのとは違い、「あくまで楽しんでやる」のが小枝流。目指す「こえだの落語」とは、「上方落語の面白さと、江戸落語の品のよさを合わせたもの」とキッパリ。「上品かつ楽しい舞台を目指したい」と、夢を語りました。

今回は会場が増え、初めて落語会を開く土地も多いが、「地元の皆さんとお話しさせていただいたり、おいしい食事とお酒が味わえる打ち上げもツアーの楽しみ」とワクワクしている様子。「日本は不況で震災なんかもあったが、ちょっとでも笑いをお届けできたら」そんな思いも胸に全国を駆け回る小枝の夏に、どうぞご期待ください！

「小枝のらくご」全国ツアー2012
7月6日（金）三重県四日市ムーシケホール
7月28日（土）とっとり市民交流ホール
7月29日（日）島根ふるさとマルチホール
8月4日（土）徳島オデオン座
8月5日（日）高知県弁天座
8月31日（金）名古屋今池ガスホール
9月1日（日）東京・浅草花月
9月8日（土）岡山三丁目劇場
9月9日（日）山口きらぼし館
9月15日（土）兵庫・永楽館
9月28日（金）大阪・天満天神繁盛亭

出演：桂小枝、ほか噺家2人
料金：前売2500円　当日3000円

【チケットよしもと先行】
対象：プレミアムメンバーのみ
受付期間：4月20日（金）11:00～4月23日（月）11:00
抽選結果：4月23日（月）18:00頃

【チケットよしもと二次先行】
対象：プレミアム＆チケットよしもと登録メンバー（メンバー限定なし）
受付期間：4月28日（土）11:00～5月1日（火）11:00
抽選結果：5月1日（火）11:00頃

※一般発売5月5日（土）
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル☎0570-036-912

【桂小枝】