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2012年4月24日 (火)

「みんなで首相を選ぼう!」 松沢しげふみが、新著『もしも国民が首相を選んだら』刊行会見で呼びかけ

4月24日(火)、吉本興業東京本部で、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに文化人として所属している松沢しげふみが、新著『もしも国民が首相を選んだら』の出版会見を行いました。

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4月20日に発売となった『もしも国民が首相を選んだら~憲法改正なしで首相公選は実現できる』(マガジンランド刊・1300円)は、元神奈川県知事であり、かねてより首相公選制の必要性について発言していた松沢が「憲法改正なしで首相公選制は可能」と説く渾身の一冊。

会見場に現れた松沢はまず、本書の出版にいたる経緯を語ります。「私は地方議員、国会議員、知事と24年間、政治の世界におりました。そして中にいるときから『なぜ、こんなに日本の政治が落ち着かないのか』というのを疑問を持ちつつ、身を持って感じていたわけですが、やっぱり国のリーダーは自分たちで選ぶ。そして選んだ責任を自分たちが負う。その政治と国民の信頼関係を構築していく必要があるだろうと。私は実は、第一回の民主党代表選に、若手の代表として菅直人さんの対抗馬として出たことがあるんですが、そのときにも『憲法改正をして首相公選制を』と訴えました。ただ、やっぱり憲法を改正することは大きなハードル。難しいんですね。でも今回は『憲法を改正せずとも首相公選制はできる』ということを訴えたい。そして今度は、国民運動として盛り上げていきたいと決意にするにいたりました」。

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そして「国民運動として盛り上げるためには学者の論文みたくなってもしょうがない。普段は政治に興味がない人、若い人にこそ読んでほしい」ということで、ストーリーが会話で進んで行くように構成。「やっぱり私の中では、もっともっと政治の場でも女性に活躍してほしいという思いから、主人公は若い女性にしました。そんな彼女が、既成政党のひとたちとディベートなどで戦っていった結果、歴代初の女性首相になる物語になっています」。また、表紙と本文のイラストは“もしドラ”を担当した「ゆきうさぎ」さんが担当。オビには田村淳による推薦コメントを掲載しており「大変読みやすく、間口の広い本ができたと自負しています。みなさんで運動を起こしていくことで、ぜひ首相公選制を実現させましょう!」と力強く述べたのでした。

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また、書籍の出版にともない、松沢はウェブサイトを「首相公選制.com」を立ち上げ、現在そちらのサイトでは「現在の国会議員の中で、首相を選ぶなら?」「国会議員以外で、首相になってほしい人は?」「どんな政策を期待しますか?」というテーマを設けた『第1回バーチャル選挙』を実施中。「結果をもと国会議員に働きかけたり、さらなる賛同者を募っていき、運動を盛り上げていくことで、政治家にプレッシャーをかけていきたいと思います」と、自身の本気度をアピールしました。日本を大きく変える流れになることを目指したこの運動、みなさんも一緒に考えて、参加してみませんか?

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●書籍情報
『もしも国民が首相を選んだら~憲法改正なしで首相公選は実現できる~』
松沢成文・林雄介/共著
価格:1300円/ISBN978-4-905054-43-6
マガジンランドより好評発売中

●首相公選制を応援するサイト
http://首相公選制.com/

●松沢しげふみ公式サイト
http://www.matsuzawa.com/

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