なでしこジャパンメンバーに丸山桂里奈選手が選出!
日本サッカー協会(JFA)から発表された、ロンドン・オリンピックのなでしこジャパン(日本女子代表)メンバーに、吉本興業がチーム運営に出資・参画するスペランツァFC大阪高槻に所属する、丸山桂里奈選手が選出されました! 昨年9月、右ひざ前十字じん帯損傷の大けがを負いながらも懸命なリハビリで復帰を果たし、今回の選出となりました。
本日、所属チームの本拠地、高槻市で会見した丸山選手は、まず「発表の名前を聞いたときは、素直にうれしい気持ちと同時に、身の引き締まる思いになりました。今日まで私を支えてくださったすべての皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ロンドン五輪では、自分の持っている力を発揮して、日本中に感動を届けられたらいいなと思っていますので、ひきつづき応援よろしくお願いします」とご挨拶。
このたびの選出をお祝いして、濱田剛史高槻市長から花束が贈られました。
さらに濱田市長から「丸山選手自身、大変なケガをされて、本当にご苦労されたと思います。それを克服されてのロンドン・オリンピック出場ということで、ご本人が一番お喜びだと思います。高槻市としましても、丸山選手がオリンピックに行っていただけるというのは本当に喜ばしく、誇りです。日本の、高槻の皆さんに希望を与えていただけたらと思います。本当にがんばってください」とエールも。
丸山選手は「本当に素直にうれしいですし、ここからが勝負だなという気持ちでいっぱいです」と改めて気持ちを話しました。今日の、なでしこジャパンメンバー発表は、チームの事務所でみんなとテレビで見ていたという丸山選手。この日を迎えるまでは、「今日まで自分ができることを一所懸命やってきたので、あとは発表を待つだけという状態で、気持ちは冷静にして発表を待ったつもりでしたが、やっぱりドキドキしました」と発表の瞬間をふり返りました。
「代表メンバーに選ばれるという自信はありましたか?」という質問には、「自信はそこまでなかった」としながらも、「つらいリハビリを乗り越えてきて、サッカー選手としても、人間的にも精神的に成長したところがあると思ったので、自信というか、『やれることはやった』と強く思っていました」と丸山選手。また、右ひざ前十字じん帯損傷の大けがを負い、リハビリと戦った日々を、「自分のなかで6カ月というのが、長い期間というよりは、ロンドン・オリンピックまであと10カ月あるなかでの6カ月だったので、『まだ間に合う』という気持ちで手術やリハビリをしてきました。リハビリのなかで、今まで自分が体験したことのない思いとか気持ちは毎日ありました。そのときは長く感じたんですが、今ふり返れば、こうしてがんばれたのも近くで支えてくださった人とか、チーム、応援してくれたファンの人たちがいてくださったからがんばれましたし、あっという間だったと思います」と語りました。また、「自分が目標にしてきたロンドン・オリンピックを思い、毎日がんばり、『最後まであきらめない気持ちが自分の夢や目標を叶えるんだ』という風に思えたので、最後まであきらめない気持ちや、精神的な部分がケガした以前よりも強くなったと思います」とケガを乗り越えたことで掴んだ今の強みを語りました。
ロンドン・オリンピックへの意気込みを、「ケガしたときからリハビリしながらも、『ロンドン・オリンピックではこういうプレーをする』ということをずっとイメージしてましたし、今はロンドンで自分が活躍する姿や、『こうしたい』という姿をイメージしているので、いいイメージはすごくあります」と語り、「オリンピックは三度目ですが、まだ得点を決めていないですし、個人的にはゴールに貪欲にプレーしたい。あと、チームとしては、金メダルを獲りたいという気持ちが本当に強いので、チームに貢献したいと思います」と語りました。
ロンドン・オリンピック開幕まであとわずか。なでしこジャパンメンバーとして、女子サッカー初の金メダル獲得を目指す丸山選手を、ぜひみんなで応援しましょう!
■スペランツァFC大阪高槻 公式HP